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刮痧(かっさ)の魅力について語ってみます
昨日仕事終わりに上司であるリハ科の主任に刮痧(かっさ)をさせてもらいました。Twitterでもアップしたのですが。
仕事終わり、うちの主任に刮痧(かっさ)をやりました。
— 中井宏俊@家事×育児×PT×元IT企業戦士が社会を元気にする (@passion_nakai) February 6, 2021
最近疲れが抜けない
腰がだるい
頭痛がする
などなど、普段あまり「疲れた」とか「しんどい」を言わない人なのですが、珍しく疲れておられたので刮痧を提案。
真っ赤に燃えた背中(苦笑)
呼吸しやすくなり身体が軽くなったと即時効果は抜群! pic.twitter.com/WXmoTH7ydd
改めて写真貼り直します。
一見するとめっちゃ痛そうに見えますが、痛みはほぼありません。
そんな刮痧(かっさ)の魅力を短くですが、ご紹介します。
刮痧(かっさ)とは
中国語読みとしては「グアシャ」とも読むそうです。この漢字、馴染みがないのでイメージしづらいと思います。
刮→削る、擦る
痧→皮膚の表面に出てくる赤い点
という意味だそうです。
つまり皮膚の表面を何かしらの道具で擦って(削って)、皮膚の表面に赤い点や跡をつける、みたいなイメージになると思います。
東洋医学で瘀血(おけつ)というものがあります。
血の流れの滞り、またはそれによって起きる様々な症状や疾病を指す言葉である。
つまり気血水の中の『血』の流れが悪くなっていたり、滞っている状態を指します。
それをヘラのような形状のもので擦ることで、解決しようというものです。
ヘラとして使うものは一応何でもいいとされています。ラーメンを食べる時に使うレンゲ、とかでもいいそうです。
ただし、皮膚に接触して使うので、その人との親和性が高い物質で出来ているもので施術すると効果はより高くなります。
プラスチック、石などの鉱物、金属、動物の角などなど。探せばたくさんあります。
私が習ったTORAs(東洋医学&リハビリテーション協会)のセミナーでは水牛の角が素材のものを用意していただき、今でも使っています。
東洋医学&リハビリテーション協会(TORAs)はこちらからご確認ください。オンラインセミナーも開催されています。
https://note.com/toyoreha
刮痧は「刺さない鍼治療」とまで言われているそうです。鍼は刺されるのが怖い、という方には、刮痧がオススメ?かもしれませんね。
刮痧の効果とその目的
刮痧の効果はTORAsのページを参考にまとめると、
・溜まった毒素のデトックス
・体の回復力の増進
・自律神経の調整
・健康効果や美容効果
・即効性や効果の持続性が高い
こんな感じになります。
現代人は色んな毒素になりうるものと接していますね。
ストレスだったり、食べ物、それに含まれる添加物や農薬だったり、いわゆる電磁波とかの類いだったり。
それらの毒素を自分の身体の力で排泄できればいいのですが、排泄が追いつかず溜めがちなのが現代人なのかなと。
そうなると自律神経の調子が整いにくくなります。
それをどうにかするきっかけの1つとして刮痧があります。
ここで刮痧について誤解が生じないように説明すると、刮痧の目的は『治療』ではないということ。
乾布摩擦などと同じ、健康増進や疾病予防が目的になります。
デトックスをし、血の流れを整えて、自律神経の調子を整えて、その人が本来持っている自己治癒力によって、心身の不調を解決するよう導く。
そんなイメージが良いかと。
そこはご理解ください。
おわりに
上記で紹介したTORAsではかっさセラピストの認定講座をオンラインで開催されています。興味ある方はそちらをご覧ください。
東洋医学の基礎な原則となるルールを理解して、刮痧を活用すると良いと思います。
私も整体院や身内、時々職場のスタッフや知り合いに刮痧をしたりします。少しでも周りの方々の健康のために、活動していこうと思います。
最後に、私が以前TORAsのかっさセラピスト講座を受講した際に、刮痧をやっていただいた写真を貼っておきます。ただ出したいだけ(笑)
痛っそー!(苦笑)
でも全く痛くなかったし、この後体調は絶好調になりました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。