アメリカのオンライン授業
世界のオンライン授業について調べる第3段。アメリカです。
アメリカではオバマ政権時にコンピューターサイエンスの重要さを説いた「Computer Science For All」政策でコンピュータサイエンスが義務教育の必須科目となっているそうです。
日本では今年2020年にプログラミング教育が必修化されましたが、アメリカでは2015年、今から5年も前から取り組まれているということです。
アメリカのとある小学校では、休校が発表された3日目からオンライン授業が開始されました。
2016年のレポートですが、州の公立でオンラインスクールが運営されていて小学3年生から無料でオンラインスクールによる義務教育を受けることができるということです。
オンライン授業で利用されていたZoomのセキュリティ脆弱性が社会問題となったり、教員のトレーニング不足など、アメリカであっても手探りで進めているような面もあるようですが、やはり、1歩も2歩も先を歩いている印象です。
我が国、日本では。
2018年から5年間かけて、
年間1805億円もの予算を使って、
3クラスに1クラス分の児童用コンピューターを整備する(!?)
ことを目標とするようです。
3クラスに1クラス分です。1日1コマ程度を目安に子ども達が利用できる環境を整備すると。
2022年。今から2年後でもオンライン授業があたりまえといった風景はやってこない計画です。
ちょっと残念ですね。
新型コロナウイルスの感染が広がることで日本のICT化も加速してくれることを願います。
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