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彼からの「もういいよ」が悲しかった日。



最近起きたできごとが
私にとってとても悲しかったので
noteに書いて消化していく。




お付き合いをしている彼は
私に対して怒ることがほとんどない。



一方で私は我慢することが苦手なので
嫌なことや違うと感じたことは
その場ではっきり言ってしまう。


なので私が勝手に不機嫌になり
喧嘩もどきになることはあるが
いつも彼がなだめてくれて優しく包み込んでくれる。




彼のように怒らず受け止めてくれる
器の大きい人は中々いないと思うし
素敵な人と出会えて良かったと思う。

彼に心の底から感謝をしつつも
その優しさに甘えすぎてはいけないと日々思う。



だからこそ
私は日頃から口癖のようによく言っている言葉があった。


『(私に対して)嫌だなと思うことがあればすぐ言って欲しい。』と。


これは約束である。



お互いに我慢して無理をして
相手への気持ちがなくなってしまうくらいなら
嫌なことはその場で嫌だと言って
話し合って解決したいと思っているからだ。



彼もそのことに同意してくれていたし
「でも嫌だって思うことないんだよな〜」
と呑気に話す姿を見て安心しすぎてしまっていた。



そして今だ。




内容はしょうもないので割愛し簡潔に書くと
彼が話そうとした話題を遮って私がペラペラと自分の話をしてしまったのだ。


私は彼が質問をしてくれたと勘違いをして
自分の話をしてしまっていた。

更に言うと彼に訂正するタイミングを与えないほど話してしまっていたお喋り野郎だったのでこの件は完全に私が悪い。




この勘違いお喋り女にイラっとするのは当たり前で
尚且つそんなことにも気づけていないマヌケ野郎だったので、遠慮なく説教をしていただきたかったのだが


彼は私に何も言わないという選択をした。



でもきっと納得がいっていなかったから
明らかに態度が冷たかったし
その異変には
さすがの勘違いお喋り女でも気づくことができた。


あまり喋らなくなって素っ気ないのが気になって
何があったかを彼に聞いた時
「もういいよ」と言われてしまった。



私が食い下がって
しつこく問いただしても


また今度話すからもういいんだと
話してくれなかったのだ。



(それで私が納得するわけがないので
最終的には白状させた。)



この彼からの「もういいよ」という一言が
とてもとても悲しかった。



私の中でそれは
何を言ってもどうしようもないという諦めからくる言葉だと思っている。



伝えれば改善してくれるという期待があれば
相手に何が嫌だったか伝えたくなるはずだ。


でもどうせ伝えても改善されないと諦めていたら「(どうせなおらないし)もういいよ」と言ってしまう気がする。




私は彼にその後者の認定をされてしまった気がしたのだ。



付き合っていくなかで
彼の嫌がることは極力したくない。
だからこそ
自分で気づけないことは
ささいなことでも言って欲しかったし
もう今後しないように気をつけたいのだ。



でも「もういいよ」と言われてしまっては
彼が何に対して嫌だと感じたのか
知ることもできないし歩み寄ることもできない。

私がいくら察しが良くて何に対して嫌だったか心当たりがあっても、答え合わせをしてくれないとそれがあっているかわからないので結局は改善できない。




彼は私を"伝えても仕方がない人"だと諦めているのかと思うとすごくショックだったのだ。



私は指摘することすらしてもらえない人なんだと
自分のこともすごくすごく嫌になった。



「もういいよ」しか言われない
そんな状況をつくってしまった自分が
本当に情けなくて悲しくて

些細な一言から大袈裟なのかもしれないけれど
日頃から言って欲しいとお願いしていただけに
言われなかったことでかなりのダメージを受けてしまった。




彼にこの話をしたら
そこまで考えてないと言っていた。


後々話していくなかで聞いた
「もういいよ」と言った彼の気持ちとしては
そこまでのことじゃないのに一々言うのもなぁ〜と引け目があったので話さなかったとのことだった。


では何故不機嫌だったのか問いたい。
そこまでのことじゃないのであれば不機嫌にはならないじゃないかと。




気にさせてごめんと
逆に謝らせてしまったのだけれど




やっぱり彼は何も悪くなくて


指摘をしづらくさせている
私に問題があるのだと思う。




私はなんでも相手に伝えられる性格で



彼は言葉にして伝えることが苦手な性格だ。




私の性格も彼の性格も悪いわけではない。

でも伝えることが苦手な彼の性格を私が理解をして
彼が言いやすい環境をつくらなければいけないのに
それができていなかった。


ただそれだけだ。




私が悪いのに
私が彼以上に落ち込んでしまったせいで
結果彼に謝らせてしまった。

そんな自分が情けなすぎて
この件に関してはまだまだ引きづりそうだけれど



彼とお別れをしたくはないので


もっと私も彼に歩み寄らなきゃなぁと思った日だった。




あと悲しい気持ちが先行しすぎて
話していると泣きそうになるのやめたい。笑

結果としては泣いていないけれど
泣きそうになってしまっては意味がない。




もっと人として成長したいものである。



私はそんな失敗をして
反省をしているところではあるが


ここまで読んでくれた心優しい人には
どうか大切な相手に「もういいよ」というのを
やめてあげてとお願いしたい。



その一言は「あなたには期待していない」と
遠回しに言ってしまうようなものだから。


例えそんなつもりがなかったとしても
受け手にはそう捉えられる可能性があるというリスクを知った上で使って欲しい。




この言葉を聞くタイミングが
かくれんぼの時だけになることを願う。


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