彼のような優しい人になりたいんだ。
年末ですね。
なんだかそんな感じがしないけれど。
平和に過ごしているとあまりnoteに書くことがないが、12月は感情の起伏が激しく何度泣いたことかわからないほどである。
すぐに泣いてしまうところは
本当に私のだめなところである。
ついこの前も彼氏の前で大号泣事件があったのでその話について反省の意を込めて書こうと思う。
ことの発端はクリスマス。
不定休の私だが
今年はちゃんとクリスマスイブの日曜日にお休みを取り、ウキウキで彼と一緒にクリスマスを過ごす気満々で準備をしていた。
私は四季のイベントの中でもクリスマスが一番好きで
この季節は街でクリスマスソングが流れすぎて鬱陶しくなる人も多い中、私は11月から率先してクリスマスソングを聴いて浮かれるくらい好きなのだ。
クリスマス当日は
彼とお互いのクリスマスプレゼントを選ぶ予定であったが、日頃の感謝を込めてちょっとしたプレゼントを用意していたし、
お泊まりの朝、彼の横にこっそりプレゼントを置いて「サンタさんきたんだね〜!」なんてしらばっくれる計画であった。笑
とにかく楽しみにしていたし、
仕事を頑張るモチベはクリスマスデートだった。
なのにだ。
彼がクリスマス直前にインフルエンザになってしまった。
感染性期間を考えると当たり前にクリスマスは会えなくなってしまったのだ。
これは私にとって大きな誤算だった。
とてつもなく楽しみにしていたイベントがなくなってしまったのだ。
でも彼に罪はない。
いくら大好きなクリスマスだとしても
理由が理由なだけに
彼を責めるなんてもっての外だし、
私がすべきことは
ただただ早く良くなるように、
そして彼に気を使わせないようにすること。
それだけを考えて彼と接しようと気丈にふるまっていた。
内心は
本当に本当に仕方がないし彼は悪くないとわかりつつも、ずっと待ち遠しかった予定がなくなってしまったのでこっそり1人で泣くくらい悲しかった。
なんて悲観的に書いたが
約束していたイブの当日は
熱の下がった彼とビデオ通話ができたので
他愛もない会話をしてこれはこれでアリだな〜なんて思いながら楽しく過ごした。
なーんだ、そこまで悲しむことなかったな。
なんて思いながら
サンタさんのふりをして渡そうとしたプレゼントも
年末に会う予定があるから
そこで渡せばいいやと前向きな気持ちだった。
しかしだ、
不幸はまだ続き、
その後の予定さえも
彼は続けて親知らずの歯が痛くなり
会おうと約束していた日に病院に行きたいとのことで、またしても私との予定がリスケになった。
これももちろん仕方がないんだ。
彼もわざと体調を悪くしているわけではない。
そんなことは100も承知だ。
でも、
でもさ、
おいおい、待ってくれよと。
大好きなクリスマスも我慢して
渡す予定だったプレゼントも結局渡せないまま
不完全燃焼で年末を迎えるんですか?と。
というかこんなにも彼と会えないのかと。
いくらなんでも悲しすぎるだろって
悲しさが私のキャパシティを超えてしまったのだ。
本当は耐えなければいけなかったのだと思う。
きっと大抵の人は耐えられるんだとも思う。
いつもいつも本当に優しくて
こんなに私のことを受け止めてくれる人はいないと思うくらい優しい彼だから
こんな時に会えない不満をぶつけてしまったら
彼はきっと自分を責めてしまうし
すごく申し訳ない気持ちにさせてしまうから
そんなこと思って欲しくなくて
気にさせたくなくて
でも
私のこの悲しさはどこにぶつければ良いかわからず
何度も不満を彼に言いそうになる自分が嫌になり
ただただ
1人で大号泣をかました。
結局、私に元気がないことは
彼にお見通しで
病院終わりのまだ余裕で歯も痛いなか
私の元に会いに来てくれて
「ちゃんと話して欲しい」と向き合ってくれた。
私は
このことを話しはじめたら罪悪感で泣いてしまうとわかっていたし、
彼にも少なからず罪悪感を持たせてしまうことがわかっていたから
はじめは
話したくない、
せっかく会えたのだから楽しい話をしよう
と抵抗したのだけれど
そんなことを許してくれる彼ではなく
話すまで他の話はしないと言われてしまい
前日にしこたま泣いたにも関わらず
また大号泣しながら話したのだ。
彼を励まして
会えなかったことを気にさせないように振る舞いたかったのに
どうして私は彼のように優しく全てを受け止められないのか、それが情けなくて。
こんな風に自分の悲しい気持ちばかりが先行してしまうことがすごく申し訳ないし嫌なんだと打ち明けた。
こんなことを話しながら泣いていたら
どう考えても私は可哀想な奴になるし
彼もなぐさめるしかないよなぁ、と思う。
どうしてもっと冷静に話せなかったのだろうとも思うし
そもそもなんで彼に悲しんでいるのがバレるような態度を取るんだよと過去の自分を叱りたい。
数日経った今もまだまだこの失態に対する不甲斐なさが消えない。
こんな情けない自分勝手な私にも
彼氏は本当に神対応で、
心の底から良い彼氏だなと思うのだけれど
自分もまだ本調子じゃない体調のなか
「話してくれてありがとう、
俺が悪いから自分を責めないで欲しいし
無理して我慢しないで欲しい」と
私の手を握り優しい顔で話してくれた。
そんな彼の行動や発言を思い返すと今でも涙がでてくるし、改めて私は本当にどうしようもない人間だなと大反省する。
彼はありのままの私でいていいし
そんな所も全て好きだと言ってくれる
海よりも広い心の持ち主だが
私はそれを素直に受け止めて
ありのままで居ようとはこれからも思わない。
やっぱり私は
彼のような優しい人になりたいし
例えどんなことがあっても
私は自分の気持ちよりも彼のことを優先できる人になりたい。
彼の100の優しさに
私も100で返したいのだ。
まだまだ私が20年以上自分本位で生きてきてしまった癖は抜けそうにないけれど、それでも少しずつ彼に還元できるようになれればなと思う。
その気持ちだけは
これから先もずっと忘れずに胸に刻んでいくつもりだ。
大真面目に書いたけれど
なんだか盛大に彼氏自慢をしただけな気もするし
盛大に自分のネガキャンをした気もする。
だが事実なのでこれで良い。
私には伸びしろがあるので
来年に乞うご期待だ。
彼氏よ待ってておくれ、
私も超絶良い彼女になるからな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?