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チョコレートの問題
あちこち旅をしていますとですね、日本ほど食事が美味しく世界各国のものが食べられる国はないんじゃないかと思うんですよ。 がーしかーし!
ご多分に漏れず私もワーキングホリデーってやつでニュージーランドに住んでいた数多くの一人なのですが甘いものが好きな私にとっては天国のような国でしたね。彼らは食後のアイスクリームは欠かさないし冷凍庫には2リッターだったか3リッターのアイスが複数常備されているのですよ。
で、チョコレート。あちらではこのキャドバリーのブランドとNZオリジナルのウィッタカーというブランドの二つがメインなのですがキャドバリーはイギリスがオリジナルでオーストラリア、ニュージーランドに工場があるほどメジャーになっているブランドですね。(NZの工場は閉鎖されましたが)
で、僕ら外国人はもれなく現地人同様この180~200グラムのチョコレートをスーパーに行くとお米やパンを買うかのごとく買い物かごに入れるわけですよ。(俺だけかな?) 日本に帰ってその習慣が抜けず、チョコレートを選ぶのだが僕のお気に入りはピーナツなどのカリカリが入っているそれですね。と言っても100円のブロックチョコとクランキーくらいしかないのだがそれはどうでもよくてどのチョコを食べてもなんか物足りないのですよ。 我ながら足りない脳みそで分析してみると口に入れたチョコレートが水のようにすぐ溶けてしまうのですね。 薄いんです。チョコが。
そしてどの商品も一つが小さく板チョコに至っては板が薄い。食べ応えがないのだ。 そこで僕はキャドバリーを探し求めて現地の何倍もの価格の、しかも150グラムというアジア向けサイズをしぶしぶ買うのであります。
でもね。板は分厚くて口に入れてもじんわり溶けてゆく。日本のメーカーが作る水っぽいチョコとは違うのだよ。みなさん。
概して日本のものは小さくて海外向けはデカい、という構図らしい。 以前香港で誰もが口にしたことのあるヤクルトが見たことないでかいサイズでスーパーに並んでいるのを見たことがある。あれでいいじゃん、と思うのだけどなんなんだろうね。あの小さな日本サイズは。うがった見方をすると(うがったってなんだ)せこく儲けようとしているように見えるんだけど。 食品メーカーはそこのところ説明しなさい。
ということでNZに行くたびに大量に買って自分へのお土産として持ち帰る事の繰り返しなのだが今や海外旅行もしばらくお預け、どうか日本で大きいサイズで安く、販売してくれませんか。メーカーさん、インポーターさんお願いします。