コミュニティに最も必要なことは
「つなぐみらい」は、子育て支援をしている事業者だけのコミュニティ。
その大半が個人事業主で、集客やマネタイズに困っている。だから、みんなの知識を持ち寄って、その悩みが解決できたらと思って立ちあげました。
現在、Slackをベースにしてテーマごとのチャンネルを立ちあげているものの、なかなか投稿してもらえない。
立ち上げ当初は、自分で頑張って投稿してみたがコメントはついても、なかなか次の投稿者が現れない。色んな切り口を考えてみたけど、活性化が図れるような空気にはならない。
どうしよう。。。
そんな時でも、このコミュニティには強い味方がいるんです。
それは、8名のコアメンバー。
コミュニティを立ち上げる時に声をかけ、みんなの意見を聞いてコミュニティの形を作っていった。
どうしていいか行き詰まってきたタイミングで、またコアメンバーに声をかけてみたら、光が見えてきたので紹介します。
まずは、「つなぐみらい」って何なのか確認してみた。
ーつなぐみらいの魅力って何なんでしょうね?
「きっと、単に個人事業主のマーケティングのコミュニティじゃ参加しなかったんですよね。子育て支援事業者だけのコミュニティというのは聞いたことがなかったので参加したんですよ」
「個人事業主じゃなくても参加してもいいと思う。ただ、企業の看板を背負って参加するのではなく、その人自身が子育て支援に強い興味があればいいんじゃないか」
「みんなと少しステージが違うので、マーケティングの勉強がしたかった。ただ、誰でもいいというのではなく、知っている人から教えてもらうことで安心して学ぶことができた」
「子育て支援という共通項の持つ人同士でつながれるのが嬉しい。子育て支援者だけで集まるとほとんどが女性だけど、『つなぐみらい』にはほどよく男性もいて、意見の偏りが少ないような気がする」
現在、Slackというアプリがベースになっているんだけど、投稿できない理由に、Slackへのアクセスが少ないかも?という疑問もぶつけてみた。
ーSlackのアクセスや投稿について
「色んなツールから連絡が入ってくるので、Slackを開く時間は減ってきているかも。ただ、お知らせが出るのでアクセスはしている」
「それよりも、こんな投稿しちゃっても平気かなという不安がいつもある」
「悩みがあっても、どうやって相談をしたらいいのかわからない。コミュニティの中だといっても、少しためらっちゃう」
あらためて、みんなの意見を聞けて本当に良かったと思う。想像していたことだけど、それぞれの言葉を聞くことができて、みんなの気持ちを疑似体感できた。やっぱり、コアメンバーの存在は大きいなぁ。
そこで、これから、みんなが主体的に動き、みんなの役に立つコミュニティにするために、「プロジェクト」という概念を提案してみた。
例えば、Instagramのフォロワーを100人増やしたいと思っている方がいたら、それをプロジェクトとして投稿します(必ず期間も決めて)。そのプロジェクトを成功させるために、みんなが知恵を出したり、コラボして支援できたらどうだろうか?
ーみんなの課題を明らかにして、それをみんなでサポートするようなプロジェクト投稿ってどう思う?
「自分が課題を達成するために取組んでいく過程が、みんなのノウハウになればいいなあと思ってたんですよね」
「どんなプロジェクトであれば、投稿してもいいのか事例を書き出した方がいいかも」
「ノウハウを教えてくれる人を講師として呼んで話してもらってもいかも。そこから、いくつかのプロジェクトが産まれるのもアリだね」
コミュニティは同じ想いを持ったもの同士が集まることがポイントだと思うんだけど、ひとりでグングン引っ張っていくのではなく、みんなで歩む道をリードしていくだけの存在だと思う。
ただ、それだけ強烈なリーダーシップは不要。だからこそ、近いところにコアメンバーがいるって本当に重要だよね。
また、このプロジェクトの投稿がどうなったかはお楽しみに。
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