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34歳でSEになった高卒•コネなし元建設作業員⑥:アプリの実績と無力な自分
名作映画アプリの他に、セクシー女優やアイドルの電子写真集アプリ、ハウツーDVDの素材をアプリにしたりものなどをリリースしました。
電子写真集アプリは稀に審査が通らないものもありましたがダウンロード数は盤石でした。
・前回の記事
34歳でシステムエンジニアになった高卒・コネなし元建設作業員⑤
・自己紹介
はじめまして、パパ飯太郎です。
アプリの実績と無力な自分
これまでリリースしたアプリは私たちがコンテンツホルダーとして提供したコンテンツを使ったアプリでした。
アプリの費用と売上
アプリの開発費は開発会社負担。売上はレベニューシェアで私たちコンテンツホルダー側が売上の2〜5割、残りを開発会社が受け取るという条件でした。
私たちはコンテンツホルダーとして開発会社とアプリを作っていましたが、私たちが提供していたコンテンツはメーカーなどの権利元からお預かりしているコンテンツでした。
ですので、私たちに入ってきたアプリの売上は私たちの手数料を除いて残りのすべてを権利元にお支払いする契約でした。
アプリがヒットしても私たちが受け取れる売上は微々たるものでした。
実際の取り分
例えば100円のアプリが100ダウンロードされた場合、売上は10,000円です。
10,000円のうち30%がAppleの取り分です。
残りの7,000円を開発会社と分配します。
仮に7,000円を開発会社が60%、コンテンツホルダーが40%で分配した場合、コンテンツホルダーの取り分は2,800円です。
私たちはその2,800円のうち30%を手数料として頂いていました。取り分は840円でした。
アプリの売価の5%〜10%ほどになる計算です。
オリジナルコンテンツを使ったアプリの提案と、無力な自分
コンテンツ仲介業の取り分として安いとは思っていませんでしたが、スマホアプリが加熱する中でより多くの収益を上げたいと思いました。
そこで自社でできることを考えた結果オリジナルキャラクターを使ったアプリを作りたいと思いました。
オリジナルキャラクターを使ったゲーム性のあるあるアラームアプリや知育アプリを企画しまして開発会社に幾つか提案しました。
しかし、オリジナルキャラクターを使ったアプリは形になりませんでした。認知されていないキャラクターを使ったアプリを私たちと共同で作るメリットが開発会社にはないからでした。
それは当然の結果でした。