34歳でSEになった高卒•コネなし元建設作業員⑨:動画自動投稿ツール
業務効率化のメリットを実感した私は、次に動画投稿サイトへの自動投稿ツールを開発しようと考えました。
動画自動投稿ツール
開発に至る背景
アダルトコンテンツの配信サイトへの動画データはほとんどの場合DVD納品でした。しかし、幾つかの配信サイトは管理画面にログインして自分たちで動画データをアップロードしていました。
自分たちでアップロードする場合、売上を上げるには、一度に沢山の動画をアップロードするよりも、毎日少しづつアップロードする方がいい結果が出ていました。
しかし、毎日動画をアップロードするとなると今よりも動画の数を増やす必要があるし、数を増やすとそれに伴う作業も増えるし、毎日動画をアップロードする作業をしなければなりませんでした。
プログラムで行う作業と人間が行う作業
作業の棲み分けは、動画の投稿をプログラムで行うことにして、人間が行う作業はサムネイル、タイトル、紹介文の作成などをすることにしました。
アダルトコンテンツはサムネイルがとても重要とされています。
やりすぎはよくありませんが、当たり前のように女性の顔を補正した画像が使用されています。
それだけ見せ方が重要なので、そこを人間が作業して、それ以外の誰がやっても同じ結果になるところをプログラムで行うことにしました。
動画自動投稿ツールの成果
プログラムのおかげで動画投稿のペースが格段にアップしました。毎日3コンテンツを5つのサイトに投稿しました。
人の手を使ってこれだけの作業をするとなると毎日1〜2時間はかかります。それに単調な作業なので毎日やるのは苦痛です。
それがプログラムだとものの10分ほどで完了しました。やりたくない作業を嫌々やらなくてよくなりました。
それに空いた時間をコンテンツ作りにあてることができます。
これこそプログラムで処理するメリットだと思います。
プログラムは人間を排除するものではなく、人間らしい仕事をするためのツールなのだと思います。