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台湾ルーツ旅行記 - 六日目: wifiと 日陰求めて 三千里

なんか隙間風の音がうるさくて起きてしまった。昨日は1時過ぎに寝たはずなのにまだ8時半だった。今日はお休みの予定だったんだからもっと寝させてくれ。
そもそも窓開かないのになんで隙間風が鳴るんだと思って音の出どころを見たら、部屋の端っこの窓が開閉可能だった。そしてさすが、島。海風がすごく強い。試しに開けてみたら窓吹っ飛びそうな勢いだった。閉じてもヒューヒューカタカタとうるさい。

これでは二度寝もできないし、しないにしてもうるさい、どうしようと悩んだ結果、風が入ってくる隙間に濡れたティッシュをひたすら詰め込んだらなんとか落ち着いた。
と思ったら、どうも風呂場の窓を開けてたからただ風の通りが良くなっていただけらしい。風呂場を閉じたら音はほぼ止んだ。それもどうかと思うけど。

完全に目が覚めてしまったので、またディスカバリーチャンネル見たり、ゲームしたりしてダラダラしようと思ったが、先日先々日と、ルームメイクなしにしてて、そろそろ掃除してもらいたいのでがんばって外出することに。
というか、ポンフー到着してからちゃんと日記書けてなかったのに毎日が新しい経験ばかりなので、そろそろ書かないと忘れていく。

で、wifi求めて三千里の旅がいま、はじまる…

いや、日記書くのにはwifi不要なんだけど、写真をfacebookとかにあげていきたかったのだが、ホテルの回線が弱いので、どこか無いかなー…と。
note書きながら今思うと、ホテルで駄目なのに無料回線で何十Mbの写真をアップロードするのは無謀だったな…

とにもかくにも、旅先でPC開いて作業するならスタバだろうという偏見から、この島に一軒しかなさそうなスタバに移動する。シェラトンホテルに併設されていたのを自分は覚えているぞ!

しかし、まだ午前なのに既にそこそこ暑い。そして昨日のバイクの旅で両腕丸出しでブンブン走ってたので普通に日焼けがすごい。真っ赤だ。
それに日差しと汗がしみてなかなか、夏だ。
基本的に海沿いのエリアは風も太陽も遮るものがないので、風が心地よくはあるんだけど潮風なので後で泣きを見そう。

SDIM3548のコピー

シェラトンホテルまで来たが、すぐ前の道路と広場の建設中オーラがすごい。でも工事は特にしてない。
工事中であること自体は、開発が進んでいることの証拠でもあるしよろしいのだが、なんかほったらかし感がすごい。この鉄骨、数ヶ月前からありません?みたいな。
台湾は全体的にこれがある。美観が損なわれるし、何より普通に歩道が使えなくなってたりするので地味に不便。マジでなんなんだろうなー。慣れたらこんなもんだなって思うけどね。
逆に日本がおかしいのかもしれない。

ようやく到着したシェラトン併設のスタバでノマドしようと思ったら、まさかの無料wifiがSMS登録制で死んだ。回線が無いからwifiを使うんですけど!?スタバ使えねえな。

それにしてもここに来るだけでも暑かった。昨日焼けた肌が痛い。数十分歩くだけで重労働だった。
フラペチーノとクーラーで落ち着く。日光を避けるって、大事だね…

結局写真アップロードはできず、日記だけ書く。
ノマド作業の問題は尿意なのだが、このスタバなんとトイレなし。ネットもない、トイレもない!やる気あるのか!シェラトンホテルとくっついてるからってあぐらかいてるのでは?もう来ないぞ!と、ホテル使用者でない外部の人が好き勝手言っております。
まあ、どっちにせよここではネットも使えないから、こないだも行った、無料wifiがあったデパートに移動することに。

デパートの3階のカフェっぽいところでwifiの存在を確認できたので、コーヒーとチーズケーキを買ったら、ミルクや砂糖もなし、チーズケーキはケースのまま出てきた。ミルク砂糖は別に頼んだら奥から出てきた。

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仮にも高級デパートのカフェでそれはどうなのよ。確かに、すごく仮店舗っぽい雰囲気ではあるフードコートではあるけど。
さっきのシェラトンの前での工事現場とかもあったけど、どうも違和感を覚える。やる気がないだけなのかなぁ。

コーヒーいっぱいで1時間以上ねばり、日記もそこそこ書いたので退散。上の階にある映画館で返校見ようかなとも思ったが、次の回まで1時間もあったので帰ることに。

帰り道で本屋を見つけたので冷やかしてみる。まだ午後入ったとこくらいだが、客が全然いないので開いてるのかなにかわからない。不安になる。
コミックの品揃えはかなり良く、なろう物を始めとしたライトノベルもたくさん中国語版置いてあって、値段もオリジナルとそんなに変わらなかった… ように思えた。
伊藤潤二の画集がドーンと置いてあって、やっぱり海外人気すげーなってなった。

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あと、地獄先生ぬ~べ~が神眉ってなってて、なんで眉毛フィーチャーしちゃったの?って一人ニヤニヤしてた。結局何も買わず、怪しい客になっただけだった。

一旦ホテル帰って、やたらと熱い腕を冷やすためにシャワー入って二度寝したりする。起きたらだいぶ夜だった。やばい。
夕飯は、いつも目に入るけど毎回場所を忘れる弁当屋さんに向かってみると、なんと閉まっていたので結局ポンフー初日にがんばって買った食堂に行く。

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店の上部にあるメニューにオムライスってのがあったのが前から気になってたが、ちょうど前の客が「タンパオファン」みたいな発音の注文をしていて、たぶんこれだと思ったので発音を真似て注文してみたらなんとか通じた。嬉しい。

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また、街にはそこら中にサボテンジュースなりかき氷なりジュース屋さんが乱立してるが、ホテルの前にもあるので気になっていた。店の前でマゴマゴしてると、一瞬で観光客且つ日本人とバレたのか、常連っぽいお客さんが話しかけてきて「This is very good!」みたいなことを言ってきてくれたのでレモンジュースを頼んでみた。中国語発音ではリーモンズー。

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ホテルの部屋に戻って一人飯。
弁当は結局いつもの箱に詰め込まれるので、メニュー写真とは全く違うものになるが、うん、十分オムライスだった。リーモンズーもほんとにレモン汁って感じで安くてあっさりと美味しい。

日焼けが収まる気はしないが、一日休みはしたので明日もバイク旅をする。ホテルの人にまた8時半にレンタルをお願いして、「腕赤いね!」って日焼けを突っ込まれたりする。
そういえば上着を買いたいなと思ってたんだが、ご飯注文するだけでこんなに困っているのに服なんか買えるわけないだろ!ということで結局半袖しか持っていないんだった。
…まあ、なんとかなるだろ!まだ内側がある!ハンドルを逆持ちすれば大丈夫だ!

もはや恒例になってきた寝る前のディスカバリーチャンネル/アニマルプラネット視聴。
気まぐれにカートゥーンネットワークにしてみたら、SwitchのCMが流れて、中国版ゼルダの伝説夢をみる島リメイクだったので急いでスマホを構えたが、間に合わず全国共通な、ただのNintendoロゴの写真だけが撮れたところで本日は就寝。

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