チクチクとともに生きていく　#15分note

多分昨日とそんなに変わりがない日のはずなのに、なぜか聞こえてくるひとことひとことが自分を悪く言っているように思える、やることなすことがすべて裏目に出ているような気がする日。ちょうど今日がそんな日だった。

きっと自分の心の持ちようなんだ、ってわかっていても、理屈じゃない。
そう感じてしまうものはしかたがない。

"そういうのはきっと時間が解決してくれるから、あまりこだわらずにやりすごすのがいいよ"

うん、わかってる。

でも、心がチクチクざらついているのは事実。
チクチクしているのは今なんだ。未来じゃない。

もう若くないから人前では自動的に上手く立ち振る舞えるようになってる。

でも、もう若くないから、気持ちを打ち明けて悩みを聞いてもらえる先輩もいない。

お酒を飲んでも、猫の頭をなでても、チクチクはチクチク。

そうなんだよ。正解は、

"そういうのはきっと時間が解決してくれるから、小さくなっていつか忘れてしまうまで、そのチクチクに耐え続けるしかないよ"

人間って、そんなかっこいいものじゃない。
苦しみながら、悩みながら生きていくもの。

いつも明るく元気なあの人も、きっと心にチクチクを抱えている。

自分だけじゃない、って思えば、少しはラクになるかもね。