風邪になりがちで中耳炎に。耳にチューブも入れた経験を持つ我が家の対処法
「季節の変わり目、子供が風邪を引きやすくて困る」
そんな悩みをもつママ・パパは多いと思います。
実際、私の長女もそうでした。
よく熱が出る
鼻水がダラダラ流れる
そんなことがよく起こります。
そして鼻水が止まらないと心配になってくることが「中耳炎」です。
長女も中耳炎になりました。
そして、中々治らず手術をすることにまで発展してしまいました。
今日は中耳炎についてと、私達が行った対処法についてお話します。
少しでも、同じ悩やみをもつ方の参考になれば幸いです。
鼻水をこまめに取り除いてあげること
中耳炎を防ぐ、早く治すためには、原因となっている鼻水を取り除いてあげることです。
鼻水が残っていれば感染するリスクは上がってしまいます。
・鼻をかませる
・口で吸う ※おすすめしません。吸った本人が風邪ひきます。
・機械を使う
手段は様々あると思いますが、私は機械を使うことをおすすめします。
理由は「安定した力加減」で鼻水を取り除くことが出来るからです。
そもそも子供はなぜ中耳炎になってしまうのか
子供は大人に比べ中耳炎になりやすいです。
3歳以下の乳幼児がかかる場合が多く、1歳までに約60%、3歳までに約80%の子どもが少なくとも1回はかかると言われています。
引用:一般向け「小児急性中耳炎診療ガイドライン」解説書 P.3
http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/skt/sktgl.pdf
理由は小児は耳管の構造が大人と違うから
大人と比較してより子供の耳管は太く,短く,水平に近くなっています。
そのため、鼻水が耳に流れやすくなっています。
鼻水が耳に溜まることで病原体が増え、感染をおこし、中耳炎になってしまう。
私は、子供が中耳炎になりやすいことを、病院の先生から聞いて初めて知りました。
幼児は上手に鼻をかめない
「じゃあ鼻をかめばいいじゃん」
子供、特に3歳位までの小さい子どもは上手に鼻をかむことが出来ません。
ママ・パパが手伝っても、「フンッ」と鼻から息を強く出すことも難しいです。
上手にかめないので、鼻水が残ってしまい耳に流れてしまう。
何回も鼻をかませるんですけど、中々うまくならないものなんです。
体験談:耳の聞こえが悪い?耳が痛いという
長女は季節の変わり目などで、しょっちゅう風邪を引いていました。
熱はあまり大きくなることはないですが、鼻水がよく出てました。
拭いても拭いても出てくる出てくる。
その度にこまめに取っていたつもりでした。
ある日、耳を触り気にする様になりました。
声をかけても返事をしないことも。
最初のうちは聞こえないふりをしているのかと思ったんですが
「聞こえなかった」と言い出すことも。
流石に不安になり耳鼻科で診察を受けました。
結果、「急性中耳炎」でした。
■サイン■
耳を気にする→耳に違和感があったから
聞こえなかった→中耳炎のため聞こえが悪くなっていた
薬で対処するも、頻繁に中耳炎になるように
薬をもらい1ヶ月~2ヶ月ぐらい様子を見たのですが、中々治らず。
耳の中に膿がたまるのですが、消えたり無くなったりの繰り返し。
最終的に耳に鼓膜を切開しチューブを入れる手術を行うことに。
手術と言っても、ものの30分ぐらいで終わってしまいます。
遠目で様子を見ることが出来ました。
あのときの光景は忘れられません。
「変わってあげられるものなら変わってあげたい」
強く思いました。
チューブを入れると耳に水が入ってしまうため水遊びも出来ません。
ちょうど長女は夏にチューブが入っていたので、保育園での水遊びはずっと見学でした。
何人かは同じように中耳炎や他の要因でできない子もいたので一人ではなかったのですが、他の事一緒に水遊びさせてあげたかったですね。。。
鼻水を人力で除くのに限界を感じ、「電動鼻水吸引器」を購入
パパ・ママが鼻をかませるのも限界を感じていました。
その時に見つけたのが鼻水吸引器でした。
手動では力加減が一定になら無いだろうと考え少し値ははりますが電動を選択。
使ってみた感想としてはもっと早く購入しておくべきだったと後悔しました。
鼻水がよく取れます。
それはもうスッキリと。
準備に少し手間はかかるのがネックですが、それも2-3分の話です。
慣れてしまえばそこまで苦にはなりませんでした。
最初はやはり違和感で嫌がりましたね
泣きながらするのですが、中耳炎を治すためには仕方ありません。。。
4歳になる今ではチューブも外れ、中耳炎になることもなくなる
大きくなってきて体がしっかりしたからか、それとも電動鼻水吸引器が効果を発揮したのかは正直わかりません。
ですが、そのまま放置して中耳炎になるよりは少しでも対策を行い、リスクを減らすほうがいいと思います。
鼻水が多いお子さんをお持ちの方は是非検討する価値あります。
少しでも皆さんが私と同じ思いをしないで済むようになれば幸いです。
P.S.
電動鼻水吸引器のAmazonへのリンクを張りますので、興味があれば参照してみてください。
私が使用しているのは前の世代で威力調整がついていました。
いまだ現役で活躍しています。