続き① FlutterでAndroidとIOSアプリをリリース。Macなしでも出来た・・・❣

こんにちは、２０年ものプログラマーです。

今回は、AWSのMacインスタンスで開発してみたあたりを中心に書いてみたいと思います。特に、初めてMacでビルドしてみた事と、初めてApple Storeにリリースできたところは個人的に大きな収穫だったので、その喜びとともに、驚いたことやハマりポイントなどもご紹介できたらと思います。

AWSでMacインスタンスを立ち上げるところ

AWSの基本操作は分かっている前提で書きます。すでにいろいろな方が紹介されているので、手順などについては「AWS Macインスタンス EC2」などのキーワードで検索してみてください。※Note以外のプラットフォームの方も多くいらっしゃるのでリンクを張りませんがご容赦ください。

私が個人的に理解しにくかった事や、他の人もハマりそうだなという点に焦点を当ててご紹介したいと思います。他の方の記事はよみやすく簡略化されているので、私がつまづいたようなポイントは詳しく書かれてなかったりしました。そこで私は、つまづいたポイントを中心に書きたいと思います。

つまづきポイント

1. 　Dedicated Hostって普通のEC2といろいろ違うのね

2. 　VNC接続でハマった！

3. 　一度インスタンスを起動すると２４時間リリースできない

4. 　一度インスタンスを停止すると１時間ぐらい起動できない

5. 　plistって何？

6. 　リモート接続ってやっぱり遅い・・・

7. 　どうやれば同じインスタンス起動できるんだ？？？

8. 　あとはもうCodeMagickでいいや

9. 　ここからCodeMagickのつまづき歴史が始まる

私のいい所は、とにかくめげない所です。ふつう、こんなにつまづいたらいい加減あきらめるだろ！という大量のつまづきを日々乗り越えながら生きています（笑）しかし、それがあるからこそ、何も分からない新ジャンルに挑戦する事ができるのです！そして海外で暮らすのも同じような事なのです！

１．　Dedicated Hostって普通のEC2といろいろ違うのね
EC2インスタンスでMacOSを選んで起動すればいいんだな！と思って、EC2のMac OSを起動しようとすると、途中までは問題なさそうに見えましたが、最後の最後にエラーになりました。先に専有ホストを立ち上げておかないとダメでした。「EC2 専有ホスト Macインスタンス」でググり直し。

メニューで「専有ホスト」を選んで、インスタンスに「Mac」を選んで・・・（手順は他の記事を参照）、またエラーになりました。起動制限の上限が０になっているので起動できない云々のメッセージで、意味がわかりません。ググるも、それらしい解決方法がなかなか出てきませんでした。

「EC2　専有ホスト　起動制限　0」でググると、解決方法そのものではないですが、「リージョンによっては起動制限数が0になっている事がある」「制限緩和の申請を行う必要がある」と書かれた記事をいくつか見つけました。わかった。けど、緩和申請ってどうやるの？？？

だいぶググったけど、緩和申請のやり方についてはハッキリ書かれているものが見つけられなかったので、AWSのヘルプページを見に行くと「サービス制限の緩和」というオプションがありました。ということで、そこから問い合わせをしてみることにしました。

問い合わせをしてから１日後ぐらいに返事が来て、「Auto Scaling の上限を選択いただいておりますが、申請理由より、EC2 専有ホストの上限緩和を希望されていることとお見受けいたします。認識に誤りがございましたらご返信にてお知らせいただけますと幸いです。」と丁寧なメールが来ました。

やってしまった。Auto Scalingの上限緩和をお願いしてしまったのね。間違えちゃった（汗）まあいいや、気にしない気にしない。このメールに返信しようっと。「ご認識の通りです。リージョンはオハイオ、上限数 1、インスタンスファミリー Mac1です。よろしくお願いします」

その後何日も返信が来ず、「お客様から48時間以内にご返信がない場合、こちらのケースを一旦「クローズ」とさせて頂きます。」という自動送信メールが送られてきました。あれっ？・・・またやってしまっていた！メールに返信するんじゃなくて、返信フォームから送らないといけないのね（汗）

何それ・・・。そんなこんなで１週間経過。はあ・・・。こんなことで本当にビルドができるんだろうか・・・。誰かMacで開発してる人に頼んだ方が良くないか？それか、Macを買った方が結果的に安上がりか？インスタンスを立ち上げた後もつまづきまくる自分を想像。

でも、やっぱりMac買うんじゃなくて、この便利そうなEC2 Macインスタンスを必要な時だけ立ち上げて、使った分だけお金を払うシステムを使いこなせるようになりたい！損得の問題じゃないのだ！いいからやるのだ！！！という自分の心の声が聞こえ、もうちょっと頑張ってみる事にしました。

細かい事を書いているのでどうしても長くなっちゃいます。１．の部分までしか書けませんでした（汗）でも細かい事が書きたいので、こんな感じで書いていきます。次回も読んでいただけるとうれしいです。続く。

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このようにドタバタしながら作った私のアプリです！

カラーパレット　IOS版

カラーパレット　Android版

読んでいただき、ありがとうございました。