奇跡に恵まれたパパバンド
パパバンドで関わってきた皆さんと色々と言いたいことを言い合います。回数を重ねるとお互いの距離感もわかり、傍目には失礼と思えるようなことも言い合えるようになります。
失礼な言動を交わす行為は社会人生活ではあまりやりません、なぜなら失礼だから。でも時間をかけて関係を築き、「友だち」的な間合いができることを、本当は私たちはもっと欲していたりします。
つまり「おまえずいぶんと失礼なことを言うじゃないか」というのが、本当は嬉しかったりします。
20代の頃、友人同士での共同生活、今で言う「シェア生活」をしていたのですが、生活を共にしているので距離感が「友だち」以上の「同居人」でした。社会人としては関わらない貴重な関係性で、思えばその後に「同居人」以上の関係性を築けた友人はいなかったような気さえします。
それがパパバンドにおいては「同居人」に似たものを感じます。子供にとっては親同士のつながりがある幼馴染。経験的に幼馴染とは、年齢を重ねるほどに有難く・奇跡的で・生涯通して大切です。当人(子供)には自覚はないでしょうが。今でもかつての幼馴染を思い起こすことはあります。自己のアイデンティティを確かめるに大切な行為であるとともに、彼らとはもう会うこともないかもしれません、おそらくはそうでしょうが。
もともとは保育園で出会った、そんな奇跡を歌ったナンバーを、数か月の時間が経ってからまた聴いてみると、なるほどなかなか良い。
自画自賛ですが。その時にじゃなければできなかった。今やれといわれても難しい。そんな奇跡に恵まれたパパバンドです。