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一般入試と編入試験どちらを選択すべきか?

一度、大学を卒業した後に医学部への入学を検討する場合、一般入試と編入試験との選択で迷うこともあるかと思います。
一般的に、次に示すメリット、デメリットを比較、検討して選ぶことになると思います。
なお、両方を対策する時間はないと思うので、両方を受験するのは現実的でないと思います。

1) 一般入試
 ① メリット:
 倍率が低いので、学力があれば確実に入学することができる。
 ② デメリット:
 ・フルで6年、学校に通わなくはいけない。一般教養のある1、2年目は超ヒマ。
 ・今更、古文とか微積とか勉強する気にならない。

2) 編入試験
 ① メリット:
 ・在学期間を1~2年短縮することできる。ただし、1年目で合格しないと、このメリットも薄れる。
 ・編入後も使う生命科学分野が入試問題なので、勉強するモチベーションが維持できる。
 ② デメリット:
 ・10~50倍という高い倍率なので、複数校を受験することを考慮しても、不合格になる可能性が高い。


年齢に関してですが、4浪して入学してくる人とか、2浪2留とかの人もいますし、大卒で20代半ばということであれば、むしろ若い部類だと思います。
なかには40代、50代で一般入試で入学してくる人もいるので、年齢で不利に扱われることはないと思います。
落ち着いているとして、むしろ好評価を受けることもあると思います。

編入試験でも生物や英語をメインの科目にしている大学もあるので、文系の人は、そういった大学を受験されるのが良いかと思います。
同級生に元KOの文系の子がいますが、特に勉強で苦労してる感じもしません。
また、アメリカ人とか中国人とか日本語がネイティブでない学生・医師もいることを考えると、文系であることのビハインドは大したことでないようにも思います。
入学してしまえば、暗記力と、普通レベルの論理的思考力があれば、大丈夫です。
むしろ、暗記がメインになってくるので、「世界史が超得意です」というような人材を優先的に入学させた方がいいのではないか?と思うくらいです。
入学後は、数学とか物理とか、まず使いません。たし算、ひき算、ちょっと難しいものについては、かけ算、わり算を使うって感じですかね?。

大体のことは、カテゴリの医学部学士編入のところに書いてあるつもりなので、そちらも参照して下さい。
あと一番、必要なのは断固たる決意ですかね?。

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