![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159959464/rectangle_large_type_2_5eca9e98d4e52582867ae9bacd2595a0.jpeg?width=1200)
父親になるためにスローダウン転職を決意したお話し
Noteの「#有料記事書いてみた」企画記事です
でも、最後まで無料で読めます(笑)
仕事と育児のバランスで悩んだ末に、転職を考えている新米パパさんはきっと沢山いますよね?
私の経験談が参考になれば嬉しいなという気持ちで、パパ転職の1つのカタチを提示したいなと思います
家に殆どいない父親=知人のおじさん!?
今から遡ること30年
仕事優先で殆ど家にいなかった父親
平日の帰宅は毎日御前様
休日は疲れてずっと寝ていたり
ストレス発散にパチンコ屋へ行ってしまう
だから、私には小さい頃の父との記憶がほぼ無い
父親というより、「知人のおじさん」くらいの距離感を保ったまま、私は成人して、就職して家を出て、今に至ります
それでも父親と息子の距離感としては「別に悪くないかな?」とも思います
我が家以外にも同じような家も少なくないでしょう
男と男はそんなもんかなと
でも、父親として娘から「知人のおじさん」認定されてしまうのは「死んでも嫌だ!」と今の私は何故か心の底から思うのです
不思議な感情ですが、「自分はちゃんと父親になろう!」と決意しました
父親になる為の5年間
ちゃんと父親認定をもらう為にはやっぱり子供と過ごす時間が必要です
平均値な親子が人生で一緒に過ごせる時間は、
母親は約7年6ヶ月(約2735日間、約65,700時間)
父親は約3年4ヶ月(約1215日間、約29,200時間)
らしいです。なんとまぁ短いこと!
そして更に、わが子と過ごせる時間の全体を100%とすると、小学校卒業時には55%、高校卒業で親元を離れるときには、73%もの時間が過ぎてしまうという調査結果もあるそうです
自分の場合は娘と5年以上(約1825日、約43,824時間)は一緒に過ごせるように人生設計をしようと思ったのが転職の1番の理由です
平均以上のパパになりたい!
特に娘が小学校に進学するまでは、一緒に過ごす時間を最大化する為の選択肢を選ぶ決心です
「毎日娘といっしょに晩ご飯を食べる普通の暮らしがしたい」
ただそれだけ
夜遅く帰宅して1人っきりで寂しく食べる晩ご飯
残業の合間に忙しなく食べるコンビニ飯
そんなの私は嫌だなと娘の可愛い寝顔をみながら改めて感じます
残業0で退社
or
在宅ワークで働く
決して高望みではない希望だけれど、フルタイム会社員としては中々にそれが難しいという状況ですよね?
それではどうすれば良いのか?
私が暗中模索してわかった事を幾つか共有します
①今と同じ職業はスッパリ諦めるべき!
色々な転職サポートサイトに登録したり、知人に相談して転職情報を集めました
まず最初は「今の職業をキープして、もう少し余裕を持って働ける会社」を探しましたが、これはもうダメ!
すぐに断念しました
職業や役職が同じであれば、どの会社で働いても同じくらい忙しいのが良くわかってしまったからです
一般的に「転職」を考えた際にはキャリアアップする為の社外への転職を考えると思うのですが、パパ業優先の転職では正反対の考え方をする必要があります
「今より余裕がある働き方ができる職業はなんだろう?」を考えるのがパパ転職へのファーストステップだと気づきました
今まで築いたキャリア
今まで習得したスキル
それを捨てるように感じて心のブレーキがかかってしまうのは激しく共感しますが、それでも「今と同じ職業へ転職」は早めに見切りをつけて諦めることをオススメします
今、私の転職を振り返ってみると捨てたモノは思ったよりも少ない、逆に新しく得たモノはいっぱいあるな!と感じています
心配し過ぎないでも、たぶん、きっと、大丈夫!
②実は、世の中には忙しくない仕事もたくさんある!?
「育児も仕事も頑張りたい!」と転職を考えているパパさんは恐らく「フロントオフィス職」のお仕事をしているパターンが殆どでしょう
育児を頑張りたい!と思うくらいですから、きっと責任感があって、ちょっぴり損な役割を引き受けてしまう事も少なくないのではないでしょうか?
仕事も割と好き!と感じていると思います
私たちのお仕事はやり甲斐がありますが、自分では働き方をコントロールしずらい忙しい仕事でもありますよね?
営業、販売、マーケティング、カスタマーサポート、製造、開発、生産、窓口受付、SE、など
顧客や市場状況によって突破的に業務負荷が高くなってしまうことが多々発生します
私も以前は自社製品の開発ど真ん中の部署に所属していました
今振り返ると、会社の中でもだいぶ忙しい立場にいたんだなと思います
周りの同僚も忙しく働いていたので「時間が無い」状態が普通だと思っていました
現在はバックオフィス職で働き方をスローダウンして「計画通りサポート業務日々淡々とやればOK」な仕事をしています
この働き方だと仕事と育児のバランスを自分でコントロールできるので今の暮らしに非常に満足しています
「至急!明日までにコレやって!!!」という突発業務がないのがこれほど楽だとは思いませんでした
世の中には忙しくない仕事も実は沢山あるんですね
ちなみにバックオフィスには下記の様な職業があります
経理・財務、人事・労務、総務、法務、監査、経営企画、広報・宣伝、情報システム、一般事務・秘書、 営業事務
パパ転職では上記の仕事から選ぶのが良さそう!
今の職業に少し関連するポジションが見つかるとラッキーですね
③社外転職よりも社内転職がオススメ!
今と同じ職業を諦めてバックオフィス職に転職する場合、社内異動はかなり有力な選択肢となります
特に30代以降の場合は「新しい職業で、新しい会社へ転職するのはハードルが高い」と言われていますよね?
フロントオフィス職から関連するバックオフィス職への転職は比較的容易らしいですが、しかし、それでも当人としては一大決心が必要な選択だなと、私も真剣に転職を考えたら「怖い」と感じました
なので、可能であるのなら自社内の部署異動をまず最初に真剣に考えてみることをおすすめします
社外転職よりも圧倒的に心身の負担は少ないのがメリットですね
そして今の時代、実は「社内異動を促す仕組み」がある会社に勤めている人も多いのではないでしょうか?
私のケースも異動の仕組みがあったので、意外とスムーズに社内転職ができました
異動後に気づいたのですが、新しく移った部署には結果的に新米パパさんが多く集まっていました
どうやら皆、考えることは一緒だったみたいです
やはり仕事と子育てを両立する為には、それに適した環境へ移ることがマスト要件ですね
④リモートワークでパパ無双!
転職後、週の半分を在宅勤務にできるようになりました
正直言って、もう在宅勤務できなかった頃の働き方には戻れません!戻りたくありません!!!
それくらいクオリティオブライフが変わりました
もうすぐ2歳になる娘と、1日3食一緒にゴハンを共にできるのが最高に幸せ!
スローダウン転職では、兎に角まずリモートワーク可能な職場を選ぶべきかと思います
⑤スローダウン転職のデメリット=自尊心の低下
得るものがあれば、当然失うものがあるのは致し方ないのですが、スローダウン転職で失うものはなんでしょうか?
私が1番感じたのは「自尊心の低下」です
今までバリバリとプライベートを犠牲にしつつも第一線で働いていたのに、突然のスローダウンで「あれ?自分は今ぜんぜん会社に貢献していないのではないか?」と自分を責めて苦しくなってしまう時期もありました
今まで一緒に働いていた同僚の目線も気になってしまう疑心暗鬼状態にもなりました
「心の定年を乗り越える」
「50歳からの孤独入門」
「終活に向けての心構え」
↑
こんな人生先取りノウハウ本を沢山読みつつ、少しずつ悟りを開いて今に至る感じです
今まで全速力で走っていたのに急にスローダウンすると心が着いてこれなくなる人もいるみたい
貴方もスローダウン転職をする際はお気をつけて下さい
最後に
簡単にまとめますね
お互いパパ業頑張りましょう!
私はスローダウン転職して良かったなと、強く感じています
1、パパになる為には家族時間の確保が必須!
2、家に殆どいない父親はほぼ親戚のおじさん
3、フロントオフィス職はやっぱりパパ的に厳しい
4、バックオフィス職だと仕事と育児の両立は可能
5、まずは社内転職を目指すべき
6、リモートワークは育児パパ的に必須
7、スローダウン転職直後の自尊心低下に気をつけて!
![](https://assets.st-note.com/img/1730379684-YvtrnwUKsXOHLiPMG0qBaQ6x.jpg?width=1200)
ここから先は
¥ 300
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?