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夏のスキー場でMTB!子どもたちも大満足!~かたしな高原スキー場(群馬県)の場合~

さて、またまた久しぶりの投稿になってしまいました。
みい太はあまりやる気がないので、気が向いたら投稿する感じでやっています。毎日投稿の人って本当に神レベルだなあ・・・。
そんな能力も体力もないので、細々と続けて行こうかと思っています。

さて、昨日(9月15日)は、群馬県にある、かたしな高原スキー場MTB体験をしてきました。
ここは、夏の間はかたしな高原MTBパークとして営業しています。キャンプサイトとしても営業しているので、気になる方は、調べてみて下さい。

前回、前々回は名古屋港水族館レゴランド・ジャパンに行った話をしましたが、今回はようやくスキー場関係の話ができるので本業(?)に戻った気持ち(笑)。

前に、「スキー場は夏に儲けろ!」という本を読んで、夏のスキー場の集客方法として、MTBのダウンヒルコースを作っている、と書いてあったので、ずっと気になっていました。
みい太は自転車が結構好きで、よく行く自転車屋さんに、かたしな高原MTBパークのチラシがあったので、これはチャンス!と思い、行ってみることにしました。

片品高原スキー場は、7年前、スキーのテクニカルプライズ不合格をもらったところで、個人的には苦い思い出が残る場所ですが、7年の歳月でみい太も丸くなり、

スキーなんて楽しければいいじゃん!

という境地に至りました(笑)。
テクニカルって何?って方はこちらをどうぞ。

かたしな高原MTBパークのホームページを見ると、事前予約が必要とのことで、前日に予約しました(実際は、当日でも電話で確認すれば大丈夫みたいです)。
子どもは6歳以上、身長120㎝以上が条件、ということで、今回は小4のお兄ちゃんと小1のお姉ちゃんだけを連れて行くことに。

3番目の子は身長が足りないので、
ごめんね、無理なんだ
というと、
別に行きたくないし。
と子どもらしい反応。

本当は行きたかったよね・・・。

2才の子は、なんだかよくわからないけど、パパとお兄ちゃんとお姉ちゃんが出かけちゃう~、という感じで泣いていました(笑)。

事前に調べたところでは、MTB3時間コース、バイクやヘルメット等、用具のレンタル全て入って、大人6600円、子ども5500円となかなかのお値段。少しひるみますが、現在は育休中のみい太、

この1年は、子どもたちとたくさん思い出を作るぞ!

と決意したので、頑張ります。

朝一は9:00から受けつけているようで、ちょっと寝坊してもいいように9:30に予約をとりました。

群馬県内のスキー場なので、県内在住のみい太は1時間半程度で到着。
7年前の記憶をたどって、スキー場の駐車場に停めましたが、辺りに車はありません。
本当にここか・・・?と思いながら、偵察がてらブラブラ歩いているとスタッフらしき人がいて、
受付あちらです~」と教えてくれました。
車も、もっと近くに停めることができました。

リフトが見えるところに車を停められます。
ちなみに7年前の写真がこちら。黄色いリフトの建物が見えていますね。

受付で、
会員は、大人4900円、子ども3900円になりますよ。
と言われたので、会員について聞いたら、冬もリフト券が割引になるのだそう。スキーヤーのみい太としては、悪くない条件なので、入会することにしました。
正式名称は「ミッフィーマウンテンクラブ(MMC)」。

ここのスキー場はミッフィーとコラボしていて、あちこちにミッフィーが置いてあったり、貼ってあったりするんですよね。

ちなみに、今回奥さんは来なかったけど、

奥様の分の入会金もいただきます

と言われたので、ちょっと「???」となりながら、みい太と奥さん、子ども2人の計4人分の入会金を払いました。

奥さんはスキーにも興味ないし、MTBみたいなアクティビティも絶対しない派なんだけどな・・・(笑)。

本当は、もう2人下に子どもがいるけど、全員でキャンプにでも来ない限り使わないかな、と思って特に申告しませんでした。
これ、どうなんでしょうね。言った方がよかったのかなあ。
離婚して、シングルファーザーの場合は奥さんの分、払わないよな・・・とか、ちょっと変なことも考えてしまいました。

通常一人1100円の入会金は、2024年9月現在、25%OFFだそうで、一人825円×4人分で3300円でした。3年間有効だそうです。

ロッジに置いてあったパンフレットには、WEBで事前に入会すると、50%OFFとあったので、一人550円になるのかな?
この辺は確認が必要ですね。

大人4900円、子ども3900円×2人と入会金3300円で合計16,000円。
入会しなければ、今回のMTBは6600円+5500円×2人で17,600円だったから、まあ、今回だけの利用だったとしても、入会した方が安いです。

こんな感じのカードをもらいました。

受付をすませて、ヘルメットやプロテクターを選んで身に付けます。用具やバイクは全部レンタルなので、手ぶらでOKなのはありがたい。

ヘルメットや手袋は、家にあるものを使ってもよさそうなので、次回があったら持っていこうかな。

長袖長ズボン推奨ということですが、膝と肘にはプロテクターをつけるので、別にいいかな、と思い、全員半袖半ズボンで行くことにしました。

膝当て、肘当て、背中とお腹のプロテクター、ヘルメット、手袋を身に付けます。
トイレは、オムツ交換台などもあり、比較的きれい。ミッフィーがあちらこちらにいます。
MTBスタイルに身を包み、いざパークへ! トップメーカー「スペシャライズド」のバイクはディスクブレーキもついていて格好いい!


リフトに乗車したのは、9:20頃。
3時間コースなので、終了は、12:20の予定です。
リフトは3回に一回が人が乗る用で、2回分は自転車を引っかけて運ぶ用になっていました。

自転車をひっかけるベルトのようなものがあって、これをハンドルとサドルにつけてから係の人に渡すとリフトに引っかけてくれます。
リフトは3人乗りなので、みい太と子ども二人で一度に乗ることができました。

リフトの上でパチリ。後方真ん中の建物で受付やレンタルをしました。
こんな感じでリフトにMTBを引っかけて上まで運んでくれます。

リフト乗車時間は約7分。ちなみにこの片品高原スキー場は高速リフトがないので、リフトはゆっくりゆっくり上がっていきます。

7年前の冬、スキーに来た時は、

なんだよ高速リフトないのかよ、ガンガン滑れねーじゃん!

と思っていましたが、子どもが4人になって、少しおじさんになった今は、

丁度いいかも・・・。

と思ってしまいました。
年取ったんだなあ(笑)。
会員にもなったし、今年の冬は、ヘビーローテーションの予感かも?

リフトの終点で係の人からMTBを受け取って、いざスタート!
最初は初心者向けの「アドベンチャートレイル」というコースから行ってみます。

MTBはリフトの終点で係の人が渡してくれます。
リフトを降りるとキャンプサイトがあります。MTBコースは写真奥の道を左に行きます。
少し進んだところでパチリ。天気もよくて気持ちよかったです!


行ってみると、初心者向けという割に、最初から結構な段差があって、1年生のお姉ちゃんは危なっかしい感じ。ちょっと心配です。
転んだら、スキーよりもダメージは大きそう・・・。

アドベンチャートレイルの最初はこんな感じ。棚田のようなところを降りて行きます。
後半はこんな感じの山道になります。


最初は芝生に段差がある感じで、後半は林の中を走る狭いコース。
全体的にそこそこ段差はありますが、初めてでもなんとかいけます。

しばらく走っていて気づいたのですが、娘がレンタルした自転車はサイズが小さすぎるのか、フロントサスペンションがついていないので、段差の衝撃で結構手が痛いみたいです。タイヤも小さいので、ちょっとの凸凹でも衝撃が大きいようです。

みい太とお兄ちゃんのバイクはタイヤも大きく、サスペンションもついているので、ある程度スピードを出してもショックを吸収してくれますが、娘は結構きつそうなので心配になりました。
一方のお兄ちゃんは楽しそう。お兄ちゃんも自転車は好きなので、楽しんでくれているようです。よかったよかった。

2本目は、「グラスゲレンデ」に行ってみます。ここは、冬のスキーのコースをそのまま走ってくるコース。そんなに急斜面ではないのですが、スキーで滑るのとMTBで下るのはまた別物。
スキーなら、上から直滑降でビューン!でも平気な感じの斜面ですが、みい太はMTBで上からビューンは怖くてできませんでした。不思議なものですね。日光いろは坂風にクネクネと安全に下りて行きました。

右側のコースがグラスゲレンデです。ふもとで休憩中。

3本目は地面にクネクネとコースが掘ってある「フロートレイル」。
パークの紹介動画などでは、そんなに難しくなさそうに見えたのですが、やってみると、これが難しい!
バンクが掘ってあるので、ブレーキをかけてゆっくり行こうとすると、カーブの内側方向にずり落ちてしまうのです。
つまり、ある程度スピードを出さないとスムーズに行けない!

ということで、娘はここで3回ぐらいクラッシュ!
「もう、やだ!」とならないか、ヒヤヒヤしましたが、娘はよくも悪くも負けず嫌いな性格なので、あきらめずに降りてきました。

自転車を押して歩いてくるように言っても、プライドが許さないのか、乗って降りてくるので、親としてはヒヤヒヤしましたが・・・。

このフロートレイルでは、みい太も余裕がなく、気が付けば写真が1枚もありませんでした。すみません・・・。

小4のお兄ちゃんはなんとか降りられましたが、楽しくはなかったよう。
やっぱり楽しい方がいい!ということで、最初に乗った「アドベンチャートレイル」へ。ちょっと慣れてきたこともあり、二人ともスピードに乗って楽しそうです。

と思ったら、ここで、娘が大クラッシュ!
なんでもない芝生エリアでしたが、「慣れた頃が危ない」という大原則を忠実に(?)守ってしまいました。
半ズボンだったので、ペダルで擦ってしまったのか、太ももに10㎝くらいの擦り傷が出来てしまいました。流血はしていないが、結構痛そう・・・。
さすがに、心が折れてしまうか・・・と思いましたが、

まだやる!

おお~、すばらしい!
娘のメンタルの強さに感心してしまいました。

でも、やっぱり、長袖長ズボンの方がよかった・・・
横着してはいけないものですね。

それにしても、自分の娘でよかった。
みい太は教員なので、
これが人の子だったら・・・
と思ってしまうんですよね。
自分の子どもは自分で責任をもてばいいから、そういう意味では気楽です。

ということで、車に戻って長袖長ズボンに着替え、再トライ。
この時点で残り1時間程度。子どもの体力を考えても3時間が丁度よいくらいだと感じました。
かたしな「高原」とは言うものの、この日は日差しが強く、気温も28~30℃程度で、結構暑かったので、汗もかきました。
もっと涼しい時期に来れば疲労感もまた違うかもしれません。

今回は、水筒も持参しましたが、すぐに飲み切ってしまったので、結局自販機でペットボトルの水を購入。500mLの水が150円。レゴランドが220円だったことを考えると、まあ、納得ですね。

残り時間は、お決まりの「アドベンチャートレイル」を4本くらい走ったでしょうか。
同じところを何度も走るだけですが、ちょっとした段差でジャンプを試みたり、ライン取りを変えるだけで結構楽しめます。

正確な数を覚えていないのですが、この日は8~9本くらい乗ったと思います。娘があまりスピードを出せないので、待ち時間も結構ありました。
でも、中年の初心者にとっては丁度良かったし、子どもたちも初めての体験で大満足。
特にお兄ちゃんは帰りの車の中でもしきりに

楽しかった~

とつぶやいていたので、リピート確定かな!

運動強度としては、「適度な運動になる」という感じでしょうか。
使う筋肉は違うけど、スキーと同程度の疲労感だと思います。
スピードを調節すれば、ほとんど体力を使わずに降りてくることもできるでしょう。
お客さんの中には、ちょっとぽっちゃりしたおじさま(失礼!)もいらっしゃったので、MTBもスキーと同じように生涯スポーツの可能性を感じました。
ただ、登りがないとは言え、ハンドルはしっかり握っていないといけないし、中腰の姿勢をキープしなければいけないので、全く疲れないわけではありません。
みい太は翌日、手首と内もも(内転筋)が痛くなってしまいました。手首は路面の凸凹の衝撃で、内ももは緊張して足をキュッと内側に締めて乗っていたからだと思います。

ちなみに、子ども2人はどこも痛くない、とのことで、若いってすばらしいですね・・・(涙)。

今回は、MTB関係が16,000円(入会金3300円含む)、高速料金が往復で3500円で、合計20,000円程度の出費でしたが、みい太はそれだけの価値はあったかな、と感じました。
※ペットボトルの水はレゴランドでは2000円でしたが、今回は、450円で済みました(笑)。

というか、もう「価値」というより、好き嫌いの問題ですよね。
みい太はスキーが好きだから、今回のような自然の中でのアクティビティは純粋に楽しいと感じたんですよね。

正直レゴランドよりよかったなあ(笑)。
逆にレゴランドが好き、という人は、MTBは楽しくないかもしれませんね・・・。

いずれにしても、スキーヤーのみい太としては、夏にできるスキーに代わるアクティビティを見つけられてすごくワクワクしました。

会員価格でも、3時間で大人4900円、子ども3900円という値段設定は、レンタル付きとは言え、少々高め。
気軽にはできないかもしれませんが、家族でできる非日常体験としては、満足度は高いと思います。
夏にMTB一回、冬にスキー一回程度であれば、全然ありではないでしょうか。

ちなみに、このかたしな高原スキー場関東唯一のスキー専用のスキー場。
MTBの受付の方に、
冬は、まだスキー専用ですか?
と聞いたら、
そうですね。スキー専用だから来る、っていうお客さんもいますからね。変えたら、お客さんが離れちゃうから。
ということでした。
独自の価値で勝負しているスキー場なので、がんばってほしいと思います。

今回のみい太の体験も、スキー場運営の足しになってくれればうれしいなあ、と思います。
まあ、そんなこと関係なく、大人も楽しめましたけどね!

さて、今回の夏(秋?)のスキー場リポートはいかがだったでしょうか。
ファミリーでできる何か目新しいことはないかな、というパパ、ママはぜひMTBを体験してみてください!






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