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なんとなく、スキー界の問題点と教育界の問題点は同じなのではないか、と思った話。
さて、前回の続きです。
指導員研修会の1日目が終わったところからでした。
前回の記事はこちら。
久しぶりに、集団での講習を受けて、
「ああ、疲れたなあ・・・」と重い体を引きずりながら、今夜の宿泊地、「道の駅かたしな」を目指します。
途中で、夕飯を調達するために、コンビニ「デイリーヤマザキ」へ。
かたしな高原スキー場から、道の駅かたしなまではコンビニはここしかないので、いつもにぎわっています。
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お好み焼きとサラダ巻きを購入、同時に明日の朝食のパンもいくつか購入。なんだかモヤモヤするから晩酌でもするかと、缶ビールも購入。
レジのベテラン女性店員が笑顔で、
「すみませーん、年齢確認のボタン、押してもらえますか?」
と柔らかい対応。
誰とは言いませんが、見習ってほしいなあ。
道の駅到着は午後5時過ぎ。
前回来たのは、夜の9時過ぎで車もたくさんありましたが、この時間帯は車はあまりありませんでした。
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前回同様、近く(徒歩3分程度)にある温泉「ほっこりの湯」に行くと、これが大混雑。スキー帰りのお客さんでいっぱいでした。
そこで、一旦、道の駅に戻り、デイリーヤマザキで買った夕飯を食べることにします。
1時間ほど、車内で時間をつぶし、再びほっこりの湯に行きますが、まだ混んでいる様子。でも、これ以上待つより、早くさっぱりしたいので突入。
入浴料は、スキー場に置いてある割引券を使って100円引きの550円。
洗い場は満席だったので、かけ湯をしながら待ちました。
お湯の温度はみい太にとっては丁度良く、とても気持ちがよかったです。
今回は精神的に色々あったしなあ・・・。
車に戻って、布団に横になります。家を出る時に、ベッドメイクしてきたので、話は早い。
車中泊は、狭かったり、食事がとりづらかったり、不便なところもたくさんありますが、みい太は好き。
指導員研修会は、大抵の場合は、同じスキークラブの友人で来ているので、夜は宿でみんなで飲むんだ、というような話もされていました。
みい太はスキーの時の宴会というのは、得意ではないので、車中泊の個の空間はとても落ち着きます。
第一、たくさんお酒を飲んでしまったら、翌朝滑る時、ベストコンディションじゃなくなってしまうものなあ。
まあ、みい太は体力がないので、しっかり寝ないといけないだけなんですけどね。本当に体力のある人は、朝まで飲んでも、朝一で滑っていたりするからなあ・・・。
さて、時刻は午後8時。
いろいろ考え事をしても、モヤモヤするので、デイリーヤマザキで買ったビールを2本くらい飲んで寝てしまうことにしました。
なんという贅沢・・・。
家では、妻が4人の子の面倒を見ているというのに。
しかも、内一人は発熱中。
まあ、今年1年育休を取って、苦手なりに家事や育児は頑張ったと思うから、そのご褒美ということでいいのかなあ。
でも落ち着かない・・・。
前に道の駅かたしなで車中泊をした時は、かなり寒く感じましたが、今回は直前に温泉に入っているので、各段に温かい。
とても快適、というか暑いくらいで、来ているフリースなども脱いで、Tシャツ1枚で寝てしまいました。
温泉ってすごい。
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翌朝の起床は、午前6時。
気温は-2℃。さすがに冷えます。
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さて、二日目に突入。
スキー場には、道の駅から10分程度で到着します。
二日目も、最初はみい太にとっては鬼門ともいうべき、リフト券購入。
昨日のことで、文句を言おうかな、とちらっと思いましたが、余計不愉快になっても嫌なので、さらっと午前券を購入。
ちなみに、売り場の方は例の方でしたが、指導員割を使わない時は、普通の対応でした。
指導員割の不正に目を光らせるGメンのような方なのでしょうか(笑)。
別に不正をしていたつもりはないんだけどな・・・。
かたしな高原スキー場の午前券はスーパー午前券というもので、午後2時まで滑ることができます。お値段4400円。
1日券との差額は500円。
2日間のリフト券代は合計9300円。
当初の見積もりより4000円以上高くなってしまいました・・・。
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朝一から3本ほど滑り、朝9時半にゲレンデに集合。
よく見ると、1日目はいたけど、2日目はいない、という方も。
まあ、大きな声では言えないことですが、研修会のお金さえ払えば資格は停止にならない、と聞いたことがあります。
とすると、2年に1回6000円を払って、研修会には参加せず資格を継続し、かたしな高原の指導員割引を3回くらい使えば元が取れるぞ・・・
なんて、不真面目指導員のみい太は計算してしまいましたが、そういう人もいるんじゃないかなあ。
さて、昨日聞いた6000円の返金について何か教えてくれるのかな・・・、と思っていましたが、特に何もありません。
うーん、これは放置のパターンか・・・。
と若干の諦めムードが漂ってきました。
しつこく問い合わせて、
「うっせーな、しつこいんだよ。間違ったおめーが悪いんだろうが!」
みたいな感じになっても嫌だしなあ。
そうは言わないだろうけど。
2日目はお昼の12時までの講習、ということで、だいぶ疲れているみい太。お昼が待ち遠しくて、仕方ありません。
講師の先生はみい太よりも年上のようでしたが、みい太の足がガクガクしているのに対し、最後までシャキッとしていました。やはり、毎日のように滑っている方は違うんだなあ。
後半は小回りも取り入れながら、講習は進み、あっという間に12時になりました。
スーパー午前券は午後2時まで滑れますが、疲れているのと、家で4人の子どもが暴れていると困るので、帰ることにしました。
結局、6000円の返金については、何も言われなかったので、面倒だったけど、最後にスキー学校を訪れ、聞いてみたところ、担当の方が忙しくて連絡がつかないとのこと。
後で連絡させます、とのことでした。
それなら、一言、「連絡がつかなくてねえ」と言ってくれればいいのにな。
ああ、今回やっぱりモヤモヤが多すぎる。
精神的にも、肉体的にも疲労を感じながらスキー場を後にしました。
でも、温泉「ほっこりの湯」には寄らせてもらいました。
ここは、午後1時からの営業ということで5分前に到着。
ほぼ一番風呂、という感じでとても気持ちよかったです。
朝一からお昼まで滑って温泉に入って帰る、というのが黄金パターンかもしれませんね。
さて、今回のかたしな高原での指導員研修会の記録はこれにて終了。
みい太は7年ぶりの参加でしたが、講習の実技自体はそれほど問題なくできました。
ただ、申し訳ないのですが、
これから毎年参加して行こう!
とは正直思えませんでした。
研修内容自体、
「うわあ、勉強になる!」
とは、思えなかったんですよね。
講師の先生の名誉のために言いますが、教え方が悪かったわけではありません。
むしろ、みい太が昔から苦手な左足の荷重が抜けているところをすぐに指摘するなど、優れた指導者の方だったと思います。
これは、みい太自体が、
「スキーの指導技術を勉強していこう!」
というより、
「もう自分一人で思いっきり楽しみたい!」
というスタンスなので、フィットしなかっただけです。
これからも、あまり熱心にスキーを勉強していこうとは思っていないみい太。もしかしたら、次回の参加は、また7年ぶりくらいになったりして・・・。
んで、また振り込み先を間違ったりしたら嫌だなあ(笑)。
ちなみに、みい太は現在育休中ですが、身分は教員。
なんとなく、今回の研修で、スキー界の抱えている問題と教育界の抱えている問題は似ているな、と感じました。
学校でも、研修で指導案を書いて研究授業をいっぱいやって、授業検討会をやって・・・、と研究熱心ですが、不登校は一向に減らないし、いじめもなくなりません。
スキー界もそうですけど、「ポジションは前」などの研究以前の問題なんじゃないか、と思うんですよね。
学校の先生方が行う授業検討会でも、
「この場面のあの発問は適切だったか」
なんて、検討する時がありますが、そもそも先生方の労働環境が適切ではないんだもの。
一度、研修とか研究授業を全部やめて、先生方を暇にしてみたら、先生方が生き生きして、学校もよくなると思うんだけどな。
同時に学力テストの結果がそれによってどれくらい低下するかを検証するとよいと思います。
多分、あまり低下しないんじゃないか、と思うんですけどね。
あ、珍しく教員っぽいことを書いてしまった(笑)。
教育界もスキー界も現在苦境だと思いますが、両方に関わっている者としては、どちらもよくなっていくといいな、という思いでいます。
先生方もスキー指導員の方も一人一人はとてもいい方で、熱心な方が多いですからね。
でも正直、肌で感じるのは、
スキー界も教育界も、未来は暗い。
ということです。
肌感覚って結構正しい気がするんですけど、どうでしょう・・・。
スキー界も教育界も、
「楽しさ」
が、足りない気がするんだよなあ。
もっと、みんな楽しくやっていきましょうよ!
以上、色々と考えさせられた指導員研修会でした。
長文、ここまで読んでいただき、ありがとうございました!