Design Thinking Bootcamp 1.2
そもそも、デザイン思考とは何ぞや?というところから授業はスタートした。
事前準備:デザイン思考が世界を変える
課題図書のデザイン思考が世界を変える(アップデート版)ティム・ブラウン著を読んでみたかが、わかったような、わからないようなという感じであった。
■デザイン思考では制約を喜んで受け入れる。
経済的実現性、技術的実現性、有用性の3つともを解決しようとするのではなく3つをうまくバランスをとる。
■各プロセス
洞察→観察→共感
■プロトタイプを作る
早い段階でプロトタイプを作って失敗をする事
デザイン思考の理解
デザイン思考のフレームワーク
デザイン思考のプロセスは
共感→問題定義→創造→プロトタイプ→テスト
となる。
共感のプロセスで使われる手法が
エスノグラフィ・インタビュー、カスタマージャー など
デザイン思考のダブルダイヤモンド
発散収束を繰り返す。プロセスの間に2つのダイヤモンドが存在する。
クラフトの未来
クラフトとの未来と言われるとぐっと言葉が曖昧になっていく
曖昧になると答え合わせ思考が発動してくる。
クラフトの定義ってなんだとか。
伝統産業ってなんだ。
100円の茶碗と1000万円の茶碗の違い
この差はクラフトなのだろうか、私はアートなのではないかと感じた。
そういえば、小山教授のInnovation for Community Revitalizationの授業の時にゲストでお話してくれた京都芸術大学 教授の松井利夫さんの言葉を思い出した。
artを日本語で言うと何というか?
なんとなくアートとは美術作品であると考えていたが
技能や技術、技巧という言葉にも訳される。
と考えると、クラフト=工芸=アートなのだろうかという疑問が湧いてきた。
このもやもやは正しいモヤモヤなのか不明だが、モヤモヤであること認識しながらこのままにしておく。
アート&クラフト ウイリアムモリス
これも、芸術の領域なのかもしれない。
正解を見つける議論は無駄
デザイン思考の場合は、声が大きな人や、力がある人の声ではなくて、声が小さく、言葉にならない言葉を拾い上げ紡いでいく行為である。
心理的安全性が必要
なので、議論を積み重ねていかないといけない
だからと言って、答え合わせ、答えを見つける議論は無駄なので注意する事
問いをたてる
デザイン思考を学びながら、北林さんや谷さんの話を聞いて、エスノグラフィ―を行う前に、グループで問いをたてることになった。
良い「問い」が生まれる要件
・制約が緩い
・既存の構造を人間の行動・考え方・哲学から捉え直す表現にする
・類似の事例から要素を摘出する。
クラフトの未来
【問い】
・クラフトマン魂とはなんですか?どこの部分ですか?
・それは「絶対に残したいことですか?」
・なぜ継続し続けれていますか??(気持ち、考え部分)
・作っているのは日用品ですか?アートですか?
あ、アート・クラフトの境界線ってこれかも…
手だけで仕事をするものは労働者である Worker
手と頭で仕事をするものは職人である Craftsman
手と頭そして心で仕事をするものは芸術家である Artist
次週は有松で現地調査です。
クラフトの未来を見つけていきます。