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Building a Culture of Innovation D3.4.



イントロダクション

アブダクション(飛躍的推論)のトレーニングを行った。
アブダクショントをトレーニングするにはビジネスインプロを使うといいので、さっそくインプロをやって行こうということになった。

インプロとは

インプロ(インプロビゼーション)は即興演奏や即興演技の事で、舞台に立って脚本も一切ない中で、観客から投げ入れられる設定やセリフを使いながらストーリーを即興的に紡いでいくこと

連想ゲーム

まずは頭の体操で連想ゲームからスタートしたのが、これが難しい。この連想ゲームは1990年代に放送していたマジカル頭脳パワーの「マジカルバナナ」のようなものであった。昔は簡単そうに思えたが…
この連想ゲームのポイントは
 1.準備しない
 2.イメージでとらえる
 3.ジャッジしない
の3つである。
準備しないことは非常に大事だった。3,4人前から方向性が決まっていると予想をしてしまう。そして隣の人が全く違う言葉を言った時点でつまってしまうのだ。想定すると対応できないことが身に染みてわかった。またイメージ化も重要である。瞬間的にイメージできるものとイメージできないモノのでは、発想される言葉の速度が全然変わってくる。3つ目ジャッジしないも自分の中でよい悪いを勝手に判断すると、言葉に詰まってしまうとの事だ

30年前の番組にイノベーションの示唆があったとは驚きである。

イエスアンドゲーム

その場で起きたことを「YES」で受けて「And」というかたちでリアクションするゲームである。
これも奥が深い「〇〇だからこそ、××である」このYes,Andにかんしては、関わりよって、積み上げ式か、横滑り式がある。
横滑り式のYes,Amdは、ほぼ想定内の展開でただの事実を並べてただけであり。
別荘というお題に関して「庭が広い→プールがある→キッチンがひろい……」
などは横滑り的なYes,Andにであり、積み上げ式のYes,Andだと
「庭が広い→ゴルフができる→コーチのレッスン受けれる→育成できる…」

だからこそ、××である。の××が非常に重要になってくることがわかる。

答えはどこにあるのか

TEDの中でウーリ・アロンは「問Aに対して答えBがあると思って進めていくが、途中でモヤモヤが出てきてYes,Andを繰り返すことで、答えCにたどり着くこれが未知の領域であり想定がいの発見になる。

ビジネスには答えがないと言われるが、答えがないのではなく、既知の答えがないというのか正解である。
答えはある。求め続ければ答えは必ずあると思う。

ケースについて(少しだけ…)

IKEAらしさってなんだ?

IKEAはイノベーション企業か?という問いにどのように答えればよいのかを考えてみた。
創業者の思想が色濃くの残っているので、IKEAは保守的であるという見方といやいや、パッケージの変更や、デザイナーの採用などいろいろ革新的な事をやっているので革新的な企業だともとらえられる。一つの企業を見て保守的、革新的とあることに対して矛盾していないか問うことだ。

私の答えは「そもそも2つを兼ね備えてないと無理だよね」と考える。胴体がしっかりしているこそ右翼も左翼も羽ばたけるのであって、その胴体をつかさどるのが理念である。理念が深く浸透することで胴体が大きくなれば右翼も左翼も立派になっていくと私は思っている。

だからこそ、IKEAはIKEAとしてここまで理念を守りながら革新を続けて大きくなっているのではないかと考えられる。


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