Vol.21 ~イタリア1周15万の旅~ YH到着。干しあんずのおっちゃん。 【ラヴェンナ】
山本さんと別れ
ラヴェンナYHを探し始めてから早1時間・・・
なんでこんなに迷うんだろう。
ねぇ誰か教えて。
まぁ駅から徒歩20分だから近くのはず。。
とりあえずYH予約。
ちょっと計画を変えて、
一つの街に2泊ずつ泊まることにした。
これなら例え夜にYHに着いたとしても、一日じっくり観光できる。
ボローニャ全然見れなかったから反省してこのように変更。
時間もあり、安全な街なのでのんびり散策した。
あった!!YH!
とりあえずチェックインを済ます。
ここのオーナーは黒人さん。とても陽気でおもしろい人。
「実は・・急に泊めれなくなったんだよ。。」
っていう笑えないギリギリのジョークをいきなりかましてきた。笑
結構あせった。。
部屋の鍵をもらい向かう。
なかなか広く、2階のお部屋。
むしあつっ!!
なるほど。ガイドブックにも書いてる通りの風通しの悪さだ。。
これ寝れるかな・・・
しかもなんか窓際になんか干してある。
これは、、、あんず。
変わったホテルだな。。
インターネットフリーだったんで試しにやってみたが、日本語表示できなかった。。。
残念。
安否を心配している家族へ。
僕は元気です。笑
さっとシャワー浴びて服を洗濯し、部屋へ戻る。
しかし洗濯物を干す場所がない。
どうしたもんか。。
・・・・・・天気もいいし隣の公園に干すか。
そして
ベンチにパンツやポロシャツを広げ日光浴開始。
すごい。乾いている。
何より2時間ベンチにただ座っていられた
自分自身に驚いている。笑
YHへ戻り夕食
ボロネーゼ。
食堂フロアの冷蔵庫(日本のコンビニのアイス売ってるような蓋つきのもの)から取り出してセルフでチンするスタイル。
ゆうても販売してたインスタント食品。普通にうまかった。
そして部屋に戻り久しぶりに自分のPCを起動。
誰もいないからコンセントは独り占め!
フロントに書いてたパスワードを入れて・・・・・・
ネットつながった!!
「MIXI」もできて日本へのメッセージも無事に送れた。日本語っていいなあ。(MIXIは当時人気だったSNS)
しばらくすると
ガチャッ
と鍵の開く音。
「いや~あついな~。」
ん!?日本語!?
思わず振り向く。
なんと麦わら帽子かぶった日本人のおじちゃんが入ってきた!!
あまりの自然さに
僕「そうですね~。」
すると
おじ「イタリアは湿度がないからねぇ~。」
と普通に帰ってきた。
この人僕を見ても反応ないってことは
日本人と同室になるのは慣れてるのかな?
そうして会話している途中・・・・
おじ「あれ?ていうか日本語分かるんだ?」
僕「え!?日本人ですけど!?(おそっ!気付くの遅っ!)」
なかなか天然なおじさんだ。
趣味の考古学の話をしている時、
おじさんがおもむろに窓際の干しあんずに手を伸ばし、食べ始めた。
いや、おじさんが干しとったんかい!
YHの部屋で干しあんずを作る強者のおじさん。
何者だ。。。。
なんか歴史に興味があり、石盤を見るためにヨーロッパを回るらしい。
なんと英語もイタリア語も全く話せないらしい!!
すげえなあ。。。
寝るときもおじさんに虫除けを塗ってもらった。
日本にいるみたいだ。
この部屋は暑すぎて、ドア開けないと寝られないくらい風がない。
でも!窓を開けると蚊が!!!!
蚊がめちゃめちゃ入ってきてカオスな室内に。。
明日はスーパーで虫よけ買ってみよう。
今日も一日お疲れさまでした。。
おやすみなさ~い
・ボローニャ→ラヴェンナ・・・1200円
・聖堂入場チケット・・・900円
・チョリソーピッツァ・・・400円
・冷えた水(150ml)・・・100円
・YH夕食・・・500円
・宿泊費・・・1800円
合計・・・4900円(45ユーロくらい)
今回の旅でたくさんの本を買って、ネットをめぐり。準備をしました。
資金・防犯対策・宿の確保・準備物の詳細・交通機関の乗り方・最低限のイタリア語・食
その中で、必要だと思ったこと、体験したことなど、多数情報を手っ取り早く【番外編】にまとめています。
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