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AEQ1:事実は一つ、解釈は無数

上の写真はニュージーランド風景

○上半分は実際の風景(実の世界)の映像
○下半分は実際の風景が、水面に反射して映っている反射像(虚の世界)

Q1. この2枚の写真は本物でしょうか?(見たことないですか?)

実風景1

綺麗な藤の花と、九州の庭園を座敷の奥から映した写真です
これらは、鬼滅の刃に出てくるシーンに類似した写真を選びました
もし、鬼滅の刃を思い浮かんだとしたら、それは解釈(虚)ですよね?

虚を連想させてしまったのは、このシーンじゃないですか?

偽風景1

○ 事実というのは、実際に起きた出来事や結果で存在しているもの、誰が見ても変わらない事象をさします
★事実:「実の世界」で、起こった事、している事、やっている事

○ 解釈というのは、ある人にとって事実に対する偽りのない真実を指し、同じ人であっても時間によって異なり、人によっては無数に存在します
★解釈:「虚の世界」で、知っている事、感じている事、思ってる事


「コップ半分の水」と「半分終えた宿題の山」

水と宿題

○. コップ半分の水の写真(図1)を見て、あなたはどう感じますか?
 a. もう半分しか水が残ってない(もう:already)
 ・Only half left (Only half of the water remains)
 b. まだ半分も水が残っている(まだ:yet, still)
 ・Half still left (Half of the water is still left)
(※英語表記だと分かり易いです)

Q2. Positive な解釈は a.b.どっち?
Q3.
 Negative な解釈は a.b.どっち?
・もう半分しか水が残っていない(もう:already)
・まだ半分も水が入っている(まだ:yet, still)

☆ 事実は「半分入ったコップの水」と「半分空になったコップの水」

※Positive解釈でも、Negative解釈でも、どちらの解釈でも良いんです!


○ 半分終えた宿題の山(図2)を見て、どう感じますか?
 a. もう半分も終わった(もう:already)
 ・Half is over (The other half is over)
 b. まだ半分しか終えていな(まだ:yet, still)
 ・I'm only half done
 c. もう半分しか残っていない(もう:already)
 ・Only half left
 d. まだ半分も残っている(まだ:yet, still)
 ・Half still left
(※英語表記だと分かり易いです)

Q4
. Positive な解釈は a.b.c.d. の内どれ?
Q5. Negative な解釈は a.b.c.d. の内どれ?
 ・もう半分終わった(もう:already)
 ・まだ半分しか終えていな(まだ:yet, still)
 ・もう半分しか残っていない(もう:already)
 ・まだ半分も残っている(まだ:yet, still)

★ 事実は「半分終えた宿題の山」と「半分残っている宿題の山」
(あなたの解釈はあなたの「真実」、でも、他の人とは異なるかも?)

※Positive解釈でも、Negative解釈でも、どちらの解釈でも良いんです!

※1. 大局的、俯瞰的、マクロ的、複眼的などの目で観察する事が大切
※2. 「事実」は不変で、今不明であっても将来判明する可能性がある
※3. 「真実(解釈)」は無数にあり、人の言葉で故意に変えることができる
※4. 事実は実際に起きた事象で、真実は人の言葉で語られる(人で変わる)


<ロバを売りに行く親子>
(本来の意味とは異なりますが・・・)

ロバと親子

1. の事実:子供がロバに乗って、お爺さんが歩いてる
2. の事実:お爺さんがロバに乗って、子供が歩いてる
3. の事実:お爺さんと子供が、2人ともロバに乗っている
4. の事実:お爺さんも子供も歩き、ロバには誰も乗っていない
5. の事実:お爺さんと子供が、ロバを背負って歩いている

Q6. それぞれ1~5の事実に対し、あなたが頭に浮かんだ感想(解釈)は?
Q7. 1つだけの解釈で満足せず、他にどんな解釈が考えられますか?
Q8. 解釈を A. Positive(肯定的)と B. Negative(否定的)に分類して下さい
Q9. A. Positive 解釈と B. Negative 解釈では、どちらの印象が良いですか?
Q10. A.B.どちらの解釈が、より良い人間関係が築けると思いますか?
Q11. あなたや家族や友人は、A.B.どちらの解釈を多く話してますか?
Q12. 理想像に近づくためには、A.B.どちらの解釈が Better だと思いますか?


★この章で大切なのは、Positive だと考えられる「事実」を作る事!
(出来なかった時は、チョット一休みしてリラックスする)
ex. 毎日出来た事(事実)を、少しづつ増やしていく
・目覚まし時計で、毎朝自分で起きる
・起きたら直ぐに顔を洗って歯を磨く
・起きたら直ぐに着替える
・睡眠時間をしっかり取れるように寝る
・寝える前に、明日の準備をしておく
・報告・連絡・相談を確認する
・一日一善を心掛けてみる
・毎日自己評価をつける(日記帳)
(どんなことでもやってみる!)

注1)作った事実は、Positive も Negative も、必ず日記帳に書く!
注2)Positive な事実に関しては、自信を持って自分を褒める!

※ 褒める事で自分に自信がついて達成感が得られます
この気持ちが明日も出来る!という期待と希望が芽生えてきます
こういった自信や期待や希望が「自分はこれでいい!」という
自己承認に繋がって来るんです!(自己承認できる人は他者承認も!)
∴ 毎日の継続が出来ると、揺るぎない力を生み出します『継続は力なり!』

◎「事実は一つ、解釈は無数」
・ Positive解釈でも、B.Negative解釈でも、どちらの解釈でも良いんです!
大切なのはA.B.両方の解釈と、それぞれ複数の解釈を考られること!




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