SKY RIDGE / 嬬恋スカイラン
コロナ禍で大会がことごとく中止になる中、ちょっと遠征して嬬恋スカイランに参加。前回の山からは2年ぶり、前泊で大会に臨むのは去年11月の南伊豆みちくさ以来。ロング36km (前日に31kmへ変更)とミドル 16kmどちらにするか一瞬迷ったけど、山にも全然行ってないので無難に16km を選択。
コース高低図眺めながら結構登るのねと思ったけど、実際の体感はそれ以上。これはトレイル”ラン”ではなくスピード”登山”だと痛感しました。
[スタート(0km, +/-0m)〜登山口(3.5km, -300m]
6時にスタートを見送ったロング(31km)に比べると,こじんまりとしたスタート。
しばらくゲレンデをさかのぼり,横道へそれて登山口へ。雨が降り出し、場所によっては滑るところも。ゲレンデの登りは歩いたけど登山口までの下りとロード区間はまだ元気だったので走れた。
[登山口〜最高点(9.5km, +900m]
登りが始まり最初はトレランの要領で登りも早歩きペース。だったのが登りが思いのほかキツく、徐々にペースダウン。何人か抜かれる。脚だけで体を持ち上げることで疲労が蓄積し脚が徐々に終わりつつある感覚。疲れに加えて雨でぬかるんだ急斜面でたびたびスリップしてさらにペースダウン。
このままだと登りが終わる前に脚が終わって下りで走れなくなることは確実。
なので、途中から太ももを手で押して登るパワーウォークに切り替え。脚だけで体を引き上げるのと比べて格段に疲労の度合いが少ない。後から考えると最初からパワーウォークで登った方が確実に速かった。登りの前半でかなり時間を使って差がついてしまい、自分的に登れるようになってからも2−3人しか抜けなかったのが残念。そのうち雨も止み空が明るくなってきた。
最高点で応援してくれたスタッフにひとこと
”このコース エグい!”
[最高点〜山頂駅(12km, +600m)]
とにかく脚を残してピークを越えられたのが嬉しくて、それ以降急斜面以外はほぼラン。雨で路面が柔らかくなっているので、スリップに気をつければ脚へのダメージは少ない。一度だけ木道のボルトに靴紐引っ掛けてダイブしかかったけど指と前腿のかすり傷で済んだ。登りで大きく離されたせいか、頑張って走ったけどここで抜いたのは二人だけ。
山頂駅でトイレ休憩
[山頂駅〜ゴール(16km +/-0m)]
ゲレンデ沿いに下り4km。
緩斜面は走れるけど、斜度がきつくなるとスピード出過ぎでブレーキかけてしまいうまく走れず。
ラップを見てもキロ6分程度かかっており準備不足を痛感。
結果、3時間19分で順位は真ん中よりちょっと下(トップは1時間59分)
同じコースをもう1周するロングだと2周目に入る分岐(15km)関門(スタート後3時間15分)に引っかかるタイム😓
反省:とにかく登りが遅過ぎ!
階段を普通に駆け上がるだけの練習では効果が薄い
パワーウォークに慣れるトレーニングの必要性を痛感
レースコンディション(ミドル:9:00スタート)
- 天候:曇り一時雨
- 気温:16-23℃
完走率
- ミドル 16km : 90% (M:76/84, F:18/20)
- ロング 31km(一般): 64% (M:63/97, F:5/9)
- ロング 31km(SJS): 93% (M:51/55, F:8/8)
装備
- 必携品:エマージェンシーシート、長袖ジャケット、水用フラスク(500ml)、スマホ
- その他:サンバイザー、サングラス、ベースレイヤー、Tシャツ、短パン、5本指ソックス、トレランシューズ、マスク、ウェストポーチ、トレランザック
補給(使用したもの):涼しくて雨降ってたのでそれほど水分は取らなかった
- 水+メダリスト(200ml)
- ジェル2個
来年また走ろうかな
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