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小学校受験の全体スケジュールを解説【こどもVer】
こんにちは、おはなです。
小学校受験のはじめてから終わるまでの全体スケジュール【こどもバージョン】をまとめました。
こんな人におすすめの記事です。
小学校受験を考えているけど全体的にどんなスケジュールなのか?
小学校受験に取り組んでるけどこれからどんな山場を迎えるの?
どんどん問題が難しくなってて頑張っても追いつけないんだけど。。。
小学校受験を終えたけど他の人はどんなふうに進めてたのかなあと振り返りたいと思っている方
前回は親の実務的観点の全体スケジュールをまとめました。今回はその子供バージョンです。
親のスケジュールを確認したい方は以下を参照ください。子どもバージョンと言えど、子供の取り組みを支えるのが小学校受験。この取り組みのすぐ横に自分がいると思ってください。
私自身、はじめての小学校受験に取り組んでいて、プリントをこなし、子供が成長してもそれと同じ(以上の!?)スピードで問題が難しくなっていき、
これっていつ追いつくの、、、?
と途方にくれたものでした。
やってもやっても追いつけません。
結論を言えば、ようやく試験本番の難易度に追いつけたのは年長の秋ごろ(夏終わり)でした。
夏までプリントの難易度は上がり、それからやや簡単な問題になり、考査を迎えるという運びになっています。
受験費用も年長の春からぐんぐんと伸び始める恐怖(いったいいくらになるの?)が出てくるため心の準備をしておいてください。
受験費用について気になる方はこちらの記事をお読みください。
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はじめに
小学校受験のフェーズは大きく分けて基礎期と応用期に分けられます。
今回はそれぞれの時期とやっていることを書いていきます。
以下にそのスケジュールの概要を示しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1738635088-1BXWMxkAG6oZdfqzwas4lVRr.png?width=1200)
基礎期
小学校受験で問われる能力を細かく分けた際の一つ一つの基本要素を身につけていく期間です。
一つ一つの要素とは例えば、左右、助数詞(匹、台、頭、、、)、季節の(行事、花、野菜、果物)、運動(ボール付き、投げ上げ、〇〇歩き、方足立ち、、、)、計算(1〜10程度)、図形、お話の記憶(話を聞いて当てはまるものに印をつける)、しりとり、姿勢(座り姿勢、立ち姿勢、、、)、道具(はさみ、のり、テープ、)の使い方、指示を聞く、集団行動、、、
挙げればキリがないですが、こんなイメージです。
年中期(年少11月-年中10月)
上記の要素を身につけていく期間です。難易度も月日が流れるにあたり難しくなっていきます。
要所要所で模試を受けて子供の理解度を確認しましょう。
子どもにとって初めての模試。親御さんのいないその空間に慣れる必要があるので初めから実力を発揮するのも難しいです。
また難関校を受験される方はそのための難関クラスがあります。上がりたい場合は各教室ごとに上がる目安があるのでそれを目指していか必要があります。
新年長期(年中11月-年中2月)
いよいよ、考査まで1年を切ります。
年中時よりも授業が長くなり、そしてプリント枚数も格段に増えます。
通常クラス以外にも志望校専用の授業をいつから始めるか?考え始めるのもこの頃ですね。
志望校専用の授業もとり始めると週に2回、この頃から掛け持ち塾される場合は週に3、4回とどんどん忙しくなっていきます。
学習内容は基礎期なのでこの期間も上述した基礎的な内容の難易度が3月ぐらいまでは上がり続けます。
ここで難易度が上がるとはどういうことかを簡単に説明すると、
例えばしりとりの場合、
5こぐらいのしりとりをつなげる。
つなげられる単語を複数から選ぶ。
10こぐらいの中からなるべく長くしりとりをつなげる。
しりとりで使わないものに丸をつける
2文字目が次の言葉の1文字目となるようにしりとりする(2文字目しりとり)
と言った具合に出題のされ方や言い回し、難易度が変わってきます。
こういった大人には微々たる違いでも子供からするとやはり解けなくなったりするわけで、それぞれに対して練習が必要になります。
また新年長からは模試の回数が増えていきます。月に一回程度受けることとなりそこで子供の弱点を確認していくことになります。
模試の偏差値は唯一の定量的でわかりやすい数値のためその結果を見ては一喜一憂してしまうのですが、大切なのはできなかった箇所の復習です。
応用期(年中3月ごろ〜)
応用期になると問題の内容も。
春季、GW
夏期講習で出てくる難易度の高さに向けた助走期です。はじめは応用期の問題に慣れるまで時間がかかります。
なかなか思うように解けなくなり始めて勉強が嫌になります。
それぞれ定期講習が用意される幼児教室が多いと思います。
夏期
かなり難易度の高い内容になります。子供もこの時期になると机に向たがらなくなります。
どのお教室も実際の考査と同等以上の内容になります。
1ヶ月に渡り集中講座が用意されており週に3-4回通います。
子供は嫌がり、お金はかさみ、親子関係が悪化しがちな時期に突入。
まさに小学校受験の真の山場です。
親も子供も1番体力が必要となる時期です。
ここで向き合わないと結果が出ないと言われています。
実際の取り組みの様子についてはこちらの記事をご参考ください。
秋季、直前
夏期ほどの難易度ではなく問題の難易度も実際の小学校での問題と同等もしくはそれ以下に設定されています。
夏期講習を頑張ったからこんなにもできるようになったよ!すごいね!
と太鼓判を押し、子供のやる気がアップしそのテンションのままで本番に臨み調整しているような期になります。
面接期
秋季、直前の授業と並行して各学校の面接が始まります。いくらか複数の小学校を受験すると考えると9月から面接期となります。
もちろんそのための準備期間が必要です。
面接練習はもちろん夏ごろから行います。
親も面接直前はナーバスになります。親の面接については次で詳しくまとめています。
考査期
いよいよ考査を受けていく時期です。地域にもよりますが10月ごろから開始されます。
考査当日に向けて抜かりない準備をしていきましょう。
考査の前日や当日の様子は次の記事を参考ください。
まとめ
小学校受験の子供のスケジュールをまとめました。基礎期や応用期があり、プリント学習を継続していても難易度も上がりイタチごっこで追いついてくれません。
ただ、コツコツやること、復習をすること、満遍なく対策していくことで必ず秋ごろに仕上がり始めます。
子供の体も大きく成長しています。
基礎期で挫折している方はまだまだこんなものじゃない挫折が夏期に待ってます。
ギアを入れすぎず、ただコツコツ毎日過ごしていきましょう。
私の小学校受験体験記も参考になると思います。気になる方はどうぞご覧ください。
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