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全落ちの恐怖とその心構え【小学校受験】
こんにちは、おはなです。
今回のトピックは全落ち(=受験校の全て落ちた)に対する心構えです。
お受験に真摯に向き合っている方々は聞きたくもないワードですね。ただ一旦は冷静になり、起こりうる未来の一つとして想定しておきましょう。
こんな方へ向けての記事です。
・どの学校にも入れなかったらどうしよう。
・全落ちの恐怖で寝られない。
・一旦、走り出した小学校受験を今更止められない。
・うちは全落ちとは無縁だろうから読まなくていいやー
そもそも小学校受験をされてない方も小学校受験の方々が1番気にされる全落ちについての心情がわかるような内容にしております。
どうぞお読みください。
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全落ちの恐怖とは?
小学校受験
渦中のご家庭にとってそれは家族の中で最も支出が多くかつ労働力を掛けている1番の中心でかつ優先事項です。
このような期間を1年から2年過ごすわけですから年長時の親のメンタルは気が気ではありません。
目的は志望校の合格です。
長期間にわたる努力が報われるのは合格のみです。
どこにも合格を頂けなかった(全落ち)場合は頭を抱えて数日間は寝込むでしょう。。。
真剣に向かわれているご家庭にとってはそれほどの悪夢なのです。
全落ちに関する書籍
実際にご経験された方の書籍もありましたのでご紹介です。Kindle Unlimitedで30分程度で読みきれます。
『小学校受験でまさかの「全落ち」した結果、学んだこと』ワーママりも著
https://a.co/3gaC8zd
全落ちの経験からお受験について、幼児教室に対して、筆者の思いが赤裸々に綴られています。
プライベートの苦々しかった思いを世に出して頂いたことにありがたみを感じました。
読み手はあくまで事実と筆者の思いを分けて参考にしましょう。
言葉を引用します。
どこかで考え方の「ブレインロック」をされてしまいました。
https://a.co/3gaC8zd
小学校受験を進める中で感じた違和感を違和感と認識せずそういうもんなんだと思い込ませて進めていたことをこのように表現されてました。
ここに書かれているブレインロックとは、
思考や行動を、本人が無意識のうちに制限(ブロック)してしまう状態のこと
のことです。小学校受験に取り組んでいると、これ必要!?なんで!?って思うことは正直多々あります。違和感に感じたことや程度の深さの違いは人それぞれと思われます。
その違和感に対して「そういうもんだ」と向き合わず、答えを出さずに日々の小学校受験のタスクに追われている状況だったと想像します。
ブレインロックから抜け出すことは本当に難しいですが、少し足を止めて、家庭の教育方針に則り、本当に我々の家庭として小学校受験させるか?を考えて答えを出しましょう。
教育方針にそぐわない場合は小学校受験をやめましょう。小学校側にも教育方針にそぐわない取り繕っている姿勢はどこかしら(願書や面接)でバレます。
これは私の実際に感じた集団行動に対する違和感ですが、
集団行動では協調性が求められ、誰かが出した意見には賛同し、その意見の方向性でみんなが協力する方が協調性があるように見受けられやすいです。
例えば自由遊びの場合、誰かがある遊びを選んだ場合、「私はこっちの遊びの方がいい」と言って1人でフラフラと違うところに行くと、協調性がないように見受けられる可能性があります。(適切な断り方や断られた方が嫌な気持ちにならない言い方や理由づけをお伝えできれば問題ありませんが、、、)さらにそのまま1人で遊んでいたならば協調性がないとみなされます。
よって自由遊びの初期でうまく加点の行動が見られない場合は「とりあえず、いいねーと言って、みんなと同じ遊びをしましょう。」なんて伝えていました。
一方で私は何に関しても賛同してしまうのは良くない。あくまでも自分の頭で考えて発言や行動ができる人になって欲しいと思っています。
自由遊びについて、周りに気を使いすぎて全く自由遊びじゃないなあと違和感を感じていました。
ただ人間関係で何かしらのバランスを考え、とりあえず気立てよく肯定しておくことも時には必要。わがままな気持ちを抑えて理性的な行動をするイメージです。
自分の信念で譲れない時はそう言った自分の意見をぶつけられる姿勢ができるようになればいいと思い、この自由遊びを受け入れました。
このように、見方を変えると腑に落ちることもあります。
話は戻りますが書籍の筆者の方も結局は公立学校を経て教育方針に合うインターに転校されたともあるのでやはり最後は合う学校にご縁があるのだと感じさせられました。
心構え
ここから全落ち(希望に叶わない結果となっても)した際の心構えをお伝えします。個人的に用意しておいた心構えです。
小学校受験は投資ではない
投資というのは利益を得る目的で事業などに資金を出すこと。比喩的に、将来の利益のために多額の金銭を投入することです。
つまり子供にいい教育を受けさせて将来は親の描く理想の人物になってもらうものです。
ただ必ずしも思い描く通りの子供になれるとは限らないと思います。むしろ思い通りにはならないと思ってます。
この考え方だと結果を出そうと欲張り、子供にも結果(リターン)を求めるようになります。
もちろん結果を求めたいですが、ご縁のこの世界。必ずしもうまく行くとは限りません。
我が家では小学校受験にかかる費用は見返りを求めないようにしようと夫婦で約束をしました。
もしご縁を頂けなかったのであればその全ては親の力不足。子供も関係ない。子供には親の趣味に付き合わせて申し訳なかったと思うようにしていました。
着実に努力することが大切
これは私の教育方針の中の一つでもあるのですが、
たとえご縁が頂けても、頂けなくても、どんな環境であれ、地に足つけて着実に努力していく姿勢が大切と考えております。
1番大切なのはご家庭の教育方針で小学校受験や学校の機会を利用して着実に努力していくこと。
必ずここに着地できるようにしていました。
まとめ
今回は恐怖の全落ちに関して説明しました。
本当に恐怖です。心構えがあったとしても恐怖であることには変わりはありません。
ただ、自暴自棄になったり、子供に変にあたったり、そんなことには絶対にならないよう参考になればと思います。
またご家庭と学校の教育方針の違いは子どもがどんなに優秀でも全落ちの可能性を高めます。
教育方針を早期に固め、有意義な受験期をお過ごしください。
教育方針について知りたい方は以下の記事にてまとめております。
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お読みいただきありがとうございました。