ICL（眼内コンタクトレンズ）手術やってきた。

前回ICLについてのnoteを書きました。
年収は少ないが高額な手術（ICL）を受ける｜4人子育てパパ (note.com)
今回は手術の流れや感想について書こうと思います。

手術体験記

手術開始まで

手術数日前から目を消毒する？目薬を毎日しました。コンタクトも3日前から禁止でしばらく眼鏡生活。あまり度の合っていないメガネだったので結構ストレスでした。

手術当日は14時に受付をして、最後の目の検査をしたら料金の支払いをしました。そこで手術中の注意点や一日の流れの説明を受けました。

OPE開始は15時半。麻酔は目薬で1時間くらい前から数回に分けてしました。目の感覚がマヒしてるのが分かる感じですが、見えなくなる訳ではありません。

15時になるとOPE室の前まで案内されます。私の前に3名くらい待ちの人がいて、後ろにも3名ほどいました。10分ほどで1人が終わり私の番は15時半くらいだったと思います。

待っている間は何とも言えない緊張感でなるべく別のことを考えるようにしていました。

手術開始までにガウンを着て、帽子をかぶり、目の周りを消毒します。麻酔の目薬ももう一回しました。看護師さんにイボイボのボールを渡され、「手術中何かを握りたくなったらこちらを握ると気がまぎれます」と言われました。実際これがいい仕事してました。(笑)

手術開始

オペ室に入ると椅子に座りリクライニングが倒れます。目に覆布がかぶせられ、瞼を器具で固定します。この強制的に瞬き出来ない状態がものすごいストレス。指に心拍系とSPO2の測定器具をつけて準備OK。心拍系の音で自分がめちゃくちゃ緊張しているのが分かりました(笑)

最初は目に様々な液体をかけられます。この時点で恐怖心が頂点になり、「ちょっと怖いです」と身体がビクッとなりました。先生の方は冷静に「動いたら手元が狂いますからねー」と余計恐怖心が高まるひと言。

そしていよいよメスが入ります。これも目で見えるので怖いのですが、痛みは全くなく当たっているのを感じる程度。これで「こんなものか」と少し落ち着きを取り戻しました。

その後、眼内レンズが挿入され目の中に固定されます。これも何となく状況が見えているのですが、痛みはないけど目の中をぐりぐりされている感覚はあり、ちょっと気持ち悪い感じでした。

レンズが固定されると消毒して、目の外側にカバーのレンズを入れます。

右目が終わり、左目も同様に行いました。一度一連の流れを体験し安心できたのか、左目はそれほどストレスなく終わりました。

時間は10分くらいだったと思うのですが、体感としては片方2分くらいの感覚でした。終わってしまえばあっという間という感じです。

手術後の流れ

オペ後は安静室に案内され、飴玉を1つ貰い、リクライニングシートで30分ほど安静にしました。気が立っていたからか落ち着くことができず、ずっと貧乏ゆすりしていました。

30分経ったらスタッフさんに呼ばれて待合室で待機。目には圧を感じる程度で痛みはなかったです。この日は眼圧の検査とOPE後の診察を受けて帰宅。妻に迎えに来てもらったのはメンタル的に助かりました。

オペ後1週間

現在、オペ後1週間経っていますが、保護用のメガネも外れ視力も両眼1.5まで回復しました。コンタクトレンズの着け外しの習慣がなくなり、その感覚に違和感はありますが、洗顔やシャンプーもできるようになりかなり快適に感じています。

唯一のデメリットはハロー現象といって、光を直接見る（電球や夕日など）と光の輪っかが出ます。先生曰くこれはICLをする以上避けることができない副作用らしいです。私自身は少し気になる程度ですが、次第に慣れてくるみたいです。（なくなることはない）

ICLやってみて

個人的な感想は「早くやればよかった」です。
ICL自体は2016年から始まった新しい技術なので、その当時すぐにやるのは難しいかったのも事実です。しかし、確実にQOLは上がるし、コンタクトレンズやメガネにかかるお金も無くなると考えれば、出来るだけ早くやるべきだと思います。

なので、今20代、30代の若者で悩んでいる人がいれば「やったほうがいいよー」と言うと思います。実際病院に来ている患者さんも若い人が多かったです。

今回の手術でICLに関する知識が深まりました。
もし、詳細知りたい方がいましたら直接メッセージ頂ければ具体的な病院名も含めて、色々お伝え出来るかと思いますので、お気軽にお問合せ頂ければと思います。