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今日1日マスクをすることで何人の高齢者の命を救えるか

あなたが今日1日マスクをすることで何人の高齢者の命を救えるか、計算してみました。

方針としてはノーマスクでのほほんと暮らしていたらどれくらいの高齢者をあやめてしまうかを計算して、最期にそれを不織布マスクでどれくらい防げるかを算出してみます。

[1]あなたが感染に十分な量を排出するほどの唾を飛ばしながら長時間話し続けるか、目の前で思い切りくしゃみや咳をする平均人数

0.5人

(ニューヨーカーでも無いのでほとんどないと思います)

[2]あなたが今日人に感染させるだけのウィルスを持っている確率

(3,000 * 2) / 125,000,000 = 0.0000048

(新型コロナで感染力があるのは症状が出る前の2日間と言われています。現在の感染者数が1日3千人程度ですから今発症前2日にあたる人数はその2倍の6千人。日本の1億2千5百万人の人口の中であなたがその中に含まれている確率を求めています。)

[3]あなたが今日、他人に十分なウィルス量を浴びせてしまう人数の期待値

0.5人 * 0.0000048 = 0.0000024人

この人は十分な量のウィルスに曝露したのでPCR陽性になると仮定する。

[4]その人が発症する確率

80%

[5]その人の家に高齢者がいる確率(東京の場合)

1.8%

[6]家庭内感染の確率

60%

(これはよい文献が見つからなかったので推定値です)

[7]あなたが今日話しかけたことでその人が同居している高齢者にうつす期待値

0.0000024人 * 0.8 * 0.018 * 0.6 = 0.00000003456人

[8]その高齢者が死亡する確率

(5,564 + 2,019) / (39,402 + 38,235) = 0.0977

(厚労省発表のデータから、70代以上の「死者数」/「陽性者数」で出しています)

[9]あなたが2次感染で高齢者を死なせてしまう人数の期待値

0.00000003456 * 0.0977 = 0.00000000337651

★↑これがノーマスクで生活して、2次感染で何人の高齢者を死なせてしまうかの期待値

[10]不織布マスクで飛沫を押さえられる効果

80%

(いろいろなサイトで飛沫防止効果が80%あるとありました。ちなみに感染がすべて飛沫感染であるという仮定です。)

[11]あなたが2次感染で高齢者を死なせてしまうのを何人防止できるかの期待値

0.00000000337651 * 0.8 = 0.00000000270121人

★つまり、1日不織布マスクをすると0.00000000270121人の高齢者の命を救えます。素晴らしい効果ですね。

[12]逆に1人の命を救おうと思ったら

1 / 0.00000000270121 = 370,204,518.7日 = 1,014,258.955年

★101万年くらいマスクをし続けてやっと1人の命が救えます。


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