夫婦間の魔法の言葉

私の妻は専業主婦です。

ほぼ毎日1人で
3人の子育てと7人分(妻の両親を呼んで同居してます)の家事をする。

妻の両親は一度仕事をリタイアして
1年間ぐらい遊んでいたものの飽きてしまう。

もともと2人ともバリバリ働いてたので
仕事復帰して今に至る。
(話はそれるが好きな仕事をしていたら人はイキイキするんだなと2人を見ていて思う)

だから、
我が家は外で戦う戦士が3人いる。

家を守るのは
妻1人という構成だ。

7人分の家事というのは
なかなか骨の折れる仕事である。
(いや、なかなかというレベルではないぐらい大変)

しかもちびっ子ギャングが3人。
(おそろしすぎる)

何やってても
「ねーねー、まま聞いてー」
「ねーねー、遊ぼうよー」
「ねーねー、公園行こうよー」
「ねーねー・・・」
とエンドレスだ。
(幸せなんだけど、本当に大変です。笑)

子育てあるあるではあるが、
ストレスは相当たまる。
(これはしょうがない)

なんたって
・自分の時間がない
・出来て当たり前と思われる
・出来てなかったら「サボってたの」と言われる(この言葉は本当にきつい)
・誰からも褒められない
・終わりがない


変な話、
専業主婦は子供との世界しかなくなる
(これは素敵なことである一方、社会から置いてかれているのではないかと不安になる要因でもある)

妻は
「私は専業主婦なんだから家事も育児も
完璧にやらないと」と責任感も強かった。

その気持ちは嬉しいのだが現実は厳しい。

子供とのイレギュラーなことが起きて、
・夕飯が間に合わなかったり、
・洗濯物がたためなかったり、
・午前中に片付けた部屋が午後にはびっくりするぐらい散らかったり
と理想とかけはなれてしまう。

こうなると
出来ない自分にイライラして
子供に当たったりしてしまう。

子供に当たった自分はダメなんだ、、、
と負のループに入る。

しかも
私や両親から
・洗濯物置いてあるんだね
・今日は片付ける時間なかったんだね
と妻を傷つける言葉が発せられる
(そんなつもりはないのだが、妻の大変さを理解していない私であった)

妻は
「なんでもかんでもやれると思うな」
「わたしは家政婦なのか」
と必死に訴える。

私や両親は
・大変なのはわかるよ
とわかってもないくせにわかったような事を言う。

こうやって
お互いのコミュニケーションのずれが
長く続き妻には大変な思いをさせてしまっていた。
(まだまだ大変な思いをさせているが、、)

ある日、
妻のタスクを可視化した。
(ここでやっと大変さに気付く。。。いつも遅い私)

私は妻に申し訳ない気持ちを伝え、
「家のリセットは妻の仕事じゃないよ。家のリセットは家族の仕事だよ。」
と伝えた。

その後、
私も両親も妻も家事や育児を
役割でやるのではなく、
気付いた人がやるというスタイルに変えた。

後日妻から
「家のリセットは家族の仕事だよ」
と言ってくれて嬉しかったと言ってくれた。

妻に少しでも寄り添えて僕も嬉しかった。

これからも夫婦間のコミュニケーションを大事にしていきたいと思う今日この頃である。


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