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ホワイトアウトの氷ノ山からの生還

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〜2月12日 23:00

いまだにこの年になっても失敗を重ね続ける私です。
ちなみに、福山雅治と同い年で、今年56歳になります。
さて、これまで積み重ねてきた失敗も、人から見れば、何かのヒントになったり、勇気を与えられたりすることもあるようなので、どんどん発表していこうとの思いに至りました。

まずは、山での失敗と言えば、ホワイトアウトで道を見失うという経験をした氷ノ山のことが思い出されます。
無事に生還できているから今があるのですが、やはりその時は、ヒヤッとしたことを覚えております。

もう13年前になります。2012年3月10日~11日の1泊2日で、兵庫県最高峰の氷ノ山と兵庫県第二の高峰三室山に登る企画でありました。
参加者は、私を含めて4名。みな、よく知った山仲間であります。

1日目は、三室山へ

大阪を朝出発して、まずは三室山へと向かいます。
前年6月以来2回目の三室山ですが、雪のある時期は初めて。
天候はイマイチでしたが、なんとか無事に登頂。

16:48 登山口まで無事に下山

いつもながら遅いスタートでしたが、何とか暗くなる前には下山となりました。
温泉で温まってから、本日の宿泊場所となる鳥取県はつくよねの民宿を目指します。

氷ノ山は、兵庫県と鳥取県との県境にある山で、登山道もいくつかあり、これまでにも何度も登っている山です。
雪のある間は、鳥取県側にある『わかさ氷ノ山スキー場』のリフトを利用して、リフトトップから歩き始めるコースが最短となるので、今回も鳥取県側から入山します。
実は、前年もこのコースを歩いたのですが、天候不良のため三ノ丸頂上から撤退してきていたのでした。

民宿での夕食、そして2次会と、いつものごとく宴はいつまで続いたのかわかりませんが、翌朝は予定通り7時起床です。

9:39 遅くなってしまいましたが、天気も良さそうです。
登山届けを提出して、いよいよ出発!
スノーシューのレンタル手続きや出発前に忘れ物に気づくなど、バタバタとしてしまいました。
前日の準備不足、反省です。
ここからリフトを乗り継いで、ゲレンデトップまで上がります。
こちらのゲレンデ上部は、相当な急斜面です。
状況が悪いのか、ゲレンデ上半分はクローズされておりました。
10:05 いよいよここからスノーシューを履いて出発です。
リフトに乗る前までは晴れ間も見えていたのに、どういうことでしょうか、ここまで上がってくると暗雲垂れ込め吹雪いてきました。
10:26 急斜面を一気に上がり、尾根道に出てくると、見事な霧氷が現れてきました。
10:34 ゲレンデトップより30分ほどで、樹林帯の台地に出ました。ここからは、緩やかな登りとなってきます
10:45 新雪は吹き飛ばされるためか、地面はカリカリの氷のよう。 吹雪いてくる中、トレースもほとんど見えず、だだっ広い斜面で、目指す方向もイマイチわかりにくい。 ただ、斜面を上がって高いところに向かって進むばかり。

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