【APEX 分析メモ】初心者がやってしまいがちな被弾を増やす行動

ある程度上手くなってきたものの、まだ「射線管理やヘイト管理を実践しているはずなのになぜ死ぬんだろう…」と思うケースが結構あった。

あるいは「ヘイトを貰ってしまった時も、より被弾を減らしつつ戦えないか」という思いもあった。

これは自分の動きに起因する問題なので、何かの動画を見れば学べるということではなかった。なので、ここ数日間は自分の動きと上級者の動きをひたすら見比べ、自分と何が違うのかを研究していた。

ある程度伸びしろらしきものを発見したのでメモしておく。先人からの教えのまとめではないので間違っている可能性が高い。なので分析メモとした。

×左右の動きで顔出し ○ジャンプ・屈伸で顔出し

主に中距離~遠距離のSRやAR主体の撃ち合いで、「こっちが顔を出した瞬間既に大ダメージを貰っている…」ということはないだろうか。私にはあった。

もちろん自分も相手の位置を把握していて、覗いた瞬間撃っているのに負けてしまう。なんでだろうと思っていたのだが、ようやく原因が分かった。

それは、左右の動きで顔を出し合う際は、「先見え理論」によって先に置きエイムした方が圧倒的に有利だからだ。

先見え理論とは、遮蔽物越しの戦いでは、遮蔽物から遠い方が相手の体を先に見ることができるという理論だ。詳しい理由は下記のブログが分かりやすく解説していた。

これを当てはめると、遠距離戦では置きエイムを先にした方が相手の遮蔽から離れた位置にいられるので先に撃ち始めることができるということだ。

じゃあどうすればいいのかというと、ジャンプや屈伸で顔出しすればいい。なぜなら、先見え理論は自分の視点より体が先に遮蔽から出てしまうことで起こるので、ジャンプや屈伸で頭から出れば、体と同時に視点を出せるので先見え理論が適用されないからだ。

上級者がセルを巻きながらジャンプで状況把握する姿を見て、初心者的には「頭から出すなんて、ヘッショされたらどうするんだ」と思っていたが、ちゃんとした理由があり、実際に合理的な気がする。

×相手が見えるまでダッシュ ○遮蔽物までダッシュしてから歩きで索敵

向こうの戦闘音が止み、「さあ漁夫だ」というタイミング。敵の正確な位置を把握できないが、早く行かないと相手の態勢が整ってしまう…と焦って詰め、敵を発見した。しかしこちらが撃ち返すより先に集中砲火を浴び、遮蔽に戻れず返り討ちに合う…という状況はないだろうか。

これは移動と索敵と戦闘を同時に行おうとしたから起こったことだと思った。

相手が見えるまでダッシュだと、相手が見えてから照準までの間にワンテンポ生じてしまうし、たまたま遮蔽のない状態で相手を見つけてしまった場合、焦って撃ち合いを始めてしまうと複数射線通された瞬間に死ぬ。

これを避けるためには、
①移動は遮蔽物間を移動するために行う
②移動中に敵を見つけても遮蔽物に入ることを優先する
③見つけ次第撃つ系の索敵は遮蔽物に近いところで歩きながら行う

に気を付けるとよいのかなと思った。

×歩いている敵を撃つ ○ダッシュ・ジャンプ中の敵を撃つ

前の話にリンクするが、歩いている敵を撃つ方が走っている敵を撃つより反撃されづらそうだ。今までは自分の当てやすさを優先して歩いている敵を狙い、反撃されていたなと気づいた。

まろんさんの動画を見ても、相手から注目されていても反撃されないケースは相手がダッシュやジャンプしているところを撃っていた。

逆にまろんさんレベルであっても歩いている相手からヘイトを向けられているシーンで被弾を0に抑えられているケースはまれで、スキルの後隙を突くとかでなければ難しそうだなと思った。

これからはダッシュ・ジャンプ中の敵を撃とうと思った。そのためにはエイムが必要なのだが、だとしても練習法は照準を素早く合わせるとかではなく、偏差撃ちや追いエイムなのだなと思った。

×遮蔽の裏で相手を待つ ○撃ち合いをするなら先に覗いて撃つ

大ダメージを食らってしまった!回復はなんとか間に合ったけど敵が詰めてくるのは明白、相手が飛び出してきたときに迎え撃つぞ…そう思い回復のために隠れた遮蔽でそのまま敵を待つことはないだろうか。そしてなぜか相手の方が速くこちら弾をぶち込み、溶かされることはないだろうか。

その裏には、ピーカーズアドバンテージというFPSの原則があることを知った。

オンラインゲームには通信遅延が発生しているので、相手が動いてから自分がそれに気づくまで一瞬のタイムラグがあり、そのタイムラグを利用して一方的に撃てる時間が攻撃側のみに与えられる、というものらしい。

なので基本的に敵を待つのは悪手なんだなと知った。

×遮蔽を覗く際は奥まで一気に覗く ○体を出し入れしながら小刻みに覗く

遮蔽を覗く場合、一気に奥まで覗こうとしていないだろうか。それも悪手だとわかった。

なぜなら敵を発見してもエイムを合わせるのに時間がかかるし、複数人いた時に集中砲火を浴びてしまうからだ。

それを防ぐためには体を出し入れしながら小刻みに覗くと良いらしい。カッティングパイというFPSの基本動作とのこと。

×遮蔽に密着してで撃ち合う ○敵を遮蔽にくぎ付けにする

初心者動画で、「遮蔽をうまく使って撃ち合おう」「マスティフ覗き撃ち強い」みたいなテクを知った結果、「遮蔽密着強い!とりあえず遮蔽に近づいておこう!」という思考にとらわれていた。

が、前述した先見え理論的には、遮蔽から遠い方が有利だと知った。

なので、「相手が遮蔽際にいる際は、遮蔽に近づかず角度を稼ぎ、相手が出てきたら遮蔽によりながら撃つ」ことを意識してみた。

結果、被弾を抑えることができた。

とはいえ初心者動画の内容が間違っているわけではなく初心者動画の「遮蔽際で撃つ」は相手がダッシュして迫ってきていることを前提としている。

相手がダッシュしている状況になりやすいという意味では遮蔽際は優秀だが、逆に明らかにダッシュしてないだろという状況(相手が逃げ込んだ遮蔽に追撃する際など)ではむやみに遮蔽に密着して戦っても、被弾を増やすと思われる。

マスティフなんかの覗き撃ちはダメージ交換で勝つための、被弾上等テクであり、一方的に相手を撃てるテクではないと理解したい。

とはいえ遮蔽から離れると、他の位置から射線を通された際には死ぬしかないので、リスクの大きいテクかもしれない。これはもう少し実践してから判断したい。

×単発武器でもレレレ ○単発武器は基本覗き撃ち

ウイングマンで嬉しくなって高速レレレ撃ちしたが普通に撃ち負けることや、マスティフで適正距離から飛び出せてうれしくなってしゃがみレレレ撃ちして撃ち負けることはないだろうか。いや、ある。

基本的には単発武器はDPS低いのでレレレ撃ちには向かないんだなと思った。レレレが速いのは嬉しいけど、遮蔽に隠れたほうが普通に強いので安易なレレレは基本やめような…

こういう学びを深めれば深めるほど弾避け技術とか小手先の話であまり実力向上しなさそうだなと思う。今後はキャラコンに安易に飛びつくのはやめようと思う。

×相手が見えるまで覗いて覗き撃ち ○覗き撃ちは相手を待ってから引き撃ちの要領で

前の話を踏まえると「じゃあ単発武器は覗き撃ち最強やんけ」と覗き撃ちするわけだが、覗き撃ちしてても負けることはないだろうか。

それは、どんな時も攻撃的な、相手が見えるまで覗いくタイプの覗き撃ちを繰り返しているからかもしれない。

相手が反撃の意思がある場合は、逆にこちらに接近してくる。そうすると相手が同じ位置にいないので、エイムが落ちるし、相手に対して直角に横移動できていないので回避力も下がり、結果大ダメージを受けてしまう。

そういう時は相手の飛び込みを予測した引き撃ちがいいらしい。これはありしあさんも言っていたので間違いなさそう

以上だ。

多分今後しばらくはこういう感じで自分の死ぬシーンを減らして戦闘参加時間を延ばしていくんだと思う。ダメージやキルを稼ぐのはそれからかな。

いいなと思ったら応援しよう!