【APEX 分析メモ】「体出しすぎ」と言われないための遮蔽の選び方

今日は「体出しすぎ問題」ついて考えてみた。

「体出しすぎ問題」とは、上手い人の解説動画で「体を出しすぎないように立ち回ります」と言われたり、上手い人のプレイ動画で味方が死んだとき、「体出しすぎやねん」と言われたりするが、初心者にとっては何が体出しすぎで、どうしたら出しすぎないのかがわからない問題である(ぱおん調べ, 2020)

今回は、自分のプレイ動画と上手い人の比較から、どのような状況で「体出しすぎ問題」が発生し、初心者的には何を気を付ければよいのかを考えてみた。

結論:不完全でも、自分の顔から下をできるだけ隠せ

要は頭出しポジションが理想で、完全な頭出しが出来なかったとしても、下半身だけでも隠せたらまだマシ、という話だ。

当たり前の話にも思えるが、これを実践するためには、初心者が陥りがちな罠を回避する必要がある。

初心者が陥りがちな罠①:自分の視界に入らない遮蔽の軽視

例えばオリンパスのリフトにある円形の家の中に敵がいる場合、敵が下がったからと無思考で窓から家の中に入ることはないだろうか。そして相手に机を上手く遮蔽に使われ、返り討ちに合ったことはないだろうか。自分にはあった。

恐らくこれは、窓際が自分にとって有利なポジションだと認識できていないから起こることなのだと思う。

なぜ窓際が有利かというと、下の窓枠で自分のヒットボックスが減るし、しゃがんで更にヒットボックスを減らしながら撃ち合う選択肢も、横に隠れる選択肢もあるからだ。

ただ、初心者にはそれが分からない。なぜなら下の窓枠は自分視点から見ると写っていないので、自分が遮蔽を使えている認識がないのだ。結果、窓枠は自分の移動を阻害するただの邪魔なオブジェクトとしか思えず、思わず乗り越えてしまう。

初心者が陥りがちな罠②:完全に隠れられない遮蔽の軽視

また、完全に隠れられない遮蔽を軽視して、遮蔽として認識していない場合もあると思う。例えば体が下半分くらいしか隠れない箱などだ。

初心者(というか自分)は、そんなの遮蔽がないのと同じだと思って、単純に敵を撃ちやすいポジションに走って、自ら有利を捨ててしまっていることが良くあると思う。

初心者が陥りがちな罠③:下よりも横を隠そうとする

罠①、罠②の結果、初心者は視界に入り、完全に遮蔽に隠れやすい「横からの体出し」を好む傾向があると思う。

横からの体出しは、被弾面積的に敵と同条件以上にはならないだけでなく、視界もさえぎられるので撃つ機会も減る。

結果、エイム負けするか、敵の方が体の露出が少なくて負けてしまいがちだ。

今後気を付けるべきこと:横のみ隠れる遮蔽よりも、L字遮蔽や下一部だけ隠れる遮蔽を優先すべき(要検証)

上記の話を踏まえて、初心者がどうすべきなのかを考察した。

結局、初心者は「遮蔽の横から顔を出すことこそ最も安心」という誤解を解きましょうという話だ。

横から出て横に隠れるには、横移動を使う必要があるが、横移動は意外に遅い。特にアサルトライフルやLMGでADSしながら隠れようとした日には、隠れるまでに死んでしまう。

基本的には横移動よりも、しゃがみをより活用して被ダメージを減らす

では、横からの遮蔽以外にどのような遮蔽があるのか。頭出しポジション以外にも2つあると考えている。

1つは、下一部+横一部が隠れる遮蔽だ。L字遮蔽と名付けてみた。

しゃがみでもある程度遮蔽が切れるし、立っている状態でも体の横半分とした半分は隠れているので、横だけしか隠れていない遮蔽よりもヒットボックスを大幅に減らすことができる。サプライボックスなどがそれにあたるだろう。

もう1つは、下一部だけ隠れる遮蔽だ。完全に射線を切ることはできないが、しゃがむだけで大幅にヒットボックスを減らすことができ、有利に撃ち合える。机やカウンターなどがそれにあたる。

下一部だけ隠れる遮蔽と横だけ隠れる遮蔽のどちらを選ぶべきかは状況によっても異なるだろうから、要検証とした。

ただ、横に隠れるクセを矯正するという意味では、横遮蔽よりも積極的に使ってみて良いと思った。

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以上だ。

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