【APEX 勉強メモ】ふみさんの1v1講義

昨日ふみさんという方の1v1講義を見た。勉強になることが多かったので、学んだことをメモしておく。

自分の気づきのメモなので、講義内容のまとめではないことは留意いただきたい。

見た動画

この動画で初めて知ったのだが、PADで世界一位とのこと。強そう(権威主義)

1. 決め撃ちの読み合いで体力差を作りつつ弾切れを誘い、リロード時に詰めて仕留める流れを意識する

「結局、撃ち合いにはどうやったら勝てるのか?」という問いに今まで答えられず、ある程度のエイム力を付けたら、体力有利や人数有利を作って勝ちましょうくらいにしか思っていなかった。

したがって、1v1で体力MAX同士の撃ち合いは、単純に遮蔽に隠れてマスティフ撃ってたら勝ったくらいしか勝ち筋はなかった(それ以外は負けていた)

しかし、この講義を見て1v1で体力MAX同士でどうやって勝つかの解像度が高まった。

見出しの通り、「決め撃ちの読み合いで体力差を作りつつ弾切れを誘い、リロード時に詰めて仕留める」ということだ。

ポイントは2つで、1つは「決め撃ちの読み合いで体力差を作る」という所だ。これはエイム力勝負・体力勝負・武器勝負「ではない」と言い換えることができる。今まで自分がしてきたことは違うということだ。

もう1つは「リロード時に詰めて仕留める」ということだ。今まで自分は「相手が隠れたら詰める」くらいにしか思っていなかったが、リロード時に詰めることが重要だとわかり、より明確に詰めるタイミングが分かるようになったと思う。

では、どうやって決め撃ちの読み合いに勝つのか?について、気づいたことを書きにメモしておく。

2. フェイントを交えた素早いリポジションにより、体力を削られずに敵の位置を目視する

まずは相手の位置把握がマストである。というのはまあ知ってはいたが、今までは音にしか頼っていなかった。なぜか?体を出したら撃たれるからだ。

例えば上に敵がいることが分かっていても、登ったら登り動作があるからその時撃たれるよねーと思って居た。

動画では、そこに対する回答があった。フェイントでええやんという話だ。今までは右に出るならがっつり右にでる、上に登るならがっつり上る、ということしか考えていなかったが、ちら出という選択肢があると知った。

今度使ってみようと思う。

3. 相手の決め撃ちを外させるために、相手の動きの誘導と、相手の決め撃ちをずらして待てる遮蔽選びが重要

敵の位置を把握したとして、次は相手の出方を予測して決め撃ちをすることになる。ここで重要なのは、相手も決め撃ちしてくる可能性があるので、相手の決め撃ちを回避することだ。

今までは、カッティングパイなどでの飛び出すタイミングや勢い(つまり横の動き)による決め撃ち回避(というかダメージ抑制)を使っていたのだが、縦の動きによってもっと弾を避けられると知った。

具体的には遮蔽に登って待つ動きと、しゃがんで待つ動きだ。確かに敵と戦っていてしゃがまれてると結構最初戸惑うなとは思っていた。

ただそれをするには登って待てる遮蔽でないとできないよなと思った。つまり、そもそもの戦う位置選びから勝負が始まっていて、登れる場所を選ぼうということだと理解した。

そうすると、次の問いは、自分の決め撃ちをどうやって当てるのか?となる。こちらもいくつか気づきを得たのでメモしておく。

3-1. 自分の位置をあえて相手に知らせることで、相手の動きを誘導する

1つは、相手を自分の来てほしい方向に誘導しろ、ということらしい。

そのためには、例えばあえてちょっとだけ撃って自分の位置を知らせることで、その位置に向かって相手が顔をだす、などの行動誘導が効果的とのこと。

今後使ってみたいと思う。

3-2. 同じ場所から二度顔を出す甘い立ち回りを狩る

もう1つは甘い立ち回りを待って、それを狩るというものだ。甘い立ち回りとは同じ場所から二度顔を出すことを指す。

本当にうまい人以外は同じ場所から二度顔出しは結構やるらしい(自分もやる)ので、どうせそこからまた顔を出すんだろ、と置いておくことが楽ちんな決め撃ちの当て方とのこと。

3-2-1. 「待ち」で甘い立ち回りを誘発させる

ただし、撃たれると分かっているのに何度も顔を出さない人もいる。そういう時は「待つ」ことで音が消え、自分の位置がつかめなくなった敵が索敵のために甘い動きをするのを待って狩る方法もあると知った。

こちらも試したい。

3-2-2. 「待ち」は予測が外れるリスクも考え、少し遮蔽から離れてでも相手の択が見えやすいポジションで行う

ただこの「待ち」は、どこでも適当に待っていればいいというわけでもないらしい。

ふみさんの動きで印象的だったのは、遮蔽に密着した位置ではなく、あえて少し離れた位置で待っていたことだ。

初心者的思考では「とにかく射線は切るべし!遮蔽に密着すべし!」だが、おそらく予測が外れた時のことも考えているのだと思う。

例えば、相手が目の前から出てくることを予測して、上から来てしまった場合、遮蔽に密着していると上に上がった動きが見えず、攻撃されてから気づくことになる。そうするとダメージ有利を取られてしまう。読みが外れた場合に少しでも早く反応するために、あえて全体を見えやすい、ポジションにいるのだと思った。

3-2-3. 予測が外れた場合、撃ち返しはするが、撃ち合い続けず撃ちながら隠れ、仕切りなおす

そして、予測が外れた場合は無理に撃ち合いを続けず、すぐに遮蔽に隠れて仕切りなおしていた。

自分は結構、「もうやり合うしかない!」という思考が早く、やけくそで撃ち合いを始めていた。

多分それは待ち方が悪いのもあると思うので、待ち方を改善した上で、外れた場合はおとなしく仕切りなおそうと思う。

以上が撃ち始める前~撃ち始めた瞬間の話だ。次は、撃ち始めた後どうするかについての気づきをメモする。

4. 撃ち始めた後は被弾を外すため、相手の視線を散らしつつ撃つ
撃ち始めた後は、その場でレレレをするよりも相手の視線を散らしつつ打った方が被弾を減らせるのだと分かった。

相手の視線を散らすアイデアとして、いくつか覚えたのでメモしておく

4-1. 遮蔽を使った上下の射線散らし

上に登って打ち始めた後に、遮蔽から飛び降りながら撃つことだ。そうすると相手の射線が散らせて被弾が減る。

4-2. 相手が上にいる場合の、角を使った左右の視線散らし

相手が上にいてしまう場合は、角を使って自分の姿を消し、反対側から撃つことで相手の射線を散らせる。今までは上に相手がいるときどうすればいいか分からなかったが、角を使ってみようと思った。

以上が体力を削るまでのテクニック論の話だ。

テクニック論以外に、ポジション論もあったのでこちらもメモしておく。

5. 常に有利ポジションで戦う。高さだけが有利の条件ではない。

基本的には常に有利なポジションで戦えということで、これは自分も含め9割のAPEXプレイヤーが概念上は理解していると思う。

ただ、有利ポジションってどこやねん、上とか頭出しポジでしょ?くらいの解像度が自分のような初心者レベルだ。

1v1のようなクロスレンジでも有利ポジションがあり、絶対的な有利ポジはないので相手が一時的に有利なポジだったとしても諦めず戦える、ということがわかった。

ここでは、近距離での戦いでどうすれば有利を取れるのか、新たに気づいたことをメモする。

5-1. 遮蔽越しで撃ち合う場合は遮蔽に密着することが重要

まず、遮蔽越しで撃ち合う場合、密着したほうが有利とのこと。なぜなら相手が展開しても密着しているとすぐに隠れられるからだ。

今までそこまで意識していなかったので意識したい。

5-2. 上に登られた場合は遮蔽から離れて頭出し撃ちで有利を取れる

上に登られた場合は絶対的に不利ポジだと思っていたのだが、遮蔽から離れて頭出しすることで疑似的な頭出しポジを作れる、というのは確かにそうだと思った。

今までは上に敵が登ってたら遠距離から撃つか逃げるしか選択肢がなかったが、ある程度詰めることもアリだなと思った。

5-3. 下にいる相手の頭出し攻撃は降りて横から射線を通すと有利を取れる

では自分がその立場になったらどうすべきか?今まではがんばって撃ち合か無視するかしかないと思っていたが、降りて横から射線を通すと有利を取れることをしった。

まとめ. 攻撃アイデアを増やすことで、FPSの原則をどんな状況でも守りやすくなる
以上が学んだことのメモだ。

今までFPSの原則である、「まず敵の位置を把握しろ」「体は出すな」「有利ポジを維持しろ」「射線を増やせ」「ヘイトを分散しろ」「削ったら詰めろ」などの基本原則をどんな状況でも守ることはできなかった。

なぜなら、敵の位置を把握するには体を出さなきゃいけないとか、有利ポジを維持したら射線増やせんとか、いくつかの原則が対立することがあったからだ。

でも、ふみさんの動画を見ると、上手く両立する立ち回りがあるんだなと分かった。

今後もいろいろな人を研究しながら、できるだけ原則を守れる瞬間を増やしていきたいと思う。

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