【リフレクション】Xデザイン学校 #10 発表(最終回!)
第9回~第10回の間のリフレクション
この1ヶ月発表資料を作る中で、自分たちのデスクトップリサーチやビジネスモデルのボロボロさと向き合ってきた。私たちはビジネスモデルに難航しすぎて妥協し、ユーザーリサーチもやり直す時間がなく自分たちの想像や知っている事の範囲で作ってしまった。ああ、いつもこうやって自分に都合の良いようにサービス作るからダメなんだなあと痛感している。
それでも、シナリオを使いながら、「こういうシナリオだから、こういう画面が欲しいよね」とか、「こうなったらもっと使いやすそうだな」と考えて形にしていくのはとても楽しかった。
また、2月の頭に市ヶ谷のXデザイン学校のオフィスに行ってオフライン開催のオフィスアワーに参加できたことは、この10ヶ月の中で一番楽しかったことで間違いない。
普段画面越しでしか会えなかった先生とメンバーに会え、顔を見ながら議論できて、すごく充実した時間だった。
発表
長いようで短い10分でした。(なんだかアイドルの卒業挨拶みたいになってしまうなぁ…)第9回の発表資料作成では、「動画が2分なら、スライドは8枚くらいじゃないと入らないよね。」なんて話していて、突っ込まれそうな部分は質疑で答えればいいかなんて思っていた。しかし当日はクライアントから質問ではなく、ご意見やご感想が返ってきたので、伝えたいことを伝えきれなかった悔しさと申し訳なさが残っている。
「いやぁ、実はそれも考えてたんですよ!」って言いたかったけれど、言いたかったならちゃんと発表資料に入れろって話ですね…
ただ、ここ数回のオフィスアワー皆勤賞(もはやダメダメで強制参加も1回)の私としては、先生にたくさんたくさん指摘を受けて、落ち込んだり悩みながらも最後までやり切った全てのチームに「お疲れ様でした!」と大声で言いたい。
そして発表の中で一番心に残っているのは、クライアント企業の方の真剣さだった。6チーム全ての発表に対して、ものすごく真剣にメモして、質問や意見を述べていて。世界を相手にする企業での新規事業の創出って、頭も良くて(←偏見かもですが)、こんなに真剣な人たちがいても難しいことなんだと衝撃的だったし、あの真剣な眼差しは忘れられない。
この10ヶ月間のまとめ
まず、最低の目標であった、「最後まで参加して、noteも全部書く」が達成できた自分を褒めたい。よく頑張った!
チューターの奥山さんが総評で「Xデザイン学校は、手法じゃなくてスキルを学ぶ場所だ」とおっしゃっていた。第1回のリフレクションで土曜クラスの他の受講者の方が「このXデザイン学校の受講は自分の生存戦略だ」と書かれていたのが印象に残っていたのだが、10ヶ月経ってみて「私、他の会社に行っても多分やっていけるわ」という根拠のない自信を感じるようになったのは、ワークを通じて沢山の失敗から学びを得たからだと思っている。
本や単発のセミナーで得た知識と、自己流の実践だけやってきた数年よりも、10ヶ月の講義とワークの方が学びが多くて、コスパいいなー。
ただ、その分やっぱり課題は大変で、生まれて初めてストレスで体調を崩したりと、かなり疲れた1年だった。それでもやり切れた自分のおかげで自己肯定感も少し上がったような気がする。
そして、この10ヶ月支えてくれた夫と子供たちに最大限の感謝を述べたい。
わが家は子どもが3歳と5歳で、2人ともまだまだ甘えたい盛り。課題で遅くなる度に「ママと一緒に寝たい…」と泣かれたり、私が疲れてイライラしてしまったり。子どもたちの寝顔を見ながら、「こんな思いをさせてまで、今、Xデザイン学校に参加すべきだったのか」と泣きながら悩んだ10ヶ月間だった(これを書いている今日も、遅くなると言ったら子供にしょんぼりされて私涙目)。
大変なことは事前になんとなく分かっていたし、それでも参加したかったのは、自分はこういう仕事しているんだよと胸を張って子供に伝えられるようになりたかったからで。そこまで達したかは分からないけれど、発表に向けて緊張している私に「ママ頑張って!」と応援してくれる子どもたちを見ると、頑張っている私の姿を見て彼らなりに私のことを理解しようとしてくれているんだなと嬉しい気持ちになった。
時短勤務だからって学びを諦めることないし、学び続ける人間であり続けたい。(そして結局、私は暇なワーママになれないのですw)
さいごに
最後になりましたが、10ヶ月間色々なことを教えてくださった浅野先生、奥山さん、本当にありがとうございました。
来年度もフィールドワーク等参加したいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。(多少無理してでも参加したいので、「無理してこなくていいよ」とは言わないでくださいね…!)
また、10ヶ月一緒に頑張ったチームメンバーの皆さん、ありがとうございました!
足を引っ張ってしまったのではないかとか、もっとチームのために何かできたのではないかと反省も多いのですが、自分も最後まで受講できたのは皆さんと一緒だったからです。
今後も引き続き、学び、刺激し合える仲間でいられたら嬉しいです!
そして、このnoteを読んでくださっている皆さまもありがとうございました。Xデザイン学校の先輩だと思われる方々が「スキ」を押してくださっているのが嬉しくてnoteを書き続けることが出来ました。こういう繋がりができるのもXデザイン学校の良いところですね。
ぜひどこかでお会いした時には声をかけていただけると嬉しいです!
おわり