【リフレクション】Xデザイン学校 #05 ペルソナ/シナリオ法
学び・気づき
① 魅力を足し算していくな!引き算で魅せる。
ビジネスモデルの発表で、詭弁だと指摘された。
本質をついていないから、それっぽい社会問題の解決を持ち出して魅力を足し算しているらしい。その通りだった。
私自身、社会問題について思考放棄していて、何かそれっぽい事業者の困りごとに無理やり紐づけてしまっていた。
魅力は引き算。
社会問題を直接解決しようとするな!という言葉に意識が持っていかれすぎていた。大事なのは概念化して転用できるようにすること。
決して社会問題を考えちゃいけない訳ではなかった。
② 次に進んでいて初めて前の段階の失敗に気づく。
今日はユーザー調査から事象を抽出し、上位下位関係分析を行った。
インタビューしているときからうすうす感じていたのは、「あれ?あのビジネスモデルで私なんでこんなことを聞いているんだろう?」ということだった。
先生が、
分析ができないのはリサーチがダメ。
リサーチがダメなのはビジネスモデルがダメ。
ビジネスモデルがダメなのはエスノグラフィーがダメ。
とおっしゃっていた。
経験が少ない私たちは、次に進んでみないとダメなことに気づかない。
おかしいと思ったら戻って考え直す。
1回で進めようだなんて絶対に考えちゃダメ。
社内でサービスデザインが上手くいかないって話が多いけれど納期優先で失敗に気づいたとしても見て見ぬふりして進んでしまったからなんだろうなぁ。
先生がエスノグラフィーに半年かけるというのも納得。
だってそこがちゃんとしていないとすべてがやり直しになることを今痛感しているので…
③ 分析ではシナリオ化する
UXでは行動をシナリオにする。
このとき箇条書きではダメだそうだ。事実や分析結果を箇条書きにしてしまって口頭で説明しようとすると、行間が読み取れなくて認識の齟齬が生じる。
いつ誰が読んでも間違いなく同じ情報として読み取れることが大事。
このためには文章で書かなければならない。
数回前の講義で、フィールドノーツの話で演劇の台本の話が出てきた。これだ!とは言語化できないけどシナリオ化はこういうところから繋がっているんだろう。