【リフレクション】Xデザイン学校 #06 アイディア創出と受容性評価
学び・気づき
①リフレーミングで新しいビジネスを考える
ひと昔前は、ビジネスモデルが変わらない時代だったので、ユーザーを見れば良かったが、今はスマホの登場でビジネスモデルが変わってしまう。そのためビジネスエスノグラフィーが重要だということを再認識した。
この時、必殺技を捨てて、リフレーミングが必要。
リフレーミングでは、視点を変えて物事を捉えることが大事だが、全く違う方向には行けないことに注意する。
ここ数年、会社で新規事業を!みたいな活動があって、ほとんどの人が自社(基本は親会社のビジネス)に全然関係ないアイデアを出していて。
ソフトウェア会社でエンジニアが多いので、技術さえあれば何でも作れちゃう気がするんですよ。
グループ会社になるまでは、受託開発もやっていたから、ユーザーの困りごとも解決できて喜んでもらえたという成功体験も忘れられていない。
でも今日リフレーミングの話を聞いて、親会社に私たちの活動がウケない理由ってこういうところなんだろうなって納得した。
課題では割とコケてばかりなんだけど、こういう視点で会社を見れるようになってきたのは良かったなと感じる。
② 構造化シナリオの1つめ。「バリューシナリオ」
前回上位下位関係分析で出した本質的要求価値と、これまで検討してきたビジネスモデルから、バリューシナリオを作成した。
バリューシナリオシートでは、
・ユーザー情報
・ユーザーの本質的要求価値
・ビジネス情報
・ビジネスの提供価値
からバリューシナリオと、シーンを検討していく。
特に仕事でも使えそうだなと感じたのは、シーンを検討することだった。シーンは、行動の構造化や、サービスを利用することで深まっていくUXを記述していく。
これまで利用シーンを考えるときって、ワンパターンしか考えていなくって、ユーザーがサービスを使うことで成長していくというシーンを検討できていなかったことに気づいた。
ここ数年はBtoBの(特に法律が絡むような)業務向けシステムしか関わっていなくて、基本的に利用シーンが複数になることはなかったような気がする。ただみんなが同じ目的を持って利用するだけ。
そう考えると、 これから私が作ろうとしているBtoBのサービスは、UXリサーチの調査範囲も狭いし案外難しくないのでは?なんて思えてきて、月曜が少し楽しみになった。
③ 何のためにXデザイン学校に来たのか?
この1ヶ月、ビジネスモデルがしっくり来なくて毎日昼も夜も頭を抱えていた。
「TC社の方に良いものを見せたい!」「やるからには完璧なものを」という気持ちが先行してしまい、Xデザイン学校で本来学びたかったことがなんだか分からなくなってきていた、失敗したくない人間の私。
先生は何度も、「Xデザイン学校は失敗する場だ」と言ってくださっていたのに自分のちっぽけなプライドとか、そういったものが邪魔していた気がする。
目的を見失わないように。