2020 My Top Songsを振り返る
こんばんは、らりほです。
すっかり年の瀬ムードですね!もう一週間以上大掃除をしていますが、一向に終わる気配がありません。私は無事年越しできるのでしょうか。
年末ということで2020年のベストアルバムやベストソングなどまとめ記事がたくさん出ていますね!聴いたことのない曲にたんまり出会える機会なのでとても楽しく読み漁っています!
ということで私も2020年のまとめを…と思ったのですがなかなかまとめるのが難しいので、Spotify2020年まとめを引用して語りたいと思います!
2020年 My Top Songs
\ で で ん /
こちらが!今年私がSpotifyで聴いた曲ランキングです!
最初に見たとき一曲全く見覚えのない曲があり、「?」となりました。
そこも含めて5位から語っていきたいと思います!
5位 Antonio Loureiro "Só"
こちらはブラジル・ミナス音楽のシンガーソングライター/マルチ奏者である
アントニオ・ロウレイロの2nd Albam 『Só』(2013)の楽曲です。
ピアノを中心とした生楽器で構成されたインスト楽曲です。ミナスやアルゼンチンのような雰囲気とジャズ・クラシックの感覚が融合して浮遊感たっぷりの世界観を繰り広げています。
元々ミナス新世代に興味があり、Twitterでフォロワーさんがお勧めしていたのをきっかけに出会いました。
この楽曲はインストですが、別曲の歌声も非常に神秘的で美しいです!
4位 Václav Slezák "Trpělivost růže přináší"
これは…完全にSpotifyの公式プレイリスト『Sleep』によるものですね…!
全く見覚えがなく「?」となりましたが、聴いてすぐぴんときました。
調べてみるとチェコの方の作品のようで、The Ambientな世界にぐっすり!
いつもはBGMとしてスマホで流していたので改めてリスニング環境で聴いてみると、シンセPADとコーラスの混ざりあいが見事ですね…!コード進行もとても大好きです。なんとなくグレゴリア聖歌の雰囲気も感じます。
3位 ジェイコブ・コリアー "Count The People (feat.Jessie Reyez & T-Pain)"
出ました!!!ジェイコブ・コリアー!!!
今年8月に配信開始されたNew album 『 Djesse Vol.3』の楽曲で、本アルバムは2020年ベストアルバム候補と言えるくらい聴きこみました!
ジェイコブ・コリアーはロンドンを拠点に活動する音楽家です。
多重録音のカバー動画などで卓越したコードワークやその演奏技術を中心に話題になりました。
個人的に今までジャズ、ゴスペルのイメージだったのですが、今作は
「ヒップホップ、R&B、エレクトロ、デジタル・サウンド、ポップ・ミュージックをすべて合わせた、これまででもっともファンキーなサウンド」
とのこと。
本曲ではソウル/RnBシンガーのジェシー・レイエズ、ラッパーのT-Painと
コラボしており、そのメンバーからもジャンルレスで新しい音楽というのがわかります!
うねうねシンセベースとラップのビート感にすっかり虜になり何度もループしました!間奏のごりごりなダブステップからいきなりバンジョーによるカントリーな雰囲気に変わる所もジェットコースターのようで大好きです。
2位 ジェイコブ・コリアー"Time Alone With You(feat. Daniel Caesar)"
同アルバムから連続での選出です!
本曲でコラボしているダニエル・シーザーはソウル/RnBを中心とした今大注目のシンガーソングライターです!
恥ずかしながらこの曲を聴くまで知らなかったアーティストなのですが、これを機に彼の音楽にも触れることができました。
この楽曲、まずイントロのコード進行からぐっと掴まれますよね。こういう調性を狂わされかき回されるような進行が大好物なのです。
ボーカルエフェクトも非常に面白く、Tape stopをがっつりかけていく思いきりの良い加工が大好きです!
そしてなんといってもコードワーク。この曲、ボーカルだけで何トラックあるのでしょうか…?えげつないほど重なり合い絡み合い非常に美しいです!
1位 キリンジ "エイリアンズ"
堂々の一位はキリンジでした!
本作品はキリンジの名盤 『3』(2000)の楽曲で、言わずと知れた名曲です。
私が最初にキリンジを知ったのは去年で、初めて聞いたのは堀込泰行さんが抜け再スタートした「KIRINJI」でした。
KIRINJIを一通り聴いたあと過去へと遡り、今年この曲に出会いました。
父親がキリンジ好きなのですが、幼少期はこのアルバムアートワークが少し怖かったんですよね…笑 ちょっと怖くないですか?ないですか…。
メロディ、コード進行、歌詞、アレンジ、どれをとっても魅力たっぷりで
語りつくせないのですが、やはりコード進行の衝撃はすさまじかったです。
プロデューサーである富田恵一さんはキリンジで初めて認知したのですが、
さりげなく入ってくるえぐいノンダイアトニックやテンションに度肝を抜かれ、何曲もアナライズをしました。
そしてそんなすさまじいコード使いにも関わらず違和感なく聴かせるメロディセンス、そこに乗っかる哲学的で美しい歌詞のバランスが最高です。
2020年は沢山の出会いの年でした
今年は1910のアーティストに出会い、新しく出会ったジャンルは397個。
現実生活は自粛による制限が多く、初めての多くの出来事にかき乱された年でしたが、同時に沢山の楽曲に出会えた年でもありました。
まだまだ先行きも見えず不安定な日々が続きますが、沢山の良い音楽に出会う探求心を忘れずにいきたいです!