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スランプはつらいよ

こんばんは、らりほです。

最近は作曲を少しお休みして、マイクラをしながらポッドキャストを聴いたり、食べたり、寝たりしています。
こういう休み期間は幸せが溢れますね。体重が増えること以外はいいことづくめです。

今日はここ三年間で経験したスランプについて書きたいと思います。

わたしとスランプ

小1の頃、「スランプ」と「トラウマ」は二大かっこいい単語でした。
なんとも言葉で説明できない要素を大人たちが悩みながら話しているのがカッコよく見えたんですかね…?今ではなかなか嫌な言葉たちですが笑。

私がスランプを経験するようになったのは作曲を始めてからです。
それ以外はプロレベルになるまで努力した経験がないので当然なのかもしれません。スランプ前の「通常の状態」を自分で把握するのって時間がかかりますからね。

作曲といっても色々なジャンル・方法がありますが、私はDTMを用いてJPOPを作り、コンペに参加したりネットに上げたりという活動をしています。

この活動を始めてから一年半ほど経った時期、大きなスランプに陥ってしまいました。

スランプの症状

まずとにかく納得するラインに達するのが遅くなる!
コンペの案件がくるのは締切の1週間~5日前が多いので、いかに妥協せず、より良いものをスピード感をもって突き詰められるかが肝となっています。

このスピードがすごく遅くなります。Aメロだけで3時間…Bで3時間…と一個一個が定まらず、何が悪いんだと考えるうちに日をまたぎ、頭が回らず、締切が近づき…という悪循環にはまってしまいます。とても苦しいです…。

それによって精神状態がぐちゃぐちゃになる!
まあ当たり前ですよね。今までサクサク感覚で書けていたものが一気に思い浮かばなくなり、でも時間は同じ速度で過ぎていく…という焦燥感。

毎日締切に間に合わない夢を見ては作業に戻り、でも思い浮かばず…というのを繰り返していました。あの時期は笑う頻度の倍くらい泣いていました。
人間関係も疎かになり、ご飯の誘いを断ることもしばしば。あの時気分転換していればもっといい作品になったのかもしれませんが、スランプ中に余裕は皆無です。

結局このスランプは半年ほど続きました。つらい毎日でした…涙

スランプ克服法

今聞き返してもこの時期の作品には勢いがないというか、追い詰められて投げやりで作っている感がにじみ出てしまっています。

私には才能がないのかも…と何十回も思いましたが、やめませんでした。
というより、やめられませんでした。

私は音楽以外何もやってきてない人生なので、後戻りができませんでした。
一か所に通勤するということが本当に苦手でバイトも1か月続けばいい方な私なので、音楽をあきらめた場合自分はどうなるか想像するのも怖いです。

そのプレッシャーに逆に背中を押されたのか半年後、ふっと今までで一番の出来の楽曲が完成しました。そしてその次、その次の作品もポンポンアイディアが出てくるようになり高い評価を貰うことができました。
ここが私のスランプ脱却のタイミングかなと思います。

その半年間はただやみくもに作ったわけではなく、なぜ良い評価がもらえないのか分析して高い評価を得た他の作品と比較したり、教本を読んだり、流行からいったん離れて自分の好きな曲を探したりしました。

この過程は今でも私の糧となり、力となっています。

きっとまたやってくる

であろうスランプ。一年後か3年後か、もしかしたら明日かもしれません。
でもこれを超えた先には更に成長した自分が待っている!と信じて頑張ります。次スランプになった時読み返せるように、残しておきます‥。

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