僕のあだ名はぱんくん
僕は今19歳ですが、小学生の頃から今までずっと「ぱんくん」と呼ばれています。
理由は猿顔なのと、チンパンジーであるパンくんの歩き方の真似ができたからです。
最初にあだ名で呼んでくれたのは友達のお父さんでした。
野球チームのみんなでご飯を食べに行った帰りにふと呼ばれただけでしたが、次の日からは学校でも友達から「ぱんくん!」と呼ばれるようになり、受験した中学に同じ小学校卒業の友達がいなかったにもかかわらず、自己紹介で「ぱんくん」と呼ばれていたことを明かすとすぐにそのあだ名で周りに馴染むことができました。
たぶん親しみやすいんでしょうね。
「君ぱんくんなの?笑」みたいな感じでしょうか。
でもそのあだ名のおかげで友達は沢山できましたし、僕は嫌味も感じず、「ぱんくん」と呼ばれることが好きです。
最初に呼んでくれた友達のお父さんにはとても感謝してます。
先日志村けんさんが亡くなりました。
昼前、母に起こされ
「志村けん亡くなったね」
と言われました。
ドリフなどは世代ではありませんが、もちろん知っていましたし、バカ殿などはテレビでやってたら必ず見ていました。
ですが僕からすると、やっぱり志村どうぶつ園の園長です。
動物好きのうちの家族は毎週見ていました。
そんな園長が亡くなった。
その日はなぜか二度寝する気にはならず、色々考えながら洗面所に向かいました。
前の日はまでは、大丈夫だろう 治る人の方が多いんだから、きっとまたテレビで見られるんだろう と思っていました。
亡くなるなんてまったく考えてこなかった僕は、洗面所で顔を洗いながら、いつの間にか涙も流していました。
Twitterで誰かが言っていましたが
親戚のおじさんが亡くなったような感じ
まさにそんな感じだと思います。
でも、あだ名のおかげで少しだけ近い存在だと、勝手ながら思っていました。
スッキリでの春菜さんの様子を見た時にももらい泣きしてしまいましたが、次の日にはYouTubeの動画で笑っていられるくらいに切り替えることはできていました。
でも、そのことに関して誰かに話したいとは思わなかったし、僕がそんなことを話すのもお門違いなのかなと思っていました。
今日志村どうぶつ園を見ました。
スタートの時は元気にやろうとしてた春菜さんは、我慢できませんでした。
トシさんが泣くのも僕は初めて見ました。
僕も一緒に泣いていました。
とにかく優しい人で、見てる人が元気になれて、何よりスタジオがすごく楽しそうで。
すごい方なんだなと改めて感じました。
今週1週間はずっと何か心残りのような感じで過ごしてきましたが、今日志村どうぶつ園を見れて、色々心の整理がつきました。
できれば生きているうちに僕のあだ名のことを話してみたかったなぁ
志村さんのおかげでテレビでパンくんが見れて、パンくんのおかげで僕に友達が増えて、僕は今こんなに楽しい人生なんですよって。
何十年後とかけっこう後になっちゃいますけど、1度ご挨拶に伺います。
志村さんありがとう
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