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コーチング体験会で気付いた「聞く」事の重要さ

昨年末くらいからコーチングについて自分で調べたり本を読んだりする機会があったのですが、あるきっかけでコーチング体験に参加してきて理解を深めたので忘れないうちにメモ。結論から言うと「自分は普段、人の話をどれくらい聞いているのだろうか?」という気づきが一番でした。
小さい頃に親から「人の言うことは聞きなさい」って言われてたけど、含蓄あるよなあ。

コーチングに興味を持ったきっかけ

これは昔の上司とどうしてもコミュニケーションがうまくいかなくて、どうしようかなと思った時に手法としてのコーチングを知った事がきっかけです。表面上はコミュニケーション取れているようで、実際には相手の事を理解していなかったため結局ずっとうまくいかなかったんですよね。コーチングを受ける側ではあったのですが、そもそもコーチングという概念を理解しないとうまくいかないだろうなという所からです。(その後うまくいったかどうかはわからないですが、モヤモヤはなくなりました。)

Co-Activeコーチング

コーチングと言っても様々な流派などがあるようで今回はCTIが伝えるコーチングのモデルであるCo-Activeコーチングのお話を聞きました。
軸にあるのが以下の二つ。

1.人はもともと想像力と才知に溢れ、欠ける事のない存在である
2.「どうあるか」と「何をするか」

あるがまま、ありのまま、という言葉が非常に印象的でした。
「世の中のものさし」に自分を合わせるのではなく、「自分自身のものさし」を作る。その人が本来持っている物をどうやって引き出すのか。
今回コーチングセッションを第三者が外から見るという形で参加したのですがそこでの対話の学びが以下です。

対話からの学び
その人がどこにエネルギーを持っているのかを注視する
その人が何を大事にしているか?に気づく
まずはその人の言葉で返してあげる事
意図的な協同関係を大事にする

その人がどこにエネルギーを持っているのか、何を大事にしているか?をちゃんと理解することは自分の相手への理解の促進もそうですが、恐らくはそれ以上に相手が気付いていない事を気づかせてあげる事なんだろうなと思います。つまりそれをそのまま相手に返すことで本人もしっかりと言語化出来、自分の中で大事にしている事に気づく事に繋がるのだな、と。

また、僕自身の経験でもありますが、中々相手との会話が噛み合わない時、そもそも「まずはその人の言葉をちゃんと受け止めて、その人の言葉で返してあげる」事が出来ているか思い返してみました。
書いてしまえば全くその通りで何を当たり前の事を、と思ってしまいそうですが普段の生活でちゃんとやれているか自信満々に言えるでしょうか?特に忙しい仕事においてメンバーとの会話で本当に出来ているかは改めて考えるきっかけになりました。

まとめ

非常に有意義な時間だったので、正直まとめきれないんですがいくつかエッセンスだけでも残して明日につなげていければと思います。

コーチングの極意
自分の話はしない、相手が話をする
→聞ききって話きってもらう

傾聴のレベル
level 1 話を聞いてても自分のことを考えている

level2 その人に集中する

level3 環境全体に集中する
傾聴にも段階があるらしい。意識的な傾聴を。

多分人って思っている以上に人の話を聞いていないんだよなあ。傾聴のレベルの話は自分の普段の傾聴度合いを意識する物でした。そして、「聞く」のと「聞こえてる」では深さもパワーも全然違うので意識的に「聞く」ということは非常に大事です。この「聞く」という行為はコーチングだけでなくユーザーインタビューなどにも通ずる物がありました。聞く事によって、さらにその先に深く掘り下げる事ができるのはコーチングもユーザーインタビューもセールスもカスタマーサポートも同じじゃないかと思います。

なので本当に僕が最後に一つだけ言いたいことは

人の話は聞きなさい!

お母さんからは以上です。

デザインやサービス改善、転職ノウハウを実体験を元に書いています。サポート頂けたら嬉しいです。