心からありがとう

やっとみんなにご挨拶することが出来ました。
退院後、リハビリをしながら自宅療養をつづけ、みんなが応援に集まってくれるP-FESに挨拶だけでもさせてもらおうと赴いたのですが、レコーディング中のアルバムにも入る「海を渡る蝶」だけでも唄わせてもらおうと思っていたら、アンコールの「コミック雑誌なんかいらない」が終わるやいなや、岳の轟音ベースが割って入り、「銃をとれ（杖をとれ・・？）」に続き、素之助が「ふざけるんじゃねえよ」の叩きだしをかましてきて、病人らしく、おとなしくステージを降りようと思っていたのに、性が煽られて張り上げてシャウトしまい、結局、いつもと変わらず大盛り上がりの中、マリアンヌに投げた締めで終えてしまいました。
心の声が、病み上がりにシャウトさせんじゃねえよと叫びながら・・www。
大好きなポカスカジャン、マリアンヌ東雲、ピーナッツのお嬢さんたち、そしてたっぷりと抒情を染み込ませたエキサイティングな演奏＆歌を繰り広げてくれた愛すべき頭脳警察メンバー、とし、けい、岳、素之助、竜次、こんぶ、そしてまたコロナ解禁となり大声で声援をおくってくれたみんなに心からのありがとうです。
やっと足掛かりにたどり着いたような復活への第一歩です。やりかけ途中のニューアルバムのレコーディング、鈴木慶一とのPKOのアルバム、極秘で進むプロジェクトらをこなしながら、少しづつライブ活動にも復帰していけたらと思います。
予定調和とは程遠い悲喜劇に見舞われたここ数年の流れですが、許される限り、やりたいことをやらせてもらおうと強く思う昨今。
みなさんに熱い応援を投げてもらいながら、またしばしお付き合いのほどよろしく願います。

もう一度、心からありがとう

PANTA

写真・野澤亘伸