2019.7.7 橋本治を想い書いた「冬の七夕」
Panta : 今日は七夕ということで、今年急逝してしまった橋本治を想い書いた「冬の七夕」を昨日の渋谷ラママで唄わせてもらった♬ アンコールを終え、みんなを送り出し、書いたばかりで歌もギターもおぼつかないままひとりで唄わせてもらったのをオフィシャルが配信してくれました♬
《冬の七夕》
薔薇の茂みにみつけたキミは
身体を半分隠しながら
微笑みながら 溢れそうな涙をしまった
かさぶた味のプディング食べて
峠で石けり遊んでた
九字(久慈)星のサファイア 消される前に
おまじない交わそう
水平線を 溶かした朝に
もう半分のキミをみつけた
声を聴かせて 天の川(荒川)の畔で
手を振りつづけた
夜更けの笑いに顔しかめるキミは
毛糸に半分 埋まりながら
口尖らせて こぼれそうな想いを叱った
境界線 ほつれた海に
もう半分のキミをみつけた
オレは唄うよ 天の川の畔で
息の続くかぎりに
声を聴かせて 天の川の畔で
手を振りつづけた
手を振りつづけた