振り返り(渡米3~6か月の振り返り)
前回からの続き。渡米3~6か月(2022年8月後半から11月後半)
今回の振り返りのなかでなんと言っても外せないのがpreschool探し。
私は、9月に2歳になるわが子を9月の新学期から近所のpreschool(仮にAとする)に入れようと思っていた。
Aは近隣に住む日本人も多く通っていて、8月には見学もしていた。
その際のやりとりで、空きがあるか聞いたものの明確な答えはもらえていなかった。
今思えばもっと突っ込んで聞けばよかったのだが、
当時は今よりももっと英語にも英語によるコミュニケーションにも自信がなく、明確に「空きがないから入園できません。」と言われてないから
きっと入れるんだろうと軽く考えていました。
そしていざ、8月末に申し込み書を提出したところ
「クラスの空きがない(定員に達している)から入れない。」との返信が!!!
えー!!!!!!
それはちょっと聞いてない、と言いたいところだけど
入れないと言われたらしょうがない。
入れないものは入れないのだ。
でも私も24時間365日わが子と一緒なのは結構きつくなってきた。
特に平日は2人きり。
私にも一人の時間が欲しいし、わが子にもアメリカ文化に触れる環境が欲しい。
ということでここから怒涛のpreschool探しが始まります。
グーグルマップで自宅周辺の「preschool」や「child care」を検索。
↓
ヒットした施設(preschool や daycare)にはかたっぱしから問い合わせ。
↓
返信があったところには、空きがあるか、見学ができるかを確認。
↓
空きがあろうとなかろうと見学できるところはすべて見学。
ということを繰り返した結果、最終的に問い合わせ件数26件、
見学件数16件とかなりのボリュームになっていた。
なぜならどれだけ問い合わせても「空きがある」preschoolやdaycareが全然見つからなかったから。
そして問い合わせても、返信をもらえないことも多かったから。
だから「ここもダメかぁ。じゃあ次!!!!」という感じで
どんどん件数だけが積みあがっていった。
メールであれ、対面(見学のとき)であれネイティブと話せるのは嬉しかった。
アメリカに住んでいたとしても、アメリカ人と英語を話す機会の多くない私にとっては、preschool見学は貴重な英語練習の場となった。
特にこちらから何も話せなかったとしても、基本的には先方が説明してくれるし、毎回同じシチュエーションなので1つ言い回しを覚えれば、それを何度も使うことができた。
例えば「おむつは自分で用意する必要がありますか?(それとも施設に用意がありますか?)」「体育館(Indoorplayground or gym) を見せてください。」など。
そうこうしているうちに、当初通うつもりだったAから「空きが出た」との連絡があり、わが子は10月から現在までAに通っている。
結論だけを見れば、そんなに問い合わせや見学をしなくてもAに入れたのだろうが、このpreschool探しをしている間に多くのことを学んだ。
施設によってカラーはそれぞれ。なかには先生や生徒の表情がよくない園も
日本の保育園に近いような、預かり時間の長い施設によくあったのが疲れた顔をした先生たち。
どことなく園全体の雰囲気も暗く、生徒も元気がないように見える。
こういうところにはわが子を通わせたくないな、と感じた。
逆にこういう園を見ているからこそ、わが子の通っているAの良さもわかる。
目標を口にしていると、力を貸してくれる人が現れる
結果的に26件の問い合わせをしたけれど、自分ひとりではこの数のpreschoolやdaycareの存在を知ることはできなかった。
私はこの期間、会う人会う人に「(空きのある)preschoolを探しているんです!!」とずっと言っていた。
すると「ここのpreschool、友達の子が通ってたけど空きがあるか聞いてみたら?」と教えてくれる人が何人もいた。
目標をずっと言葉にしていると、こうやって何かしら力になろうとしてくれる人がいるんだなと実感した出来事だった。
これだけネイティブと英語で話す機会をつくっても自分の英語力の伸びは限定的
積極的にネイティブと話す機会をつくり、ある程度の会話力みたいなものはついたと思う。渡米当初に比べると少しは成長した。
でもまだ自分の求めるレベルまでにはかなりの距離がある。
でも、このままじゃダメだ。
だって今のままの英語力でもなんとか生きていけてしまう。
このままの生活をしていたら5年後も10年後も今のままだ。
なにか勉強法を変えなければ、自分の英語力は向上しないと気が付いた。
その結果、IELTSという英語の試験に申し込み、強制的に効果測定をする機会をつくった(この件についてはまた別の機会に詳しく)。
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