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コミュに殺されたはなし

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て無理本当に受け止めきれない  許してくれ


唐突に許しを乞うなよ……誰も急かしてないのに待ってって言ったり急に謝ったりするの、ヲタクあるあるだと思います

ちげぇ〜〜〜ヲタクあるあるを話したいわけじゃねぇ   今更ながら、私がまだデレステやってなかったときに開催されてたらしい双翼の独奏歌のイベントコミュ読みました。やべぇ。本当にやばい。メンタルズダボロにされるし涙腺も殺られた。鬼!ちひろ!(風評被害)


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キラキラ笑顔が眩しいね かわい!ちなみに左の銀髪で露出が無い方の子が私の担当にして推しの神崎蘭子、右の明るい茶髪で露出がすげぇ方の子が私の担当で最推しにして世界に認められた偶像〈アイドル〉二宮飛鳥です。この2人のユニット、ダークイルミネイトのコミュに殺されました。


⚠️⚠️⚠️以下、至る所の全てのネタバレを考慮しません。ネタバレを踏みたくなかったら読まないでください。語りたいヲタクは急には止まれません。⚠️⚠️⚠️ダークイルミネイト担当が溢れる思いのままコミュをなぞって解説みたいな感想を垂れ流しています⚠️⚠️⚠️



無理です。つらすぎ。泣かないで二宮飛鳥。元気出して神崎蘭子。許してください。そしてチャラモブ、てめぇらだけは絶対に許さない。

双翼の独奏歌、実は割と賛否わかれる話らしいです。詳しくは後々語りますが、二宮飛鳥が神崎蘭子に比べて幼稚に描かれているように見えるからとかなんとか。私個人的にもそれは思いましたがそこも含めて二宮飛鳥の魅力なので(全肯定したいわけではなくこれには深い訳がありましてー)むしろ元々カンストしてたダークイルミネイトへの好感度が限凸したような感覚です。本当に許してくれ。

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第1話はファッション誌からのインタビューを受けるダークイルミネイト。ここからすでにほんの少しだけ不穏なのですが違和感程度だったので瀕死で済んだ。お互いがお互いを紹介する、というところなのですがこの神崎蘭子の紹介、二宮飛鳥はちょっとひっかかるようで、フムン?と片眉吊り上げてた。可愛いね。逆に神崎蘭子は、記者にわかりやすくと頼まれた飛鳥が蘭子のことを「中二病」とくくったことにむぅ、と不満を表しました。ん〜〜〜!!!傍から見ると確かに2人とも中二病のカテゴライズではあるんだけど譲れないこだわりはあるからね〜〜〜!!!自己紹介にしなかった記者が悪いです(最悪)


ちなみに傍から見ている私は2人が中二病であるのなら、二宮飛鳥は生と死、自と他の境界が曖昧になる年頃に多く見られる斜に構えた態度で、他とは違う自分がかっこいいと思っているタイプの中二病、神崎蘭子は豪奢に飾り立てた言葉を好み、空想世界に生きるタイプの中二病だと思っています。


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ほらベテラントレーナーさんにも言われちゃった

第2話から不穏度が一気に上がります   致命傷で済みました。もうすでに死んでます。

多分、二宮飛鳥は軽口の要領でぽんぽん言葉遊びを交わせるだけのこの関係がすごく心地よかったんでしょうね。神崎蘭子が本音を言うのを怖がって二宮飛鳥に合わせてきたから尚更。頑固で強情なところがあり、二宮飛鳥もまた臆病なのでこの関係が壊れるのを恐れて今までもこれでやってきてたしこれで間違っちゃいないという顔をします。

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でも多分薄々気付いてたでしょ……だからPに甘えるなって言われて怒ったんだよね、余計なこと言うなよって感じでさ………ごめんね………

逆に神崎蘭子はトレーナーさんに言われた辺りから色々気付いてたみたいで、Pとの会話で二宮飛鳥に同意を求められた時鈍い反応を返してます。それがまた二宮飛鳥をイライラさせたんでしょうね。これはどっちも悪くない。蘭子が飛鳥に合わせて折れるっていうことしなかったの、すごく偉いと思います。意志を感じた。

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語気が強い。キャラ的に自分とその周りのほんのちょっとだけにしか興味がないため斜に構えた冷静な子って印象になりがちだけど、実は血の気が多いというかカッとなりやすいというか、感情派な子なんだろうね。

私は飛鳥をここまで捻くれ者にしてしまった世界を恨むけど飛鳥は変わり者な自分が好きなのでむしろ良かったのかもしれない……急に恨んでごめんね世界

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Pに甘えって言われたのは飛鳥のせいだけじゃなくて自分のせいでもあるって言いたかったんだろうけど上手く言葉が見つけられなくて、飛鳥に冷静になって欲しいと思って言った言葉だと思う。多分。火に油を注いでしまったけどね。これは蘭子の言葉選びのミスです。

飛鳥は怒ったときは口数が多くなるタイプだと思ってるんですよね。本心見栄意地建前に背びれ胸びれ尾ひれまでつけてまくし立てるタイプ。だから蘭子はどこまでが本心でどこからが虚なのかわからなくて困ってる、と思う。

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蘭子は蘭子で回りくどいというかなに、蘭子の嫌がる表現ではあるんだけど、2次元ステレオタイプ中二病みたいな感じで喋るし本心を出せなくて飾りばっかり豪奢にしてしまうので本音がわからないよという感じだと思われ。

お互いがお互いの似てるとこだけさらっと見てわかってるつもりでいたから生まれてしまったすれ違いよね…………つらくて死んでる。元々お互いに求められたロールプレイに興じてそれに頼っていたためこれは友情というよりは共依存です。

多分ここでわーっと言うだけ言って蘭子の言葉を聞かずに去って行った飛鳥が幼稚に見えたんでしょうね。まぁ……うん、二宮飛鳥担当でも飛鳥…もうちと冷静になってくれ…という気持ちにはなりましたがこの飛鳥の行動は別に間違いではないと思います。これがなければ2人がちゃんと気持ちを整理できないまま無駄に傷つけあって終わっただろうし、2人が変わろうと思うきっかけもなかったんじゃないかな。冷却するのも大事。というか、この飛鳥が幼稚というなら蘭子は蘭子で殻に籠って意地で見栄を張って上辺だけ飾り立ててる幼稚さはあると思います。違う。どっちも幼稚というわけじゃなくて、微妙に噛み合ってなかったのが露見してしまって動揺して困惑して怯えてるだけ。これまで上手くやってきた(つもりだった)ものが壊されそうな恐怖、本心をだすのは怖いけどこのままじゃいけないからどうにかしなくてはって焦燥感。急に答えが出せるわけがありません。当たり前だよ。


この後第3話、蘭子なんてもう知らない!(言ってない)となった二宮飛鳥が街をフラフラするんです。ここが本当にしんどかった。オーバーキルです。許してくれ……………

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ぶ    ち    こ    ろ    す    ぞ

このコミュの中で最も殺意を集めたであろうチャラモブ男とぶつかった飛鳥が無駄にうざったく絡まれるシーンは本当にあの、飛鳥の背後からナイフ持って飛び出して覚悟ーーーーーっっっっ!\ グサ /する勢いだった。てめぇらだけは絶対に許さない。生かしてはおけねぇ。いいか二宮飛鳥はただのボクっ娘じゃないぞ、いずれ癌にも効くようになる。

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次はべったべったとねぇわたしのことすきー?みたいなやりとりをし合うだけのカップル。上辺だけだなーと思うけど、飛鳥と蘭子も言ってしまえば割と言葉遊びをしてわかったつもりになってるだけの関係だったよね。

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これはコンビニ店員が可哀想だなと思いました。飛鳥、いくらコーヒーだけだったとしても袋いるかいらないかは言わなきゃわからんよ。ペットボトルだったか缶だったかは知らんが。あと店員さんには敬語を使おうね。ぴぽちゃんとの約束だぞ。

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ところでこのシーン、めちゃくちゃ重要だと思います。飛鳥は元々ブラックコーヒー苦くて飲めないからね。私は加糖でも飲めません。マックスコーヒーですらおえ!となります。微糖買って飲める飛鳥すごいね。

隙自語ヲタクはおいとくとして、このシーンでようやく飛鳥が飛鳥自身の過去と現在、理想と現実の乖離に気づきます。自分以外どうでもよかった自分がどうしてここまで相手を考え、傷つき傷つけたのかに気づきます。

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で、ゲーセンの筐体たち。当たり前ですが、夜間子供はゲーセンには入れません。ゲーセンのお姉さんに止められます。飛鳥がいなくてもゲーセンの空間は埋められている。飛鳥がいない別の世界だってある。そういうものだよ。多分人類が絶滅したって地球はさほど変わらないよ。

これは余談ですが二宮飛鳥のストーリーではクレーンゲームに目を輝かせ高笑いをする飛鳥が見られるのでそれも見てほしい。可愛い。

これで条件が揃って、二宮飛鳥はとうとう結論を出します。チャラモブ男みたいにアイデンティティを簡単に理解のない触れ方をされる気持ちとか、上辺だけの言葉を信じちゃいけないけど、伝達ツールとして言葉に出さなくては伝わらないこととか、蘭子にだって蘭子自身の世界があることとかに気付いて、それを踏まえた上でもう一度話さなくては!となります。モブという触媒があったとはいえ自力でこれらに気づけたの、精神的に成熟しているというか、人間として本当に高いところにいると思います。あとチャラモブ男は私が殺します。

こうして歩きながら気持ちを整理している飛鳥の一方で、蘭子は寮の自室に篭ってこちらもまた気持ちを整理していました。目に見えて物理的な動きのある飛鳥メインで描かれていますが蘭子も同じようになにがいけなかったのか、どうすべきなのか、自力で見つけ出したんだと思います。

だからアーニャに「蘭子は優しいね。でも蘭子は優しいだけじゃなくて強い子なのも知ってるよ」というニュアンスで話しかけられて飛鳥と話さなくては!となって寮を出ていったんだよね。

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そしてすれ違いでやってきた飛鳥へこのコミュ最大のキーワードにして答えを出すアーニャ。アーニャは聖母。大天使。

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蘭子を探して三千里。辿り着いた事務所でPちゃんとお話します。これ!文面だけだとわかりませんが!飛鳥の!声が!すごく震えてるんですよ!!ごめんね、いじわる言いたいわけじゃないの……泣かないで二宮飛鳥…………エーーーーン…………………私が泣いてどうすんねん………………

で、蘭子がここにいるわ。って出てくるんですけど蘭子どこにいたの?ののの聖域?まねくぼ?

それは置いとくとして、第5話で、ここで、ちゃんと飛鳥が自分の非を認めて蘭子に謝罪するんですよ。あの無意識高飛車どこから目線少女二宮飛鳥が!!(推しに言うこと?)

頼む ここは本当に自分で見て欲しい  全部見てほしいんだけどここは特に見てほしい。なぜなら似ているとこだけを見て"同じ"とわかったつもりになっていた蘭子と飛鳥が自分と相手の違いをしっかり見つめて、今まで無意識に枠に入れていた相手の枠を外して自分とは違う"相手"を認め合ったシーンなの  本当に、あの、泣いてしまったわよ

それから仲直りして色々あるんですけど、なにより今まで重厚感があった聖書か黙示録かみたいな会話に、軽さとユーモアが生まれていたのに感動してしまったよね……〈闇の眷属〉である二宮飛鳥と神崎蘭子だけじゃなくて、その場にいる14歳の少女の二宮飛鳥と神崎蘭子がようやく見れたって感じ。ガチガチに固めてた"こうじゃなきゃいけない"がなくなって気楽さが生まれた印象。もうダークイルミネイトが優勝だよ。幸せでいてくれ。

ダークイルミネイトが優勝だよ!!!!!!!!!!!!!


ちなみに二宮飛鳥の最大の魅力って、年相応に感情的になったりもするなんだかんだ無垢な14歳の少女としての二宮飛鳥と、斜に構えて達観的で諦観的で落ち着いた偶像としての二宮飛鳥の振り幅 それがひとつの二宮飛鳥の体、精神に共存してるところだと思うんですよね(ヲタク特有の早口)

そしてその振り幅が大きいからこそ、いざ感情的になると普段の姿からの乖離で更に幼稚に見えてしまうからってのはあると思います。だからこのコミュが好き嫌い別れるんだと思う。知らんけど。






ダークイルミネイトが優勝だよ










ダークイルミネイトが優勝だよ

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