ロダンの考える人についてちょっとだけ考えてみた
お疲れ様です。
ひろまえです。
私は30歳の時に、美術館巡りを目的に一人でパリに行き、ルーブル美術館やオルセー美術館、そしてロダン美術館にも行きました。
ロダン美術館の正面に広がる美しい庭園に咲き誇るバラに囲まれて、その大きな彫刻の「考える人」は、そういえば考えていたよねーと思ったのですが…。有名なそのポーズ、どうやら思い違いをしていたようです。
「考える人」は実は何も考えていなかった?
何も考えていないというと少々語弊があるかもしれませんが、考えているのではなく、地獄の門の上から裁判官が罪人たちを見下ろしているポーズ、なのだとか…。ひぇー。
「考える人」の元々のテーマはどこから?
元々は「地獄の門」という作品の一部として製作されていました。「地獄の門」は、ボードレールの「悪の華」や主にダンテの「神曲」の「地獄編」などからインスパイアされ、ロダンの生涯をかけて作り続けられたそうです。
「考える人」の名付け親は誰?
最初はロダンが「思想を練るダンテ」のちに「詩人」と呼んでいたそうですが、ロダンの没後、作品を鋳造したリュディエが名付けたとのことです。
ところで静岡県立美術館の中にはロダン館があるそうですが、その口コミがとても良いです。
館内には「考える人」4体、他、「地獄の門」や「カレーの市民」など32体もの彫刻が常時展示されてあり、また、神殿風の建物やその空間が素晴らしいなどとかなり評価が高いです。
少し遠いですが、一度訪れてみたいです。
番外編:考える人のポーズには便秘解消効果がある⁉︎とか
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