note1年書いたのね!ようやった💕
1、退職した息子
3年ぐらい前になるでしょうか…
息子が仕事を辞めて自宅に戻ってきた時の事。
仕事もうまい事いかへん🤣
不器用やし、これといって得意なものなんて何もない…。
自分の存在価値っていったい何?
人は時々、そんな思いっきりネガティブなどぶに足を突っ込んでしまうこと
ありますよね。1年に数回ほど…😥
何でかしらんけど、なかなか立ち直られへんし、そういう時はどんどん不幸
を連れてくる…不幸の数珠つなぎ
息子にもそんな日が訪れました。
職なし、金なし、彼女なし…。(まぁ、多少の貯蓄はあったけど。)
おれって、有名大学出てるわけでもないし、なんの資格も持ってない。自慢できるものなんて何もないよな。何ももってない!
息子がぼそっとつぶやく。
時々あるんです。私に弱音を吐いてくる時。
どうぞどうぞ!受け止めましょう!なんでも愚痴って😙
あんた、大学卒業した時、Fくんわざわざバラの花束お祝いに持ってきてくれたん違うの?
高校の時の部活の友だち!けんかもしたし、ラーメン仲間。週末はゲーセン
に行く最高の友だちFくん。
専門学校を一足先に卒業し、就職し、息子の社会人の先輩になっていまし
た。
調理師として仕事をし、そして退職し、転職し、自分でも手探り状態で道を
さまよっている最中、卒業祝いに息子に会いに来てくれたんです!
わざわざ息子にバラの花束を持って🌹(それ普通は彼女にやるもんやろ?)
そして、おめでとうの言葉を添えて💖
それは、ちょっとしおれてて、スプレーカラーの、なかなか奇抜なセンスし
てて😅かなり目立っていたはず。
電車の中で持ってて、勇気いったん違う⁈
私は息子より感動しました🤣
今私はその事ボロクソに書いてるけどね🙇♀️
あんた最高の友だちいてるのに、何ももってないってどうゆうことよ!
ほかにもすごいい友達いっぱいいてるやん。
みんな、あんたのこと大好きやねんで、それやのに自分にいいところないって、その子らに失礼ちがうん。
大切に思ってくれる人を持つことこそ、最高にすばらしいことやろ?
あんたなんちゅう贅沢なことゆうてんねん。
何にもいいところないって言わせへんで。
息子は黙って私の話を聞いていました。
たかが人生のちょっとしたつまずき…。
それもスタート地点でバトンを落としたぐらいやん。(バトン落とすほどの
事でもないな。試合にお弁当忘れたぐらいやな😁)
ゴールまではめちゃめちゃ長い。
アラ還のお母さんでも、もうちょっとゴールまではあると思ってるし、
ダッシュはもちろんでけへんけど、歩いたり時々走ったりもしてる!
とにかくゆっくりでいいから進んだらいいやん!
寄り道しながら大事な物を拾い集めて、背たろうて。
断捨離なんて考えんでもいい。全部もって進むねん。
拾った中身、きっとすばらしいものが入ってるはず。
いいもん持つことになるかもよ!
母は、そう信じたのですが🤗
2、3年後の息子
そして現在…
あれから再び実家を出て、通天閣の下のアパートに、ゴキブリと同居するよ
うになった息子から電話がありました。
お母さん今いい?
大丈夫やで、テレビは10時からやし😊
また何か問題発生⁈
私はまた、電気止められた?仕事クビになった?と、ドキドキしながら話を
聞いてみたのですが…
オレ最近調子いいねん!仕事も順調やし、舞台のオーディションも受かって。だからなんか心配で…大きな落とし穴が待ってるみたいで😓
今度はそんな心配かい💢小心者💨
落とし穴はあるに決まってるやん!
あんた「塞翁が馬」って言葉知ってるやろ?幸せと不幸せは交互に来るもんやねん。今までだって、ずっとそうやったやろ?あんたは特に不運の方が多かったように感じてるかも知らへんけど…。
みんなそうやねんで!
だから落とし穴の心配今からせんでもいいねん。
ただ、今が充実してるなら、それに浸っとくねん。十分味わっとくねん。
この微かな幸せは自分のこれからの生きる希望になるはずやから。
でも足元をすくわれんよわうに、用心はしとかなあかんと思うで。
それでも不運は来てたやろ?今までも。
そのたびにあんたは立ち上がってきたやん。進んできたやん!
これからもそうやと思うで!お母さんはそれは断言できるわ。
あんたはなんとか立ち直る人やで😉
失敗することより、何度でも立ち上がることの方が大事やねん。
落とし穴なんていらん取り越し苦労やわ!
て、偉そうに私は語り、単純な息子は
そうやな🌈
と元気に応えて電話を切りました。
それでも大好きな番組には間に合わずTverで見たのですが…。
本日の母のカウンセラー、11時閉店です。
離れて住む子どもたちに、いつまで私の励ましがいらんようになるのか
な…。
こんな自分にさえ、「しんどい気持ち」を毎日持て余しているような
私の言葉。
こんな年になっても
疲れた…。
安らかに死にたい💧
なんて弱音をたびたび吐いている60歳。
それでもズルズル、欲深く毎日「生」を求めているのです。
息子に対しての言葉は、そんな私自身に対して放っている言葉なんだな!と
いうことに気づかされるのです。
🎈ベビーシッターdiary➅🎈
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