ポルトガル生活 1
こんばんは。今日でブログ11日目です。とりあえず10日は過ぎました。
今日はちょっと昔の話をしたいと思います。
私は26歳から31歳くらいまで、仕事でポルトガルに赴任していました。ヴィアナ・ド・カステロという小さな町で暮らしていました。そこに工業団地があり、そのうちの一つの工場が勤め先でそこで経理をしていました。ちょうど現地工場の立ち上げで日本人技術者が何人か先に赴任していて、経理担当として派遣されました。
仕事は英語とポルトガル語がチャンポンでなんとかこなしていました。従業員は4、5人の日本人をのぞいて約100人弱のポルトガル人がいました。
暮らしていたのは工場から車で10分くらいの小さな町です。地方の町という感じで都会すぎず田舎すぎずという感じでした。初めは朝起きてアパートを出ると周りがポルトガル人だらけなのが不思議でした。すごくアウェイを感じたのを覚えています。たまに頭に世界地図が浮かび、日本とポルトガルは地球半周分くらい離れているなあと想像したものでした。
初めのうち、休みの日は町をぶらぶらとしましたが小さい町なのですぐに飽きてしまい、よく車で近くの町へ出かけました。
出かけても何かが特にあるわけでもなく、特に観光地でもないのでいつもの教会、カフェなどがどの町にもあるという感じでした。そこのカフェで日本から持ってきた本を読んだりしていましたが、飽きてしまって本屋に行ってもポルトガル語か、あっても英語の本くらいでしたので新しく仕入れることもできず、雑誌を買って写真を眺めているくらいでした。
長期休みの時は近くの国に遊びに行きましたが、その話はまた次にしたいと思います。