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俺たちはいつでもコミュ障から脱却できるんだ!【普通に会話することを諦めたら、普通に話せるようになった話】
サムネはうしろきさん(@shironoki43)からいただきました!
大好きな森島はるか・・・大好き❤️🥰🩷😘
ありがとうございます!
今回に限らず、パンヤchではnoteのサムネ描いてくれる方を募集しています。
写真でも構いませんので、提供しても良いという作品がある方は僕までリプライやDM頂けますと嬉しいです。よろしくお願いします。
よろしければ使ってください! pic.twitter.com/ZZwknIafyb
— うしろき🎀Skeb (@shironoki43) July 15, 2023
重ねて、うしろきさんありがとうございます。
それでは本題に入ります。
昔の僕はそりゃあもう酷いコミュ障だった。
だったんだ。
今は多分、もう仕事中にコミュ障を発揮することはほとんどない。いやたまにあるけど。
昔の僕は、コミュ障とADHDとHSPとかもうTwitterで流行ってるような、周りから見たら「あの人ちょっとおかしいよね」っていう特徴は全部持ってる人間だった。
誰とも話したくない、というか話せないし、話しかけられても声が小さくてキョドるような典型的なコミュ障。
まずはそんな僕の過去のエピソードから語っていこうかな。
むか〜しむかしの話から語っていくから、みんな心して聞きな。
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1.園児時代のエピソード
僕を語る上では園児時代から遡らないといけないぜ。
まあゆっくり聞きなよ。
あ、前提として僕は「先天的に備わる性格」はあると思っていて、それは大人になっても99%変わらないと思っている。
それを踏まえて聞いてね〜。
もちろん僕は1人で泥団子をどれだけ綺麗に作れるかだけが生きがいの幼稚園児で、自分の興味がないことについてはとことん興味が無かった。園の外に出て広い空き地でオタマジャクシの卵を見て喜んだり、カブトムシや謎虫を見つけて集めたり、都会じゃできない遊びが大好きだった。今思えば園の外に勝手に出て遊ぶってヤバすぎるだろ。(塀の外ではあるけど、園が持ってる敷地みたいなところ。だと思う)
ある日、パンヤ少年が通っていた幼稚園にテレビの取材が来た。他の都道府県はこういう文化があるかわかんないけど、夕方のニュースの合間に「ちびっこタイム!」みたいな枠で放送されるようなやつだ。
それはもう園中大騒ぎで、みんな映りたい映りたいと必死に自分をアピールする日だ。
カメラを向けられると全員ワシャワシャとカメラマンに群がる。
ついにそこで僕が映った瞬間があった!
物心つくかつかないかの僕はもうそんなテレビは覚えてないが、姉曰く、
「アンタ、運動場の木の下で、何もせずに、“居た”のが映ってたよ」
全員カメラに群がると言ったのは語弊があったね。僕以外。
僕はカメラに一切の興味を示さず、ただそこに“居た”だけだった。
恐ろしすぎるパンヤ少年。
カメラの端に映ってただけならまだしも、何もせずに木の下に居ただけってどういうこと???何がしたいんだ。何もしないことをしたかったのかな。
これが僕の園児時代。
自分の中では楽しい園児時代だったんだけど、多分兄姉や親からしたら、「この子は発達障害だろうか」とか、「何かしら頭がおかしな子なんだろうな・・・」とか心配をかけたに違いない。僕が親でもこんな子が生まれてしまったらうわぁ〜…ってなっただろうなあ。
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2.終わりの学生時代(軽くいくよ)
もちろんそんな性格がまるっと変わることはないわけで、小中高と陰キャのグループに属していた。
奇行は止まることを知らず、突然闇の衝動に駆られて、部活中に顧問の先生の顔に石を投げてみて(しっかりほっぺたに当てた)ハチャメチャに怒られたり、公園でエアガンで知らない人を撃ったりするヤバい人間だったのは誰の目にも明らかだった。(え?校正のために読み返してたんだけどコイツ怖すぎか?)
そんなヤバすぎるヤツになかなか友達ができることはなく、そのまま大人になってしまった・・・。
社会人編が始まってからやっと対策が始まります。あまりにも遅い対策。やっと普通の人間編が始まるんだ・・・。
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3.終わりの始まり 社会人編
ヤバすぎ人間として生を受けてから二十余年。こんな僕でも就職ができちゃった。
無職時代を経てから就いた職。本当に最初は辛かった。やる気が無いのはおそらく100人以上にバレていた。
2〜3年目ぐらいまでは、誰とも会話したくなくて、誰とも会話しなかった。業務の連絡だけ話して、仲の良い人なんてホントに誰もいなかった。別に僕はそれでもよかったし、別に今でもそれでいいならそれがいい。
とにかく誰とも仲良くなりたくなかったし、自分の情報はとにかく誰にも知られたくなかった。面倒なので。
けど、その頃に会った外人たちと、カナダ帰りの職員の人に出逢って変わっていった。
日本に来ている外人は、もちろんFreeな生き方をしていた。
ハワイ人なのに陰キャな奴とか、南アフリカ出身で身内が暴徒に殺された身長180超えのお姉さんとか、僕ぐらい狂ってるカナダ帰りのお姉さんとか。
あと2メートル超えたアメリカ人、副業で狩りをしているオーストラリア人。本業で月に100万稼いでいるのに日本で副業している謎のバングラデシュ人・・・。いろんな奴と出会ってしまった。
そういう人たちと関わっていると、「あれ???なんか別に隠す必要はなくね???」ってなってきた。
そして、「世界にはいろんなやべー奴がいるんだから、別に俺はそこまでヤバくないし、自信持って生きてれば良くね???」ってなった。
そして悪魔的発想を思いついてしまった。
「これは・・・無理に自分を隠したりするより、自分をさらけ出して強制的に周りに認めさせた方がいいのではないか???」
この世の渡り方、25年以上経ってからやっと気づいてきた。
それから僕はこんな感じの下記の情報を開示するようになった。
・住所などの個人情報
・ゲームが大好き
・職場の人たちとの交流には興味がない
・別に言ってもらえれば手伝うよ
・タバコ酒パチンコテレビ、みんなが好きなものは全部嫌い
・食事が嫌いで、朝も昼もプロテインだけで済ませている
・喋ることも飲むのも食べるのも嫌いだから飲み会なんて大嫌い
・誰の何にも興味が無い
・休日は絶対ゲームしたい
・テレビは一切興味無いので絶対見ない
・自分のコミュニティを持っているから君たちと無理に付き合う理由は無い
・くだらないニュースやくだらない君達の噂には興味無い
・ゲームが好き
・車はハイラックスに乗っている(田舎の人はどんな車に乗っているかで人を判断しがち。知らない人はどんな車か調べてみてね)
・アウトドアが好きなわけじゃない ゲームがしたい
・アニメや漫画も大好きで、基本オタクが好きなものは好き
・スタイルはいいのに、ファッションには全く興味がない
というか訊かれたらなんでも答えるようになった。全ての質問において的外れな答えが返ってきていることだと思う。
僕は元から「恥ずかしいとか、他人の目が…」とかそういう感情がバグってるので、聞かれたら恥ずかしげもなく答えるようになった。
あくまで聞かれたら答えるだけで、積極的に誰かとコミュニケーションを取ることは殆ど無い。そういうスタイルになっていった。
「君たちに興味はないし、つるむ気もないし、嫌ってもいいですよ」というスタンスでお喋りしていたら、逆に明瞭快活な喋り方になっていった。
隠したいという感情がなくなったので、陰の感じが減っていって、正の感情をハッキリ表に出すようになったかな。
これが功を奏した気がする。
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4.周りへの態度を変えて変わったこと
最初のタイトルから分かるとおり、これによってコミュ障ではなくなった(というかそう見られなくなった)し、周りから良く思われるようになった。
けどもちろん、同時に僕の内側に秘めた気が狂った情報を開示しているので、改めて“コイツはマジモンだ・・・”と思われてしまうことになった。
朝も昼も変なプロテインだけ飲んでて、食事で喜んだりしないし、絶対に酒は飲まないし、喋るのも嫌いだし休日に外に出たいなんて絶対思わない。
そんな奴が田舎に爆誕してしまったら、みんな「えっ・・・?何を楽しみに生きてるワケ・・・?」みたいになる。当然だ。
どんなにドン引きされても、本当にそうだから仕方ない。という態度で話せば相手も理解はしてくれる。多分「コイツはヤバいやつだ」と。
職場の99%の人は僕とちょっと大きめの距離を取って接してくれるようになった。
僕もみんなも、今は距離感がわかってきた。
でもこうなると逆にフレンドリーになる人も出てきたし、本当に仲の良い人たちも現れた。
初めて職場の人たちと遊んだ話については、僕史上1番の熱量で書いてるから読んでみてね。
今、人間関係で悩んでる人って本当に多いと思う。
働いている人もそうだし、働いていなくてどうやったらコミュ障が治せて社会に溶け込めるか不安な人もいると思う。
そんな人に言いたい。
君のままでいいから、嫌われてもいいっていうある程度の諦めを持って、自分なりに元気にいこう!
ってことです!
全員と仲良くなりたいって思うこととか、自分を知られたくないから隠して生きていきたいって思うことは諦めな!!!
流石にそれは社会において難しすぎる!自営業でも厳しい!!!
だから、諦めよう。僕らみたいな骨の髄までオタクな奴らは全員に好かれることなんて無いんだから。
どれだけ行動が謎でも、言葉遣いがオタクでも、別に悪いわけじゃない。責められる謂れはないわけで。
みんなも自分なりに生きていこうな。
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