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海外協力隊ぱんじゃ日記🇨🇴7日目『語学学校スタート/やっぱり何かがおかしい』

1月13日(月)

夜中3時に目が覚めてしまって眠れない…。
些細な体の変化などが気になって不安になってしまう。

自分がつくづく不安症すぎるのかなとそれも不安になる月曜の早朝。



それでももう一度何とか寝れて(怖い夢を見てしまったけれど)気を立て直して1日がスタート!

朝7時前に健康管理員さんに連絡。

日曜日もお腹がゴロゴロして喉が鳴る感じ(空気が上から出そうな感じ)があり心配になったから。吐き気はなくなってとてもありがたい。



このとき自分が不安症なことが不安で

「不安症で毎日連絡すみません」
とか
「なかなか協力隊向きでない“びびり”だなって思ってます」
とか
「不安がりですみません。報告しただけで安心できます。聞いてくださりありがとうございます。」
なんて書いている。



健康管理員さんのレスポンスはすごく早い。
今日様子を見て調子が戻らなかったらお医者さんに相談しましょうと連絡をくださいました。

昨日の食事内容も報告したので、ポテチはまだ早いですよとちゃんと注意もしていただきました。笑

朝ごはん 食べれるようになって嬉しい!




語学学校まではホテルから歩いて30分くらいと聞いていましたがこの日は初日のためJICAが語学学校までバスで送ってくださいました。

片道はタクシーにすることが多いと聞いていたので、病み上がりの私は帰りはできれば無理せずタクシーで帰ろうと思って出発。特にこの日は長い。夜に大使館公邸でのお食事会を準備していただいていました。



語学の授業は10人が3クラスに分かれて2時間×2コマ。
先生は順番に入れ替わりで3人が全クラスを担当してくださる2週間のローテーションが組まれていました。

8:30スタート
10:30~11:00休憩
13:00まで


語学クラスは少人数で




授業後はみんなでランチを食べて帰ることに。

ランチはスープだけ何とか飲めました。
でもまだ正直「美味しい」とは思えない…。


飲めたスープ
語彙力がなくてスープだけと
伝わってなくてセットがついてきた。
同期が食べてくれました。
美味しそうと思えたことが前進。


ただ前は匂いを感じるだけで気持ち悪くなってしまっていたコロンビア料理が、同期が食べる料理を見ておいしそうと思えるようになったことに進歩を感じられて嬉しい。



結局何とか頑張れそう、と思ってみんなで40分くらい歩いてホテルまで帰りました。

身体がしんどい間はなかなかそういう機会もなかったけれど、授業の間や食事、語学学校の帰り道に同期のみんなと小さな不安やなんでもない話をできることでちょっと心が軽く楽になりました。^^


帰り道に通った公園の壁画




夜は大使公邸にご招待いただきました。

今のコロンビア大使はJICAに出向されていたこともあり、JICAに、そして協力隊事業に非常にご理解があり応援してくださっているとのこと。

協力隊が赴任しただけで大使公邸に招待していただけることは当たり前ではないらしい。

感謝の気持ちを持ちながら初めての大使公邸へお邪魔しました。

大使と大使館で働く方々とJICAの職員さんと私たちで大きなテーブルを囲んで日本人シェフの美味しいお食事をいただきました。



…といっても今はまともな食事をほとんどとっていない身。
無理はしないと心に決めて会食がスタート。

食前酒も我慢できず一口だけいただいて、前菜をいくつかいただきました。
おいしい!!…でも

胃がきゅるきゅるきゅーと締め付けられる感じ。
これはまずい、胃がびっくりしている、きっとこれ以上食べてはいけない…

申し訳なさと悲しみもありながら、身体の反応で今の自分の状況を確信したので、同期隊員の皆様に代わりに食べていただきました。

食べれたのは前菜の一部とデザートのみ。

大好きなお寿司を、目の前で人にあげる日が来るなんて、しかも次はいつ食べられるかわからない状況で。大変悲しいけど仕方ない。><



みんながご馳走を食べる中、エンドレス水を飲み続ける3時間。

本当に準備いただいたのに招待いただいたのに申し訳ないけど、なかなかつらくてちょっと泣きたくなりました。

久々にがっつり動いて、身体もちょっとしんどくて眠さも…。

大変申し訳ない3時間になってしまいました。



しかし、大使とお話できたり、同期隊員のみなさんが色々なお話をされていて刺激的な時間でもありました。

一人ずつ自己紹介をした際に、赴任先のカルタヘナ市の教育現場で、日本のYAMAHAが行っているプロジェクトがあることを教えていただきました。

私はYMAHAスタートで音楽に出会い、音楽が大好きな人間です。何か自分の好きがつながる場面に出会えたらとっても幸せだなぁと思いました。

大使さん、そして同期隊員のみなさまが今までの経験、知識が豊富すぎて、驚く時間でもありました。私も少しずつ経験や教養を身に着けていきたいなぁ…。



そういえばホテルにはランドリールームがあって、1回$9,000(コロンビアペソ)=日本円で300円くらい、使っているのですが、

大使館に行く前に洗濯を回し始めるとなんと時間がだんだん延長して間に合わない事態に><

ホテルのスタッフさんにつたないスペイン語単語と辞書で引いた言葉を使って、取り置きをお願いし、出発。

帰宅時最初通じなくてちょっと焦りましたがなんとか取り置きしてくださっていた洗濯物を引き取ることができました。ありがたい…!



そんなこんなで疲れ切って夜。
毎日早く21:30や22:00には寝ていたので21:30ごろの帰宅に身体も限界。

初日からどうかと思いましたが、語学学校の宿題も終わってないけどシャワーを浴びて寝ることにしました。体調第一。



そして夜22:00ごろ、VCさん(JICAのボランティア調整員さん)に連絡しました。大使館での3時間を経て私は思った。こんなことで病院に行っていいのかはまだ迷うけど、でも絶対今の状態は普通じゃない。病院に連れて行ってもらおうと。

このときVCさんにも
「1番しんどいときからかなり回復したので、こんな状態でも病院受診していいのかわからないのですが」と書いています。



すぐにお返事くださり、語学は出れそうだから出て、その後受診できるようにすぐ予約までしてくださいました。本当にありがたい。

ボランティアしに来たのに、迷惑しかかけてなくて悲しい気持ち。
吐き気なくなって嬉しいのにつらい。

そんな初めての月曜日でした。


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