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悲しくてやりきれない。
『悲しくてやりきれない』という曲がある。
昨日インスタを何となく見ていたら、芸人さんがこの曲を歌っていて、改めていい曲だなぁと思い、今日は一日中聴いていた。
1968年に発売されたザ・フォーク・クルセダーズの楽曲。
私の世代でも一度は耳にしたことのある曲だと思う。
最近だと映画『この世界の片隅に』で、この曲のカバーが使われていた。
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに告げようか
今、この様な気持ちの人が多いのではないだろうか。
この限りない むなしさの
救いはないだろうか
このもえたぎる 苦しさは
明日も続くのか
『この世界の片隅に』で使われていた時に、この歌詞には、今の世の中よりもっと残酷で苦しい時代の想いが込められているイメージを持っていた。
だが、いつまでこの状況が続くか分からず、世の中がどうなるのかも分からず、自分の今後も分からなくなっている今、私にはこの曲がとても染みた。
やるせなさ、モヤモヤ、むなしさ、苦しさ
色んな人がこれらと戦っていると思う。
この曲を歌うことで、少しは心を落ち着かせることが出来るかもしれない。
色んな時代の色んな人の想いを投影出来る曲ってすごいなぁとしみじみ思う。