７億円ときゅうり

昨日は、年収７億円のサラリーマンと会いまして（！）
いや正確に言うと、お会いした方は成功報酬型の企業に勤めていて、同僚の中で１番稼いでる人がそのぐらいの金額、との事なんですが、察するにその人もそんくらいは行ってるんじゃあないかしら、と思った次第です。

７億円もあると、居酒屋を何店も経営したり、マンションを１棟買ったりしているそうなんですが（ヒェエ）稼げば稼いでる程の苦労もあるらしく、例えば住民税なんかがエグいそうです。ほら、あれって去年の稼ぎに対して税が掛かってくるでしょう？去年と同じぐらい稼げてればいいけど、そうでないとねぇ……（メンタル弱い私にはできない仕事だ）

そして意外だなと思ったのが「稼いでるヤツは全員独身」という情報。マジですか。曰く「俺を好きなのか、金が好きなのか分からなくて怖い」とのことです。あぁそりゃそうだよね……。

知人に、美人で「旦那があんまりタイプじゃない」って言ってる人がいて「なんで結婚したんですか？」って聞いたら「だってお金持ちだし、安心して子育てするにはいっかなーって思って？」と、真顔で言われて血の気が引いた事があります……。まぁ結婚って、恋愛というより打算、な感じもしないではないw

でも実際、年収７億円も稼ぐ男性は、うーん、うまく言えないけど……ある程度お金をザブザブ使う女性との方が相性良いんじゃないでしょうか？例えば彼は、お味噌汁に白ごはんと卵焼き、なんて献立を食べて美味しいと感じられないんじゃないかな？前澤さんとかホリエモンが３パック98円の納豆ごはん食べて美味しいって言ってるイメージ無いんだけどw

７億……年収７億あったら何します？

私も１度だけ３高のイケメンとお付き合いした事があって、友達もそりゃ〜上流階級だったんだけど（政治家の息子とか）私のことを好きになってくれる様な人だったんで、食べ終わった鮭の皮を焼いたヤツが好物だったり、鯖缶が食べたくて私に調理をお願いする様な、素朴な一面があったのね。

そんな彼と六本木ミッドタウンの中華屋で夕飯を食べた時、彼が颯爽とたたききゅうりを注文した。確か700円以上はしたと思うんだけど。一口食べた彼が「あぁ〜〜こう言うの食べたかったんだよねぇ……！」と眉間にしわを寄せて喜んでいた。

彼は頭が良くて仕事が大好きで、ものすごく稼いでいたし、ものすごく働いていた。深夜にごく狭いマンションに帰るとカップラーメンを啜り、その眠気を利用して寝る、という様な生活をしていた。社会的にものすごく役に立っている人間だけれど、たたききゅうりを700円払わないと食べられないのだ。一方でちゃらんぽらんの私は、ぜんぜん稼いでないし社会の役にも立ってないし喧嘩も沢山してきたけど、たたききゅうりを50円もしないで食べられるのです。

私自身が食に人生を捧げているのもあるし、費用対効果とか時給って考えると一概に言えないけど、たたききゅうりを美味しそうに食べる彼をみながら「お金ってなんなんやろな〜」と寂しい気持ちになったのでした。

いずれにせよ、私のごはんを「美味しいね」って食べてくれる人と、一緒に生きていきたいものです。

#料理 #健康 #ライフスタイル #ぱねかみの節約ごはん