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~読破時間6分~ 【敵を知る】 親知らず抜歯を迷っているあなたへ

~はじめに~

これは、来月3月上旬に下両側親知らず抜歯を決意した中年男性の、苦悩と冒険の物語である。
(プ〇ジェクトXのテーマをここで流す)

~知恵の歯~

wisdom tooth

英語でのヤツの呼び名である。

直訳は「知恵の歯」
大人になってから、つまり「知恵がついた頃」に生えるのでそう呼ぶ。

変にイカした名前だから困る。
ミドルネームに欲しいくらいだ。

wisdom パンドラ tooth、、、これでは私がミドルになってしまう。
早々に却下だ。

日本での親知らずという呼び方の由来は諸説ある。
・親が知らないうちに生えてくる
・親(乳歯)がいなくても生えてくる
などなど

生えてくるかは個人差があり、全く生えてこない人~上下両端コンプリートして生えてくる人と様々。

自由気ままでうらやましい限り。
ある種、人間より人間らしい生き方をしているのかもしれない。

~なぜ生えてくるの?~

まずは意識を、太古の昔まで飛ばしてもらいたい。
我々人間は、元は木の実などの硬いもの中心の食生活であった。

そのため顎の骨がとても発達しており、親知らずが生えてくるスペースが十分あった。

時を戻そう。
現代の食生活では、子供の頃から軟らかいものを食べることが多くなった。

私も幼少期を思い返すと、固いものを食べていた記憶が今のところ見当たらない。

それに伴いよく噛むという習慣も薄れ、顎が十分に発達しなくなった。その影響で親知らずの生えてくるスペースが足りなくなり、きちんと生えなくなるケースが増えてきたわけである。

顎が衰えていったことが良いのか悪いのかはわからないが、食べ物を食べる上で顎は大切である。

その上で今思い返せば、給食で固いグミがデザートとして出ていたのは、我々の顎を思っての事だったんだと今更ながら実感した。

給食に感謝である。

ちなみにそのグミ、毎回下校するまでキャンディの如くなめていたのはここだけのお話し。

~抜歯すべきか~

結論

抜歯せよ

以上

なぜなら、遅かれ早かれ口腔トラブルにつながるためである
※トラブル例
・親知らず近辺の虫歯、歯周病が増える
・横向きに生えていた場合、歯列が歪む

「抜歯しなくても大丈夫!安心して!!」という言葉を皆は期待していたであろう。
私も歯科医から話しを聞くまでは、”痛くないし大丈夫じゃね?”と淡い期待を抱いていた一人であった。

その気持ちは十二分にわかる。
がしかし現実である。

君らは一人ではない。

ただ、現実である。

~おわりに~

人間、得体の知れないものに恐怖する。

これで皆にも、なんとなく敵の姿形が見えてきたであろう。
戦う心構えもできるというものである。

次の手記では、ヤツとの出会いを記そうと思う。

【To Be Continued…】

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